のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

親しみやすくて素敵な…≪川苔山≫ ( テレビ『日本百名山』より )

2019-03-24 21:26:35 | 日記

 山に登ったり山歩きをして、自然の素晴らしさを肌で感じ取れたらどんなにイイだろう!

 と思うけれど、どだいそんな事は望むべくもない。

 そこでテレビの『日本百名山』を見て、自然と触れ合い満足している。

 

 先日(と言っても大分前だが)の『百名山』で、≪川苔山≫をやっていた。 (昨年の再放送)

                     

 

 えっ、≪川苔山≫って、どこにある山だっけ!?

 それにそもそも、≪川苔山≫って、どう読むの? 「苔」は「こけ」だから、≪かわごけやま≫かな?

 そう思ってテレビを見ていると、テレビが≪かわのりやま≫と言っている。

 どうして、『苔』を≪のり≫って読むのだろう? 考えていると、『のり』を漢字で書くと『海苔』だということを思い出した。

 ああ、それで、『海』を取って『苔』だけでも≪のり≫って読むんだ!

 と、まず山の名まえが面白かったことから、この回の百名山の≪川苔山≫には何だか親近感を覚えた。

 更に、この時の川苔山のガイドさんが異色で、普通は登山家か山岳写真家とかが務められるのに、この時は将棋棋士(八段)

の≪中川大輔≫さんだったことも、余計興味をそそった。

                   

 

 中川さんはすごく山登りが好きで、将棋連盟の中に初めて登山部を作ったほどだそうだ。

 そして、山の中でも特に川苔山がある奥多摩山系の山々が好きで、奥多摩に住居を移し、対局の前日には必ず奥多摩の山に

登られるのだそうだ。

 

 奥多摩の山は、標高は低い(川苔山で、1363m)けれど、水に恵まれ自然豊かなのが魅力だと、中川さんは言われる。

 それに奥多摩の山々には火山が一つも無く、どの山も、豊かな水の流れが周囲の土地を削ったことでできたのだそうだ。

 やっぱり水の力って凄いんだなあ!と、改めて思う。

 

 <テレビに映された、川苔山の水の情景>

                  

 

 

                   

 

 

                 

 

 

                  

 

 

                 

 

 

 この豊富な水のお陰で、奥多摩は美味しいワサビの産地なのだそうだ。

                    

                

 

 

 <川苔山の、かわいい花と鳥>

                 

                         花や鳥ではないけれど、新緑も美しい。

 

                     

                                ミヤマキケマン

 

                

 

 

                      

 

 

                

                   ヒガラ                                 ミソサザイ

 

 

                    

 

 

                

 

 

 

 <川苔山山頂からの眺め>を、最後に。

            

 

                                 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

  

 

      

               

 

               

 

 

 

 


3月12日、大阪城の梅の花

2019-03-17 22:25:38 | 日記

 3月12日はお天気が良く、やっと大阪城の梅林に行く気になった。

 大阪城公園の入り口で、今までは気付かなかった3体の石像が目に止まった。

 河合隆三さん作、「石の詩(うた)」と題された像で、ずい分前に立てられたもののようだが、何故か今まで全くその存在に気付

かなかった。

                         

 

                     

 

 

 お濠近くの桜は、蕾を少し膨らませた程度だ。

 木瓜は今が満開。

 お濠の鳥は数が少なくなっていたが、見つけるとすぐカメラを向けてしまう。

                

 

 

                 

 

 

                   

 

 

 去年の台風21号で倒れただろうケヤキの木が、切り株だけ記念品のように残されていた。

                  

 

 

 門をくぐって、梅林へと向かう。

                  

 

 

 早咲きの梅はすっかり花を落とし、梅林は全体に淋しい感じだった。

 (以下、梅とその周辺の写真を、順番に載せます。)

                  

 

                

 

 

                

 

 

                  

 

                    

 

               

 

              

 

 

            

 

 

                  

 

                  

 

               

 

              

 

 

              

 

 

              

 

 

 

 梅林を出、お濠の傍を通って、帰途につく。

 波立つお濠の水面と、金ぴかで趣味の悪い遊覧船。

                

 

                  

 

 

 公園の出口で、何とかいうワシを腕に止まらせているおじ様に出会った。

 鳥の羽の色が綺麗だったので、写真を撮らせてもらった。

                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

                     

 


8年経った…≪3.11≫

2019-03-17 20:13:55 | 日記

 ずい分遅くなってしまったけれど、あの衝撃的な東日本大震災から8年の歳月が経った3月11日について、ちょっとだけ書いて

おきたいと思う。

 その日の毎日新聞の朝刊と夕刊には、祈りを捧げる人の写真が一枚ずつ掲載された。

             

      

                             

 

 どちらも、心打たれる写真だと思った。

 

 さて、8年目の3.11を迎えて、私が驚いたことが二つあった。

 ≪その一つ≫は、政府主催の追悼式でのことだ。

 2時46分の地震発生時に合わせて黙祷しようとしてNHKをつけると、政府主催の追悼式が始まろうとしていた。

 そしてその追悼式の壇上には、『東日本大震災八周年追悼式』という看板が掲げられていた。

 その看板の中の『八周年』ということばに、私は引っかかりを感じた。

 『八周年』ということばは、なんか、あの未曾有の震災の悲惨さにそぐわない感じがしたのだ。

 本来のことばの使い方としてどうなのかはよく分からないけれど、私には、『周年』ということばは、そんな悲惨な事象にはそぐ

わない、どちらかと言うと、喜ばしい事象を表すときに使うような気がして仕方ないのだ。

 『八周年』と名付けることで、あの大震災の悲惨さ・今なお続く被災された方々の苦しみが、薄められるような気がして仕方がな

かった。

 違和感を感じながら画面を見ていると、菅官房長官が開会の辞で、事もあろうに、「これから、政府主催、東日本大震災八周年

の『きねん式』を開会します。」と言ったのだ。

 私はあっけにとられた。

 記念式!? それとも、祈念式!?

 菅官房長官の単なる言い間違いかも知れないけれど、この大事な『追悼式』を言い間違うなんて、許されることではない。

 『記念式』は言わずもがな、『祈念式』としても、官房長官の、東日本大震災の悲惨さ、今なお続く被災者の苦しみ・悲しみの深さ

に対する認識の薄さを露呈したのではないかと思う。

 

 驚き(と言うか、怒り)の≪二つ目≫は、原発の被災地区に(約束の期限はとっくにきているにもかかわらず)今なお置かれて

いる大量の放射性廃棄物についてだ。

 上記のことだけでも許せないことだけど、驚いたことに政府は、放射性廃棄物の中の濃度の低いものを他の土と混ぜて、被災

地の高速道路などに使うことを、被災地の住民に迫っているというのだ。

 そして、それがもう実行されつつある所もあるのだそうだ。

 放射性廃棄物の撤去の約束は守られないばかりか、それを他の土と混ぜて、当の被災地に埋め込む。

 そんなことが許されるものだろうか!?

 私はあっけにとられると同時に、強い怒りを感じた。