のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

次第に夏の花が‥。

2014-06-27 09:10:09 | 日記

 ここ3日ばかり、公園とその付近では、夏の花が目立ってきた。

 夏の花の代表格・向日葵。

                

 

 

 ヒメヒオウギとアガパンサス。

                       

                     

    

 

 ムクゲも少しずつ、花を開き始めた。

             

 

 

 名まえを知らない黄色い花と、桔梗。

            

 

 

 ほおずきはまだ緑ながら、立派な実を付けていた。

 向日葵と並ぶ夏の花の代表格・カンナの花。 (田舎の庭にカンナがよく咲いていたなあ‥。)

 真っ赤なグラジオラスの花は、生命力に満ちている。

      

 

 

 公園の傍のマンションのお庭で、これまた真っ赤なアメリカデイゴの花が咲き出していた。

           

 

 


 

 

 

 このように夏の花が目立つようになった公園だが、紫陽花は、多少花の色を褪せさせながらも、まだがんばって咲いている。

 公園の今年の紫陽花は、たぶんこれが最後になると思うので、百合と一緒に載せさせていただきます。

            

                  

 

 


 

 

 ≪余録≫

  水曜日(25日)に行ったダンスパーティで、素敵に踊っておられるカップルを撮らせていただきました。

  このカップルは、ラテンもスタンダードもお上手で、私はいつも憬れの眼で眺めています。

  下の写真はタンゴですが、今回はシャッターチャンスを逃して、ピクチャーポーズは上手く撮れませんでした‥。

                   

 

                                   

       

 

 

 

 

 


今日(6月23日)のこと

2014-06-23 20:36:38 | 日記

 今日は、今度白内障の手術を受ける行岡病院に、目の再検査をしてもらうために、行くことになっていた。

 予約時間の11時前に病院に着き、検査を終わって病院を出たのが12時半過ぎだったかな?

 せっかく出掛けたのにそのまま帰るのはもったいなくて、地下鉄で行ける「長居公園」に行ってみようと思い立った。

 天六駅から地下鉄に乗るべく歩き始めると、道路の向かい側の大きなビルが、他のビルや青空を、ハッキリクッキリ映していた。

 そのあまりの見事さに私は圧倒されて、人混みの中でカメラを取り出しシャッターを押してしまった。

                       

                           

 

 

 天六から谷町線で梅田に出、30分の乗り換え時間の間に軽い食事を済ませ、再び地下鉄(今度は御堂筋線)に乗って、長居へと向かった。

 長居公園に着くと、いつものように、植物園を目指して歩く。

 植物園までの道の途中で、緑がいろんな表情を見せてくれた。

                         

                 

 

 程なく、植物園の入り口に到着。

 でも、なんか様子が変…。

 入り口付近には人が誰もおらず、ひっそりしている。

 目の悪い私は、入り口のすぐ傍までやって来て、やっと気が付いた。

 今日は月曜日で、植物園が休園日であると!

 あ~あ、ガッカリやなあ!

 でも気を取り直して、植物園の入り口の門の隙間から、植物園のエントランス部分の写真を撮って、あっさり諦めることにした。

                     

 

 

 そうは言っても、そのまま帰るのは幾らなんでももったいない。

 私は、植物園の外側の道を、歩いてみることにした。

 路は初め、緑の中を通っていく。

 これだったら、思いっきり森林浴ができるというものだ。

                   

                   

                  

 

                

 休園日を利用してか、畑に花の苗を植えておられる人たち。(左)

 緑の中に立つ、可愛い子ども(天使?)の銅像を、今日初めて見た。(右)

     

 

 

 しばらく行くと、路は緑を抜けて、スタジアムや運動場の傍を通っていく。

 陽射しを遮るものが無くなり、私はやや疲れてきた。

     

 

                  

 

 

 それでも、長居公園の小さい方の周回道路を一回りして、私は地下鉄長居駅に戻ってきた。

 そこからは、御堂筋線一本で中津へ。

 

 地下鉄を下りて我がマンションに近づくと、ベランダのゴーヤのカーテンが、2日しか経ってないのに、ぐっと緑の量を増やしているように感じられて、ま

た写真を撮ってしまった。(コレって、親バカ!?)

 今年初めて咲いたハイビスカスの花も一緒に。

        

 

 


 

 

 今日・6月23日は、『沖縄戦終結の日・沖縄慰霊の日』でもある。

 日本の中で、唯一、地上戦が行われた地・沖縄。

 そのため、多くの民間人が、激しい戦闘に巻き込まれ、命を落とした。

 糸満・摩文仁の丘からは、追い詰められた多くの母や子が、海に身を投げた。

 その、摩文仁の丘と、その傍に造られた平和祈念公園。

                  

                      

 

 

 平和公園に建てられた「平和の礎(いしじ)」の前で、祈りを捧げる家族たち。

         

 

 

 私は今日改めて、『対馬丸』の悲劇に思いを巡らせた。

 終戦の前年、学童疎開船として、たくさんの児童を乗せて長崎に向かった‥対馬丸。

 途中、アメリカの魚雷の攻撃を受けて、沈没してしまった。

 その時亡くなった子どもは1400人に及ぶそうだ。

                 

                   

 

 『戦争』は、人間が犯す、最大の罪悪。

 この先、絶対に戦争を起こしてはならない。

 私は今日改めて強くそう思う。

 そして、日本が戦争に加担する国にならないために、どうか国民みんなが、力を合わせられますように! 

 願うだけではダメなことは分かっているけれど、非力な私は今は願うしかない‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

 


きのうの朝のこと。

2014-06-22 12:59:54 | 日記

 昨日の朝は、ちょっと遅れてラジオ体操に出掛けた。

 途中の市営住宅のお庭の花(未だに名まえが思い出せない‥)が、昨日、とりわけ可愛く目に映った。

 写真を撮ってると更に遅刻することは分かりながら、やっぱり撮ってしまった。

                       

 

 

 公園では、ハマユウの白い花がもう咲いていた。

 今までにも咲いていたんだろうけど、目に入らなかった。 (よく見ているつもりなのに、イイカゲンなもんやな‥)

                  

 

                  

 紫色の花(これも何回も撮っているが、名まえが分からない)の周りを、一匹の蜂が飛び回っていた。

 右は、昨日初めて目に入った、カラーによく似た黄色い花。(葉っぱの一部も黄色い)

        

 

 

 公園のサクラの葉の一部が色づいている。 なんでやろ?

                 

 

 

 公園のお世話をしてくださっているHさんが、この間から痛風に罹られて足を引きづられている。

 一昨日のダンスで体がバラバラだったのに、私が昨日公園に行ったのは、Hさんのその後の状態が気になっていたからだ。

 嬉しいことに、Hさんの足の痛みは、だいぶマシになっておられるようだった。

 そのHさんが、お裾分けだと言って、故郷(鳥取)のお姉さんが送ってくださった葡萄(デラウエア)を、3袋も下さった。

 まだ足が痛いのに、わざわざマンションまで取りに帰られて、持ってきてくださったのだ。

 

 帰ってから、先日田舎の姉から送られてきたアムスメロンと、Kさんから戴いたジュースと一緒に(果物つながりで)、写真におさめた。

 Hさん・姉上・Kさん、本当にありがとうございました♪

                  

 

 

 

 

 

 

 


緑のカーテン、ほぼ完成!?

2014-06-22 09:50:46 | 日記

 最初のゴーヤを植えてから、約1ヶ月半。

 緑のカーテンが、ほぼ完成した。

                  

 

             

 

 下に降りて、ベランダを見上げて撮ってみた。

 一週間遅れで植えたのが2本あるため、生長にバラツキがあって、あんまりカッコ良くないけれど、一応載せておきます。

                  

               

 

 

    


今朝の公園(&付近)の‥アレコレ

2014-06-19 16:30:24 | 日記

 ≪公園の花たち≫

              

 

              

 

               

 

 

 ≪淀川の土手から≫

                  

                

 

 

 ≪公園に戻って…又オチョケて、“影”などを写してしまいました≫

     

 

                                                      

   

        

 

                  

 

               

 

 

 ≪公園付近の花たち≫

  初めて見た、変わった紫陽花。

                     

 

 方々で、アガパンサスが咲き始めた。

       

  

                 

        

   

              


今年のゴーヤに異変!?

2014-06-19 15:09:43 | 日記

 ゴーヤのことを書く前に、Nさんからの、いつもながら(否!いつにも増して)ステキな絵てがみを、載せさせていただきます。

                        

 

 


 

 

 (では、タイトルのゴーヤの話に戻って…)

 今年は早めにゴーヤの苗を買ってきて植えたのに、一つのプランターの2本が相次いでダメになってしまったことは、以前のブログに書いた。

 そんなことは今までにはなかったことだが、その後も、近くのお花屋さんで買ったゴーヤに、今までにはなかった異変?が起きた。

 異変って? 苗を植えてまもなく、まだ丈がほとんど伸びていないというのに、ゴーヤの花が咲き始めたのだ。

 (しかも花をつけるのは、後から植えたゴーヤだけで、最初から植えた2本は、丈を伸ばし葉っぱを大きくしているのに、花は一つもついていなかった。)

 私は、こんなに早く花が咲いたのでは、ゴーヤ本体の生長に良くないだろうと、初めのうちは、花や花芽を摘みとっていた。

 でも、次から次へと花芽がつくので、途中から諦めて、花が咲くのに任せていた。

 するとある日、花の下に、ちっちゃいながらゴーヤの実が生っていたのだ。

             

              (まだ生って間もない実)                   (少し前に生った実)

 

 私はどうせこの実は途中で落ちてしまうんだろうと思いながら、とりあえず、上の写真を撮っておいた。

 

 

 しかし、私の予想ははずれて、ゴーヤの花はどんどん数を増し、生った実は落ちずに、そのまま生長を続けている。

            

 

 

 そして今朝計ってみたら、一番最初に生ったゴーヤは、ゆうに7センチを超えて生長していた。

                      

 

 こんなに早く実がつき、大きくなるなんて、今までになかったこと!

 これはやっぱり、一つの“異変”ではあるまいか!?

 

 ※と思ったけれど、考えてみるに、実を早く生らせたゴーヤは、値段の安いありふれたゴーヤの方だ。

  (私が最初に買ったゴーヤもそうだが)今のゴーヤはいろいろと品種改良されている。 (したがって、値段も高い!)

  早く実を付けたのは、そんな品種改良などされていない、“昔ながらのゴーヤ”だったのではないかしら?

  やっぱり、植物でも動物でも、品種改良されていない原種のものの方が、生命力が強いのではないだろうか?なんて思ったりもしている。

 

 


 

 

 ≪付録 公園の紫陽花≫

                      


≪コンサート≫の後は、「近大のマグロ」を食べに!

2014-06-17 18:34:22 | 日記

 先週の土曜日(14日)は、久しぶりのコンサートだった。

 バイオリンの千住真理子さんと、ピアノの横山幸雄氏の、デュオ・リサイタル。

                        

 

 千住さんのバイオリンも、横山氏のピアノも、別々には何度か聴いたことがある。

 でも二人が一緒のデュオ・コンサートというのは初めてで、ちょっと雰囲気的には違う感じもするお二人が、どのようにコラボされるのか、興味があった。

 パンフレットには、「大人のデュエット」と書かれている。 (な~るほど!)

 

 今回のコンサートで演奏される曲は、私でもよく知っていて、大好きな曲ばかり!

 先ずは、『アメイジング・グレイス』と『アルビノーニのアダージョ』。

 続いて、ベートーヴェンのピアノソナタ・『月光』と、同じくベートーヴェンのヴァイオリンソナタ・『春』と『クロイツェル』。

 『月光』はもとより、『アルビノーニのアダージョ』や『クロイツェル』を聴くと、私の心はいつも、切なさと激しい高揚感で満たされる。

 今回のコンサートでも、その思いは存分に叶えられた。 

 

 千住真理子さんと横山幸雄氏…初め聞いたときは「ちょっとミスマッチ!?」なんて思ったりしたが、なかなかどうして!

 さすが、バイオリンとピアノの世界でトップを行く二人だけあって、お互いがお互いを引立て高め合う、素晴らしい演奏だったと思う。

 これからも、一年に一回くらいはデュオ・リサイタルを開いて、お二人の世界を更に豊かな深いものにしてほしいナ!と、思ったりもした。

 


 

 

 コンサートの後私たち(Kさんと私)は、グランフロントができて以来大人気の“近畿大学のマグロ”を、この際一度食べてみようということになった。

 ただ、近畿大学のマグロは超人気で、5時の開店まで、行列を作って待たなければ入れない。

 私たちは、30分くらい並んで入れなかったら他のお店に変更しようと、とりあえず(すでにできていた)行列の最後に並んだ。

        

 

 待つこと、30分。

 私たちは、カウンター席ながら、何とか入ることができた。

 5種類のお刺身の盛り合わせ(2,700円也)と、ご飯・赤だしを注文。

 先ずは、豪華なお刺身の盛り合わせが運ばれてきた。

 普通だったらここで写真を撮るところだが、カウンター席で狭く落ち着かなかったので、それは止めて、食べることに専念した。

 さて、お味は~?

 う~ん、マアマアってとこかな?

 余りに人気があるので一度は食べてみたくて行ったけど、私のような年配女性は、やっぱりもっと落ち着いた雰囲気の処で、少量でも美味しいものを

ゆっくり食べる方がイイ! というのが、今回の結論でありました。

 


 

 

 タイトルには書いてないけど、この日の朝の公園の花を、少し載せさせていただきます。 

 相も変わらぬ、紫陽花(と百合)。

          

 

                 

                      

 

 白い紫陽花に珍しくチョウがとまったので、慌ててカメラを向けたが、ややピンボケになってしまった…。

                   

 

 保育園の庭で、笹が新しい葉を伸ばしていた。

 もうすぐ、七夕!

 園児たちがこの笹に嬉々として七夕飾りを付ける日も、もうすぐやって来るだろう。 

 子どもたちのはしゃぐ声と笑顔が浮かんできて、私の顔もほころんだ。 

                   

  

  

 

 


“東洋陶磁館”の、≪蓮≫をテーマにした展覧会

2014-06-12 15:33:00 | 日記

 先週の「日曜美術館・アートシーン」によって、現在東洋陶磁美術館で、≪蓮≫をテーマにした展覧会が行われていることを知った。

                 

 

 この展覧会は、長年蓮を撮り続けてこられた≪六田友宏(むだ・ともひろ)氏の蓮の写真・40点≫と、≪蓮の文様が描かれた、美術館所蔵のやきもの・60点≫とのコラ

ボレーションの中から、“蓮の魅力”に迫ろうというものだった。

 東洋陶磁美術館は、いつ行っても、とても心が落ち着く場所だ。

 加えて今回は、六田友宏氏(失礼ながら、今回初めてそのお名前を知った‥)が撮られた、蓮の世界を見ることができる!

 

 私は昨日早速、美術館を訪れた。

    

 

     

 館内は落ち着いたたたずまいで、ガラス窓の枠越しに見える堂島川とその周りの緑が、いっそう心を落ち着かせてくれる。

                  

 

 

 “蓮展”は、何室かの小部屋に分かれて行われていた。

 (写真を撮ることはできないので、テレビとパンフレットから、作品のほんの一部を載せておくことにします。)

      

                   

                 

 

 展示されたやきものは今までに見たものが殆どだが、今回六田氏の写真とコラボすることによって、やきものたちは、より生き生きと存在感を示し、新し

い魅力を放っているように思えた。

 六田氏の写真の中には、すごく魅力的な作品があって(紹介できなくて残念!)、私も、蓮の花の写真を撮りに行きたくなったりした。

 (もちろん、六田氏のような写真は撮れないけれど‥)

 

 “蓮展”以外にも、とても魅力的な展示が行われていた。

 それは、「ペルシャの陶器~オリエントの輝き」という特集展だった。

 その中から、私が好きだった作品を何点か、載せさせていただきます。

   

 

     

 

 

 満足した気分で美術館を後にした私は、しばらく美術館の周辺をぶらついた。

 土佐堀川の向こうに仲良く並んで建っているビルが、何だかちょっとオランダの風景めいて見えた。(2枚目の写真)

                    

                  

 

 

 「光世証券」のビル、だいぶ古そうだけど、とっても雰囲気があるビルだ。

            

 

 

 バラ園まで歩いた。

 でもバラ園の薔薇の花は、全部きれいに摘み取られたあとだった。

 その中で、一株だけ花が残っていた薔薇と、ちょっとヘンテコリンな黄色い花。(名まえは分からない)

  

 

 

 帰り道で、目に止まった情景。

                   

                     

                   

 

 

 帰りは梅田に寄って、大丸百貨店で夕食を食べた。

 大丸レストラン街(16階)の隅っこに立っている馬の人形?が可愛かったので、写真に撮ってしまった。

                       

 「うまたん」って言うんだって!

 ちょっと暗くて分かりにくいけど、手にはちゃんとニンジンを持っているんだよ!

 これからもヨロシクね♪(って言っているみたい‥)

 

 

                    

 

                  

                       

 

 

 

 

 

 

 

     

 


紫陽花と百合、そして…。

2014-06-12 15:26:45 | 日記

 公園では今、紫陽花と百合が、ほぼ満開だ。(百合はまだ蕾も多いけど…)

 

                       ~公園のアチコチを彩る紫陽花~

   

 

                                    

 

                             

 

 公園のすぐ近くのマンションのお庭でも、紫色の紫陽花が、外にはみ出さんばかりに咲いていた。

                  

 

 

 紫陽花に負けじと、最近は百合の花も、ぐっと数を増している。

    

 

 紫陽花と百合の共演。

                 

 

 

 百合のアップ。

              

 

 

           

 

 

                   

 

 


 

 

 今朝道を歩いていて、ふと足元に目をやると、コンクリートの割れ目が、なぜか存在感をもって迫ってきた。

 たかがコンクリートの割れ目だけれど、なんか気になって撮ってしまった。

 (ちょっと気持ち悪い感じもしますが、お許しを!)

      

 

          

 

                  

 

 


 

 

 コンクリートを眺めながら歩いて、市営住宅前の小さな公園まで来た。

 この公園に植えられているタチアオイと、名まえを忘れた黄色い花(後でビオウヤナギだったと思いだした!)が、もう咲いていた。

 タチアオイは、なんか夏の花のような気がするのに‥。

 季節の移り変わりは、ホントに早いナ!

            

 

       

 

 この公園では、白と紫のガクアジサイも咲いていた。

 この色のガクアジサイを見るのは、今年初めて。  写真に撮った。

                    

                 

              

       

 

           

    

  

                


何故か心惹かれる、≪熊谷守一≫の世界

2014-06-10 17:29:49 | 日記

 彼は、東京・池袋の一軒家に住んでいた。

 その一軒家の庭で、彼は日がな一日、虫や花などを眺めて暮らしていた。

                   

 

 彼の名は、熊谷守一。

 1880年に生まれ、1977年に97歳で没した。

           

 

 

 熊谷は猫が好きだった。

 飼い猫の他に、野良猫も自由に家に出入りできるようにしていた。

 下は、生まれつき目が見えない猫で、熊谷が一番可愛がっていた猫だそうだ。

                  

                                「猫」 (1965年)

 

 次は、熊谷が自宅の庭の花や虫を描いたもの、2点。

                 

                               「豆に蟻」 (1958年)

                      

                                    「ハルシヤ菊」 (1954年)

 


 

                        

 

 6月1日の「日曜美術館」は、熊谷守一の特集だった。 (『ひとり“命”の庭に遊ぶ~画家・熊谷守一の世界~』)

 私はそれ以前にも彼の作品の幾つかを知っていて、とってもステキな絵だと思っていた。

 そして今回、番組を通して彼の人生と絵とをより詳しく知ることによって、熊谷守一の存在と絵は、私にとってますます魅力的なものになった。 

                               

 

 熊谷守一は、二十歳で入学した東京美術学校を、首席で卒業。

 (同期には、青木繁などそうそうたるメンバーがいた。)

 卒業後描いた「自画像」は、名立たる展覧会で受賞し、将来を嘱望されてもいた。

 しかし、母の死をきっかけに、彼は東京を離れて故郷の岐阜に帰り、絵の世界から遠ざかる。

 数年後再び上京し42歳で結婚、子どもも次々と生まれるが、彼は絵を描こうとはしなかった。

 生活は困窮し、妻からも絵を描いてほしいと頼まれるが、彼はどうしてもお金のための絵が描けなかった。

 そんな中で不幸が起こる。

 次男の陽が、わずか2歳で、肺炎で死んでしまったのだ。

                    

                            「陽が死んだ日」 (1928年)

 彼は泣きながら上の絵を描いた。

 でも絵を描いている自分に気づき、嫌になって途中で止めたのだそうだ。

 

 その後も熊谷は、なかなか絵が描けなかった。

 その彼に友人が日本画を勧めた。

 勧められて当時描いた日本画、2点。

                 

                               「蛙子」 (1940年)

                      

                                 「蒲公英に蝦蟇」 (1938年)

 

 熊谷は、日本画から、絵を描くヒントを少し得たようだった。

 しかし戦後まもなく、熊谷を2度目の不幸が襲う。

 21歳になったばかりの長女を、結核で亡くしてしまったのだ。

 彼の悲しみは、もちろん深かった。

 しかし彼は、今度は8年の歳月をかけて彼女の死と向き合い、模索の末、一枚の絵を描く。

                    

                            「ヤキバノカエリ」 (1948年~1955年)

 

 70歳過ぎ、病をキッカケに、熊谷はほとんど外出しなくなる。

 彼は一日の大半を庭で過ごした。

 夜になると、「学校に行ってくる」と言って、アトリエにこもって、1~2時間絵を描いた。

 それでも冬になると、「冬眠だ」と称して絵は描かなかった。

 愉しみは、妻を相手の囲碁だけだったそうだ。(それも、いつも負けてばかりだったとか…)

                  

 

 そんな生活の中で生まれた、斬新で温かみのある彼の絵の何点かを、次にあげておきます。

                 

                               「雨水」 (1959年)

                 

                                「雨滴」 (1961年)

 

                   

                               「紅葉」 (1961年)

 

                 

                               「あじさい」 (1966年)

                  

                            「朝のはぢまり」 (1969年)

 

 一番最後の「朝のはぢまり」は、朝目覚めた熊谷が、雨戸の節穴から射し込む光を描いたものだそうだ。

 

 最後に、題名は分からなかったけれど、私が好きだと思った4点の絵を載せさせていただきます。

                  

 

        

 

 

                

 

                        

 

 

 

 

     

                

                 

 

 

 

 

 

 

 


梅雨なのに、入道雲!

2014-06-09 16:20:30 | 日記

 昨日ダンスに行く途中何気なく東の空を見ると、真っ青な空にまっ白な雲が、ムクムクと勢いよく湧き上がっていた。

 そしてその雲は、更に勢いを増して、高く高く盛り上がろうとしている。

 私はビックリした。

 今は梅雨の真っ最中。

 それなのに、真夏の象徴である“入道雲”が湧き出ているなんて!

 

 私はその雲のあまりの立派さに、すぐにでも写真を撮りたかった。

 でも、(例によって)パーティに遅刻しそうだった私は、その時間が無く、写真を撮るのを諦めた。

 

 ダンスをしている時は、もちろん入道雲のことは忘れていた。

 夕方マンションの玄関に帰り着いたとき、あの雲のことを思い出した。

 行きに見た時から、ずいぶん時間が経っている。

 果たして入道雲は、まだ出ているだろうか?

 私は東の空を見上げた。

 前見たのとはずいぶん元気をなくしてはいたけど、建物の上にそれらしき雲が、まだ広がっていた。

               

 

 私はもっと眺めのいいところで、この雲を見てみたくなった。

 公園に行ってみよう!

 私はダンスで疲れた足を引きずって、公園に向かった。

 でも公園からは角度が合わず、入道雲を見ることはできなかった。

 代わりに公園の上には、秋のようなうす雲が、かすかに浮かんでいた。

                   

              (入道雲と言い薄雲と言い、いずれにしても、梅雨どきの雲とは違うよね!)

 

 淀川の堤防に上がれば、入道雲が見られるかもしれない。

 でもダンス後の私には、さすがにその元気が無かった。

 諦めてマンションに戻り、もう一度東の空を見た。

 入道雲ははだんだん形を崩しつつあったが、でもまだその名残りを留めていた。

 私はその雲をズームでカメラに収めた。

                

 

 

 今年の梅雨はどうも、しとしと降り続く梅雨らしい梅雨ではなさそうだ。

 今日も、昨日に引き続いて、晴天が続いている。

 ベランダの花たちは、梅雨らしくない陽の光を、まぶしそうに浴びていた。

           

                     

 

 

 

 


ゴーヤを植えて、1ヶ月!

2014-06-07 14:38:20 | 日記

 今年は例年よりちょっと早めの5月6日に、4本のゴーヤの苗を、コーナンから買ってきて植えた。

 ところが残念なことに、同じプランターに植えた2本のゴーヤの葉っぱが、植えてすぐ黒ずんできた。

 私はだいぶ我慢して2本のゴーヤの復活を待ったが、結局全部の葉っぱが黒くなり、諦めざるを得なかった。

 そこで、2本のゴーヤは引き抜いて、代わりに、近所の花屋さんに残っていた名も無きゴーヤを、買ってきて植えた。

 引き抜いた2本の内の1本は、白ゴーヤ。

 なので今年は、白ゴーヤは生らない‥。 ちょっと淋しいナ!

 

 初めのゴーヤを植えてから、昨日でちょうど1ヶ月。

 アクシデントがあったので、生長にバラツキはあるものの、背丈もだいぶ伸び、葉っぱも大きくなってきた。

              

 

 出足が遅れた2本のゴーヤも、網を伝って、一生懸命上へ伸びようとしている。

                

 

 

 ゴーヤは、その生長に伴って、いろんな不思議を私に見せてくれる。

 その一つが、ゴーヤのヒゲ。

 ヒゲが網に絡まって、ゴーヤは自身の身体を安定させ、更に生長していくのだが、そのヒゲの絡み方が、ちょっと面白い。

 なんでこんなにグルグルと、ネジみたいに絡まなアカンの!?

 ここまで絡む必要ないンと違うの!? 

 私は思わずゴーヤに向かってつぶやいたりする。

 ゴーヤのヒゲは細いので、写真では上手く撮れなかったけれど、皆さんも、私と同じような疑問を感じられないでしょうか?

       

 

 

 それはともかく、一番背が高いのは、ゆうに2メートルを超えている。

 あと1ヶ月もすれば、緑のカーテンが出来上がるかしら‥と、今から楽しみにしている私です。

 最後に、今のベランダの写真を載せておくことにします。 (掃除が行き届いていませんが‥)

                  

 

 

 


梅雨入り後の公園の花

2014-06-07 13:25:30 | 日記

 今朝、梅雨入り後初めて公園に行った。

 公園の花たちは、昨晩降った雨の名残りの雨滴を、まだ、花びらや葉っぱに留めていた。

      

 

    

 

   

 

    

 

       

 

 

 公園のアチコチに置かれたベンチも、水をたっぷり吸って、しっとり濡れている。

                

 

 

 再び、公園と付近の花たち。

                 

 

      

 

 市営住宅のお庭で、ちっちゃいグミの実が生っているのを見つけた。

                   

 

 鉢植えの艶やかなクジャクサボテンの花が、雨を受けて、少しうなだれて咲いていた。

                          

 

 

  

 

 

 

   


ついに“白内障の手術”を決心!

2014-06-03 19:00:50 | 日記

 私は数年前から近くの眼科医で、白内障だと診断されている。

 それでも初めの頃は、まだ手術の必要はないとのことだった。

 でも、2年位前からは、そろそろ手術した方がいいかもと言われ、今年になってからは、できるだけ早くしなさい!と、手術をしてもらう病院への紹介状を

貰ってもいた。

 

 私自身も、かなり目の不自由さを感じてはいる。

 ところが!である。

 決断力が鈍くズボラな私は、なかなかその気になれない。

 紹介状を貰ってから、1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち……、3ヶ月余りが経った昨日、やっと決心して、紹介された「行岡病院」に行った。

 

 もちろん行ったからと言って、すぐに手術ができるわけではない。

 昨日は手術のための諸検査をし、手術についての説明を聞いた。

 手術を担当されるN先生が、目の構造や手術について説明してくださったのだが、とても分かりやすく、頭の切れるテキパキした先生だという印象を受

けた。

 私はホッとした。

 でも、予約の患者さんが多く、私の手術は、なんと、1ヶ月以上先の、7月中旬から下旬に掛けて、2回(右目と左目)にわたって行うことになった。

 

 病院を出たのは、2時をだいぶ過ぎてからだった。

 私のところから行岡病院までは、直線距離では近いのだけれど、交通の便がよくない。

 短い距離なのに、地下鉄だと乗り換えしなければならない。

 直通のバスはなく、歩くにはちょっと時間が掛かる。

 それで昨日の往きはタクシーに乗った。(タクシーでないと、遅刻しそうだったからでもあるけれど‥笑)

 

 往きがタクシーだったから、帰りは、ブラブラ歩いて帰ろう!

 そう思って外に出たが、方向がテンで分からない。

 病院の玄関の所でキョロキョロ辺りを見回していたら、玄関脇に割と大きい夾竹桃の木があって、もう花が咲いていた。

 えっ、もう夾竹桃の花が咲く季節!?

 ちょっと早いン違うの!と思いながら、カメラを取り出してシャッターを押した。

    

 

 

 そして、いろんな人に道を尋ねつつ我が家に向かって歩いたつもりでいたが、ずいぶん回り道をしたようだ。

 お腹は空いてくるし、足は疲れるし、私は適当なお店を見つけて入り、スパゲッティのランチメニューを食べた。

            

 

 

 このお店がだいぶ家に近くなっていることは分かっていたが、私はお店を出るとき、ウエイトレスさんに再度私の帰るべき道を尋ねた。

 ウエイトレスさんは紙に丁寧に地図を書いてくださった。(なんと親切なんだろう!)

 私はその地図を見ながら、またぶらぶらと歩いた。

 途中、ちょっと洒落た建物が目についたので、又々写真を撮った。

 撮ってからこれは、かつての「玉姫殿」であることが分かった。

                 

                     

 

 

 玉姫殿まで来たら、もう大丈夫!

 私は、見慣れた「ピアスタワー」の雄姿を再びカメラに収めてから、家路を急いだのでありました。

                        

     

 

 

  

 

 


公園の紫陽花 (しばらく見ぬ間に)

2014-06-03 17:03:32 | 日記

 前回行ったときはまだ固いつぼみだった紫陽花が、先週の土曜日(31日)の朝には、もう立派に花を開いていた。

 

 公園に入って一番に目に入る紫陽花が、この日、淡い色の花を開いていて、私に、公園の今年の紫陽花の開花を知らせてくれた。

                 

 

 

 他の場所でも、いろんな種類・色の紫陽花が咲いている。

         ~下の写真の、ピンクは普通の紫陽花。白はカシワバアジサイ。(葉っぱがカシワの葉に似ている)~

                 

                

                

 

    

 

             

                 

 

                

                   

 

                 

                    

 

               

   

 

 


 

 

 紫陽花以外で、新しく目についた花たち。

 双子みたいに咲いた百合と、高く伸びた薔薇。

     

 

 

 カキツバタ(アヤメ?)と、アマリリス

       

  

 

 ドクダミの群生と、名まえを知らない紫と黄色の花。

                  

    

 

 

 公園の草地に生えているシロツメクサと、その向こうの白い紫陽花。

 草地では、目が見えなくなった「チビちゃん」が、それでも元気に草の中を歩き回っていた。

           

 

 


 

 

 帰り道の市営住宅のお庭では、ガクアジサイが綺麗に咲いていた。

                   

    

 

 写真を撮らしてもらっていると、窓から覗かれた主(女性)が、「何本か切って持ってお帰り!」と言って、花鋏を窓越しに渡してくださった。

 私は、恐縮しつつ、でも遠慮なく! 2本いただいて帰った。

 写真を撮らしてもらうだけでもありがたいのに…主の女性の優しさが心に沁みた。