のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

美しくて聡明な<知花くらら>さんの、『沖縄戦』への思い

2020-07-31 16:18:03 | 日記

先日何気なく見ていたテレビに、<知花くらら>さんが登場された。

わずか5分間の、下の写真の番組だった。

      

 

 

 

 

ミス・ユニバース日本代表になられ、一躍有名になられた知花さんだが、そちらの方面にはあまり関心の無かった私は、

当時は、ただ綺麗な方だなあ!くらいの感想しか持っていなかった。

しばらくして、時にテレビに登場される知花さんを見て、ただ綺麗というだけではなく、とても聡明な方だと思うようになった。

2011年3月11日の東日本大震災のときも、被災地を廻られ、被災された方々と(子どもたちも)心を通わされる姿を、目に

することもあった。

      

         被災した福島の子どもたちに語りかけられる、知花さん

 

 

 

 

しかし私は、その知花さんが、『沖縄戦』に対してどのような思いを抱いておられるかについては、この番組を見るまで全く

知らなかった。

(彼女が沖縄出身であることは、知ってはいたけれど…)

 

(以下は、番組で知ったことばかりですが…)

彼女の祖父は、沖縄・「慶良間島」の方で、何年か前に、知花さんが祖父(茂さん)のもとを訪ねられたことがあった。

そしてその時初めて、祖父の戦争体験を聞かれたのだそうだ。

      

 

 

      

 

 

      

 

 

 

 

第2次世界大戦末期、当然のことながら、慶留間島にも米兵が上陸し、激しい戦闘が繰り広げられた。

と言っても、慶留間島の人たちは武器らしい武器は何一つ持たず、日本軍から渡されたのは、自決用の手榴弾だけ

だった。

しかもその手榴弾も皆には行きわたらず、祖父・茂さんの手にも、それは無かったのだそうだ。

 

一緒に草むらを歩いていたとき、祖父・茂さんが突然足を止めて足元の草をむしり、それを自分の首に巻いて、ポツリと

言われた。

「こういうので首をしめたんだよね。」

そして続けて、「生き残ってしまって、申し訳なかったな。」 と。

 

しかし彼は思い返したように、こうも言われた。

「でもじいちゃんが生き延びたから、くららのお母さんがいて……そして、くららがここにいるんだね。」

そのことばを聞いたとき、知花さんは、腑に落ちるものを感じられたという。

 

「沖縄戦って何十年も前のことだし、私たち世代は経験してない事だけど、

       でも確実に私たちの血の中には流れていて…

               “きっと、語るべき何かがある” と、思えたんですね。」

 

 

知花さんは近年短歌を詠まれていて、去年は歌集も出されたのだそうだ。

       

 

 

その歌集のなかに、祖父・茂さんのことを歌われた、二首の歌がある。

            * * * * * * * * * * 

   手榴弾のなければ細き青草で首しめあひぬ あしびなーの森で

   生きてゐてすまなかったと泣く祖父の背中に落ちし一片のこもれび

            * * * * * * * * * *

 

そしてインタビューの最後で、彼女は次のように思いを語られた。

  「私はこの東京と言う場所で生活していて…いろんな方に知ってほしいんですね。」

  「祖父が経験したことだったり、そのときに散っていった命だったり、思いがあることを知ってもらいたい。」

 

そして知花さんは、自身の決意を、次のように語られた。

  「どんな表現であれ、伝わることを第一に考えて、きちんと言葉を選んで、いろんな方に、

  沖縄で起こったことを、伝えていけたらいいなと思っています。」

     

 

 

 

私は、知花さんの静かな語り口を聞きながら、彼女はきっと、沖縄選のこと、祖父のこと、祖父に繋がる沖縄の人々のこと、

そして沖縄の人全てが抱かれている、平和への強い願いを、受け継ぎ語り継がれていくに違いないと、強く思った。

 

そして私は、戦争を知らない世代が増えていくことを、嘆く必要はないことも、確信した。

知花さんのような若い世代が、さらにもっと若い世代も含めて、平和への堅実な歩みをされている。

 

短い5分の番組ではあったけれど、知花くららさんという、美しくも賢い女性の存在を、確かに知ることができて、本当に

ヨカッタと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

    

 

    

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酔芙蓉のあとの、中津公園の花たち

2020-07-29 13:58:25 | 日記

中津公園でこの日注目していたのは、サルスベリの花の咲き具合だった。

中津公園のサルスベリは、毎年、他の所よりずい分遅れて咲く。

でももうそろそろ、大分花を開いているのではないかしら?

けれど、その私の思いは見事に裏切られ、薄いピンクのサルスベリだけが、わずかに花を開いているだけだった。

それにしてもサルスベリの名まえの由来どおり、サルスベリの木肌のなんとツルツルしていること!

           

         この日は青空ではなかったので、花も暗く写って、残念!

 

 

 

 

続いて私の目に入ったのは、白いアメリカフヨウの大きな2つの花だった。

前に濃いピンクのアメリカフヨウを載せたときにも書いたように、白のアメリカフヨウも花の直径が15センチ以上ある。

花としては、ちょっと大味な感じがするけれど、その大きさにはやっぱり圧倒される。

(この日も一つだけ咲いていた濃いピンクのアメリカフヨウと一緒に載せます。)

               

 

 

     

 

 

                        

 

 

 

 

ムクゲはもう盛りを過ぎていたけれど、今回が今年の最後になるかも知れないので、もう一度撮っておいた。

     

 

 

              

 

 

                            

 

 

 

 

以下、この日公園で咲いていた花を、ランダムに載せさせていただきます。

     

                 元気いっぱい、旺盛に咲く、ヤブカンゾウ

 

 

 

                     公園のまっ赤なグラジオラス (裏からと表から撮りました。)

                 

                         

 

 

 

            キバナコスモスと百日草が咲いている、公園の花畑 (3枚)

      

 

 

      

 

 

      

 

 

 

      (たぶん)ガザニア・リネアリス…くっきりした色と花形、葉裏の白もアクセントになって。

    

 

 

               

 

 

                          

 

 

 

 

      公園からの帰り道で見た、ヘクソカズラ(可哀そうな名まえ!)と、色を変えた大きな紫陽花。

     

 

 

                     

 

 

 

 

 

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“ 酔芙蓉(スイフヨウ)の花” を見たくて。

2020-07-28 17:28:44 | 日記

「酔芙蓉がもう散ってしまっているのではないかしら?」 

この思いが、私の頭に突然浮かんできた。

アメリカフヨウの大きな花も、とっくに公園で見たし、芙蓉の仲間のタチアオイも、大分前に咲いていた。

少しのお酒で、頬をポッとピンク色に染めたような “酔芙蓉”の、何とも儚げで可憐な佇まい。

いろんな花が好きだけれど、こんな佇まいを見せる酔芙蓉の花は、私が愛する花の一つだ。

その花がもう散って見られないとなると、残念この上ない。

そこで私は昨日、慌てて、酔芙蓉の小さい群落のある場所に、駆けつけた。

 

それでも、途中の市営住宅の庭で咲いている花にも目が行って、何枚かの写真を撮ってしまったけれど。

        

                    サルビア・ガラニチカ (多分)

 

 

 

    

 

                            

                        ランタナ

 

 

             

                黄色のムクゲは珍しい。                           朱色に燃えるグラジオラス                                                    

 

 

 

      

           緑色のホウキグサ…これが秋になるとまっ赤になるのも楽しみだ。

 

 

 



 

 

 

市営住宅を通り過ぎると、右手にある小さな公園に、酔芙蓉の群落がある。

私は公園に向かって歩きながら、目を凝らして酔芙蓉の花を捜した。

けれど、その薄ピンク色の花の姿は、なかなか見つけることができなかった。

ああ、やっぱりもう、散ってしまったのかしら!?

そう思ってガッカリしつつも近づいていくと、緑の葉っぱの中に、たった2つだけ、花を見つけることができた。

そして何と、2つの花の周りに、沢山のつぼみが付いている。

なあんだ!酔芙蓉の花の時季は、今からなんだ。

私はホッとして、咲いている2つの花と、沢山のつぼみをカメラに収めた。

    

 

 

        

 

 

    

 

 

  

 

 

                          

 

 

 

 



 

 

 

 

その後、やっぱり中津公園に行ってみることにした。  

公園に入るところの道路脇には、ランタナの大きな群落があった。

      

 

 

  

 

 

                           

 

 

 

 

これも公園の入り口付近で、刈り残された紫陽花の花が一つ、何だか淋しそうに咲いていた。

そしてここでも、オレンジ色のグラジオラスが、元気に咲いていた。

       

 

 

 

 

                            

 

 

    

 

      

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東洋陶磁美術館へ 3)

2020-07-22 15:54:12 | 日記

「青磁」の展示室から、時代は下って、“朝鮮時代”の作品の展示室へ入った。

時代がだんだん新しくなってきたこともあって、この部屋の作品には斬新な感覚のものも多かったように思った。

 

今回も、気に入って撮った写真を、順次載せさせていただきます。

     

 

 

            

    (左) 「粉青印花 菊花文 三耳壷」 (15世紀)  (二つとも、小さい模様が整然と並んでいるのが、渋くて素敵!)

 

 

 

 

   

     「粉青白地象嵌 条線文 祭器の“ほ”(当てはまる漢字が見当たらない)」 (15世紀)

 

 

                               

                                           「粉青刷毛目 “ほ”の蓋」 (16世紀)

 

 

     (上の“ほ”には荒々しさが、下の“ほ”の蓋には、微妙な色合いに味わいがあって、ともに素敵だなあ!と思った。)

 

 

 

 

                  

        「粉青粉引  瓶(ヘイ)」 (16世紀)                          「粉青鉄絵 瓶」 (15後~16世紀前)

 

 

  (左の瓶は、「加賀前田家の伝来と伝えられ、長年の使用によってできたしみや金や漆による補修跡も、味わいがあ

   る。」と説明に書かれていたが、この古びた味わいが、私にもとても心地よかった。

   右の瓶に描かれた絵が、生き生きしていて、素敵!)

 

 

 

 

            

        「粉青鉄絵 長壷」 (15世紀後半~16世紀前半) (淡い色合いと絵の線が生き生きしてて、いいなあ!)

 

 

 

 

       

             「白磁 大壺」 (18世紀) 

  (右の写真にあるように、この壺は、志賀直哉から東大寺に贈られ、東大寺・観音院に飾られていた。しかし1995年に

  泥棒が地面に叩きつけ粉々になったが、優れた技術により修復されて甦った、とのこと。)

 

 

 

 

     

                 「青花 虎鵲文 壺」 (18世紀後半)

 

 

 

 

今回の展覧会、いつも感覚的にササッと観ていくだけの私にしては、ずい分丁寧に観たもんだ!と、我ながら感心して

会場を出た。

細かいものばかり見てちょっと疲れた目に、人影のほとんど無い休憩室の空間や窓からの眺めは、とても心地よかった。

      

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

美術館を出たすぐのところで、レトロなビルと今風のタワマンとの対比が面白くて、下の写真を撮った。

        

   (美術館に来たときには、いつも見ているこのレトロなビルが、「光世証券」のビルだということが、後で分かった。)

 

 

 

 

その後私は、運動を兼ねて、しばらく土佐堀川沿いに歩いた。

でも、陽射しの強さに負けて、「なにわ橋」でもう川を渡り、淀屋橋駅の方に戻って行った。

「なにわ橋」は、通常「ライオン橋」とも呼ばれ、雄叫びを上げるライオン像が置かれている。

           

 

 

 

 

ライオン橋を渡ったところは「北浜」で、古くから大阪の商取引の中心の一つだった。

しかし、「三越百貨店」なども撤退し、今では「大阪取引所」だけが、その名残りを残している。

    

 

 

 

 

私はそこから、今度は、土佐堀川沿いに反対向きに歩き、淀屋橋駅に向かった。

土佐堀川に面して建っているいろんな建物の中に、前に「レトロな建物」と書いたビルが、あった。

正面に、「光世証券」と立派な文字が掲げてある。

自由に中に入れるようなので、入って上を見たら、やはりレトロなシャンデリア?が、シックな雰囲気を醸し出していた。

また、川側の窓には、これもとっても素敵な模様が施されてあった。

私は帰り道、何だか、とても得をしたような気分になった。

              

 

 

       

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

 

 

 

 

 

                                

 

 

 

 

      

 

 

 

 

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東洋陶磁美術館へ 2)

2020-07-21 20:16:51 | 日記

「天目茶碗」の展示のコーナーから、次は“高麗時代”の「青磁」が展示してある部屋に入った。

私は以前から「青磁」は大好きで、その深い青を見ていると、心が鎮まる感じがする。

ただ高麗時代の青磁は、時代が大分前ということもあってか、私の好みからすると、青の色がちょっと暗すぎるような気も

する。(全部ではないけれど…)

 

以下、展示されていた青磁の作品の中から、いいなあ!と思ったものを、載せさせていただきます。

      

              重要美術品 「青磁彫刻 童女形水滴」

 

 

 

      

                   「青磁 輪花鉢 (一対)」

 

 

       

               「青磁 獅子形枕」                               「青磁 蓮花文 三耳壺」

 

 

 

      

             重要美術品 「青磁象嵌 鳳凰文 方盒」

 

 

 

      

              (右の作品) 重要美術品 「青磁 草花文 水注」

 

 

 

     

                    「青磁象嵌 六鶴文 陶板」

 

           

                          

                                   (この陶板、大好きなので、アップで撮りました。)

 

 

 

          

                 「青磁象嵌  牡丹文 壺」

 

 

 

            

                      「青磁 羅漢像」  (表情がとっても面白くていいなあ!)

 

 

 

 

 

 

    

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

     

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東洋陶磁美術館・≪天目 中国黒釉の美≫展 へ  1)

2020-07-19 17:40:37 | 日記

自粛期間中は、いろんな展覧会も中止になってしまった。

しかし今では、いろんな制限をしながらも、各美術館・博物館などが、展覧会を開催し始めている。

私も長いこと展覧会をご無沙汰していたが、今月の17日、まずは近場の「東洋陶磁美術館」に出掛けることにした。

東洋陶磁美術館では今、≪天目 中国黒釉の美≫と題する、特別展が開かれている。

         

          

 

東洋陶磁美術館は、地下鉄淀屋橋駅を降りて、しばらく歩いたところにある。

淀屋橋駅を出ると、すぐ目の前は御堂筋だ。

御堂筋の両脇に植えられた、背丈の低いサルスベリの花越しに、中之島西方のビル群を撮ってみた。

その後、土佐堀川沿いに歩こうとしたら、目の前に鳩がじっと止まっていたので、それにも思わずカメラを向けた。

      

 

 

        

 

 

 

 

土佐堀川に沿って7,8分歩くと、レンガ造りの東洋陶磁美術館に到着する。

      

 

 

 

中に入ると、まず手の消毒をし、受付の所で熱を計り、住所氏名、電話番号を記入して、展覧会場に入る。

早速、展示された陶磁器を見て回り、気に入った作品をカメラで撮っていった。

(東洋陶磁美術館のいい所はいろいろあるが、全館カメラがOKであることも、私にとっては嬉しいことだ。)

                    

 

 

           

            右上の作品と下の二つは、「黒釉 堆線文(ツイセンモン)」という技法で作られている。

 

 

 

          

               「黒釉杯(コクユウハイ)」                            「黒釉白地掻落(カキオトシ) 牡丹文」 

 

 

 

      

 

 

                          

    

 

 

       

                   重要文化財 「木葉天目(コノハ テンモク)」

 

 

 

      

 

 

 

      

                   「禾目天目(ノギメテンモク)」

 

 

 

     

 

 

                        

                    これも、「禾目天目」…横からと上から。

 

 

 

     

 

 

                           

 

 

      

                 上の3つは、「白覆輪天目(シロフクリンテンモク)

 

 

 

そして、今回の展覧会の主役、国宝・「油滴天目(ユテキテンモク)」の登場です。(いろんな撮り方をしてみました。)

    

 

 

             

 

 

    

 

 

 

 

 

                

 

 

 

 

 

      

 

       

 

   

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

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恥ずかしながら…

2020-07-18 15:55:10 | 日記

我が家のベランダは、今とても淋しくなっています。

2年続きで花を楽しませてくれたペチュニアは、いよいよダメになったので抜き取りました。

代わりのペチュニアを植えようと花屋さんに行きましたが、もう時期的に遅くて、ペチュニアはありませんでした。

なので今、ベランダの彩りと言えば、鉢を外に出してから再び咲き出したハイビスカスくらいです。

それでも、わずかの彩りを、7月3日と10日にカメラに収めました。

 

<7月3日>

           

                           未だに時々つぼみを付けてくれる菊

 

 

 

      

 

 

                       

               外に出してから、初めてつぼみを付けた、オレンジ色のハイビスカス

 

 

       

          花ばっかり見てたけど、大文字草の葉っぱの形も面白いな。

 

 

 

 

<7月10日>

この日は、濃いピンクの(ちょっと形が単純な)ハイビスカスが咲きました。

     

 

 

以上、大変お粗末さまでした。

 

 

 

 

 

 

 

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梅雨の合間の、朝の散歩 2)

2020-07-16 17:57:43 | 日記

(前回の続きです。)

この朝のお天気は、完全な晴れではなかったけれど、梅雨の時期にしては、まあまあの青空だった。

その空に向かって、名まえの分からない黄色い花が、一輪だけ咲いていた。

        

 

 

      

 (googleレンズでは「山吹」と出てきた。確かに山吹によく似ているが、季節がどうも‥。咲き残った一輪かもしれない。)

 

 

 

 

公園を移動しながら花を見て行ったが、別の場所でもムクゲが沢山の花を付けていた。

      

 

 

       

                        八重のムクゲ

                     

 

      

 

 

        

                     アリさんが集まっている。

 

 

      

 

 

 

 

ムクゲ以外の花たち。

      

                 昔は夏の花と言えば、このカンナだった。

 

 

                        

                                ちょっとピンボケ(涙)、でも可愛いホオズキ

 

 

     

 

 

 

上の写真(ヒマワリモドキを前景にした公園)を最後に公園を後にして、友だちのマンションの花を見に行った。

公園に沢山ある百日紅(サルスベリ)はまだほとんど咲いていないが、友だちのマンションでは、ピンクの百日紅が可憐に咲

いていた。

また玄関のところでは、アガパンサスの花が、まだ咲き残っていた。

    

 

 

                          

 

 

 

    

 

 

       

           アガパンサスの周りをひらひら飛んでいる蝶を、何とか撮った一枚。

 

 

 

 

 

 

 

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雨の合間の、朝の散歩 1)

2020-07-15 15:04:38 | 日記

大阪は、昨日午後くらいから雨が止み、今朝起きても雨は落ちてはいなかった。

最近の雨で家に閉じ込められ、ズボラな生活で運動不足になっていた私は、朝起きると散歩に出掛けた。

行先は、いつものとおり、中津公園だ。

 

公園へ行く途中の学校の庭の向日葵が、前より数を増やして咲いていた。

学校を過ぎた辺りでは、ケチョウセンアサガオが、今年も白い花を開いている。

             

 

 

           

               ケチョウセンアサガオの蕾がほどけようとしている。

 

 

 

 

公園に着くと、もうまるで梅雨明けしたかのような蝉の声。

下の写真の、木の間から、うるさいほどの大合唱だ。(想像してみてください。)

         

 

 

 

 

モミジのタケコプターと、クスノキの花。

      

 

 

                             

 

 

 

 

植え込みでは、白と薄いピンクのムクゲが、満開だった。

        

 

 

          

 

 

 

花畑では、クルリンと花弁を上に巻き上げた、ユリの花。 

            

 

 

        

                 巻き上げた花弁の裏側を撮ってみると…

 

 

 

 

大好きなセンニチコウや百日草も、咲いていた。

     

 

 

                            

 

 

 

 

アメリカフヨウが、直径15センチ以上の見事な花を、今年も開いていた。

           

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

 

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浅香朋美先生、応援してます!

2020-07-13 17:05:35 | 日記

コロナ禍のなか、今回の大雨では、沢山の方々が被害を受けられ(お亡くなりになった方も沢山おられて)、テレビでその

映像を見る度に、心が引き裂かれる思いになります。

熊本の球磨川流域で被災された方々は、たぶん高齢の方が多いだろうと想像されます。

ずっと慣れ親しんだ故郷の川が氾濫し、それによって命を絶たれた方の無念さ・悲しみは、いかばかりかと思います。

命は奪われなくても、長年住み慣れた大事な我が家が、無惨な姿に変わり果ててしまった、という方も多くおられます。

家に流れ込んだ濁流によって、家財はぐちゃぐちゃになり、畳はもち上がり、床は厚い泥で覆われている。

被害に遭われた人々はもちろん、テレビを見ている私も、怒りにも似た感情に襲われます。

ここからの復興は、どれだけ大変だろうと思っていた矢先、県内に限定されているにも拘わらず、多くのボランティアの方々

が駆けつけられました。

県内に限定されていることもあって、ボランティアの方々の多くが、どちらかと言うと、高齢であるようにも思われました。

そんな彼らが、泥を掻き出したり、壊れた家財を運び出したりされている姿は、それを見ているだけの私の心にも、灯り

がポッとともされたようで、何ともありがたく頭が下がる思いです。

何もできない自分を恥じつつ、彼らに心からの感謝を捧げます。

 

 



 

 

上記のことがあって、ずっと前にテレビで取り上げられていた<浅香朋美医師>のことを、やっぱり書いておこうと思った。

(番組は、NHK BS1で5月30日に放送された「ひとモノガタリ」・≪メスは持たないけれど~外国人患者と向き合う女性

 医師~≫だった。)

その番組の女性医師というのが<浅香朋美さん>なのだが、彼女は、両親の仕事の関係で、アフリカ・ケニアで育った。

ケニアでは貧しさのため病気をしても治療を受けられない人が多く、高校生のとき、その人々を目の当たりにした彼女は、

医師になることを志す。

そして30歳で外科医になり、その後は、多くの貧しい人々をメスで救ってこられた。

     

                  真ん中が、浅香朋美医師

 

 

              

 

 

                          

 

 

 

 

しかし結婚し子どももできた彼女は、外国での生活を諦めて帰国され、成田空港に程近い「成田赤十字病院」で働かれる

ことになる。

       

 

 

 

しかし日本の病院であっても、外科医と家庭の両立は難しく、そんな折病院の方から、「外国人対応」の仕事を頼まれる。

成田赤十字病院は、その病院がある土地柄から、外国人の入院患者が多く、最近では外国人の患者が、3年で3割増加

しているという。

しかもその外国人患者の多くは、不法滞在であったり、日本に働きに来たもののお金が無い状態で、病気や怪我をして、

入院せざるを得なくなった人たちなのだそうだ。

病院としては当然、外国人患者にも、かかった治療費や入院費用を払ってもらわなければならない。

しかし、外国人の入院患者(やその家族)には、その費用が払えない人も多いのだ。

浅香医師の仕事は多岐に亘るが、その中でも、病院側と外国人患者の間に立って、治療費の支払いをどうするかを話し

合うというのが、最も困難な仕事だった。

彼女は、時に外国人患者に対する不信感を感じることもありながら、一人一人の外国人に寄り添い親身に話を聞くことで、

外国人患者の信頼を得、心を通い合わせて、最終的には外国人患者の立場に立って、問題の解決に努められる。

その困難で、地道な「闘い」と言ってもいいようなこの仕事を、ある時は泣きながらもやっていかれる彼女の姿は、深く私の

胸を打った。

      

 

      

                

 

 

                              

 

 

      

 

 

                               

 

 

 

そして、彼女の地道な努力が実って、治療費・入院費の支払いの方法が決まり、外国人患者が笑顔で退院していくとき、

浅香医師は最高の幸せを感じられるのだという。

     

        入院費が払えなくて困っていたフィリピン男性のつぶやき…

 

            浅香医師との心の交流をとおして、フィリピン男性は、

                

 

 

                                  

 

 

       

                 そして、別れと祝福と感謝のハグ

 

 

 

浅香朋美先生、あれからも先生の苦闘は、ずっと続いていることでしょう。

大変でしょうが、どうかこれからも、苦しむ外国人の支えになってあげてください。

私は先生のご活躍を、心から応援しています。

 

 

 

 

 

 

                           

 

                

                         

                               

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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服部緑地公園へ 4)(最終)

2020-07-11 20:33:23 | 日記

温室のやや息苦しい感じの空間を抜け出て、植物園の広々とした屋外へ出た。

屋外の芝生の上から、前に載せたバルコニーを、池を隔てて、逆側から撮ってみた。

      

 

 

      

 

 

      

               バルコニーの(向かって)左手の、植木鉢が並べてある辺り

 

 

 

 

植物園の屋外は、出た辺りは広い芝生になっていて、芝生の周りには、いろんな花や木々が植えられている。

      

 

 

        

                               ギボウシ

 

 

       

                 シロヤマブキ(白山吹)の艶やかな実

 

 

 

ここでも、咲き残った紫陽花が、なかなか綺麗だった。

      

              色づいたカシワバアジサイも、意外に美しい。

 

 

      

               このカシワバアジサイは、もともとピンク?

 

 

      

                    うすいピンクと空色がやさしい感じ♪

 

 

 

 

芝生の所を通り過ぎ、さらに奥に向かって歩いて行く。

そこで出会った花たち。

     

 

 

      

 

 

       

              クロコスミヤ(アヤメ科)                           チュウキンレン(バショウ科)

 

 

    

                   カシワバアジサイの大きな塊にも出会った。

 

 

 

 

私は数年前にもこの植物園に来たことはあるのだけれど、今回ほど奥深くまで入ったことがなく、もともとの方向音痴も

手伝って、もとに戻ろうと思ってもなかなか戻れず、すっかり疲れ果ててしまった。

周りには人影も無く、出口を聞こうにも聞くこともできない。

とにかく歩き続けて、何とかかんとか見慣れた場所に戻ることができるまでに、ずい分時間と体力を使ってしまった。

結局、歩く時間を1時間半くらいと予定していたのに、3時間以上になり、その時の私はもうバテバテだった。

それなのに、帰る前に、温室のバルコニーから再度写真を撮ったりするのが、私のオメデタイところなのです‥(涙)

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        

    

 

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服部緑地公園へ 3)

2020-07-10 17:43:03 | 日記

(今回は、植物園の「温室」で咲いていた花などを、見た順番に従って載せさせていただきます。)

 

温室の中で初めて出会った花は、「アラマンダ」(キョウチクトウ科)という、鮮やかな黄色の花だった。

そしてアマランダを見た目を床に落とすと、尻尾だけが色の違う小さなトカゲ?が何匹か、ウロチョロしていた。

次の花は、名札に依ると、「オオゴチョウ(黄胡蝶)」というオレンジ色の花だった。

      

 

 

                         

                           この手の動物は苦手なので、写真を小さくしました。

 

 

      

 

 

 

 

そこからちょっと行くと、小さな水溜りが造ってあって、私はそこでやっと、ハスの花ならぬスイレンの花に出会った。

花は薄紫で涼やかだったが、咲いていたのは、この一輪だけ。

花だけでは寂しいので、形の可愛いスイレンの葉っぱも一緒に撮っておいた。

       

 

 

   

 

                                  

                                            赤い葉っぱが珍しかったので…

 

 

 

 

次は、「アザレアツバキ」と、「ゲンペイカズラ」。

ゲンペイカズラは最近お花屋さんでも見かけるが、花の赤と白の色を、源氏と平氏に見立てた名まえだそうだ。

ということは、ゲンペイカズラは日本で生まれた花なのかしら?

 

                   アザレアツバキ

 

 

                   ゲンペイカズラ

 

 

 

 

最後は、様々な「サボテン」が展示されてる部屋だった。

私は、サボテンはその形や模様がとても独創的で素晴らしいと、常日頃思っているが、沢山あったサボテンの中から、ここ

では2種類の良く見かけるサボテンだけを載せることにします。

  

    よく見かけるサボテン。なんと、「金鯱(キンシャチ)」と言うのだそうだ。

 

 

                          

                             「金鯱」のてっぺんのアップ。その向こうに柱状のサボテン。

 

 

          

  このサボテンも割とよく見かける。名まえは、「無刺王冠竜」!

 

 

 

右上の写真の花?は、たぶんサボテンの花だと思うが、その名まえについては、全く記憶が無い。

鮮やかなオレンジと紫という、トロピカルな色が珍しかったので、敢えて載せさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        

 

 

 

 

 

 

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服部緑地公園へ 2)

2020-07-09 18:06:20 | 日記

ハスの花を探すのを諦めた私は、センチュリー交響楽団の施設を見た後は、標識に従って、一路「植物園」へと向かった。

木々に囲まれた一本道をかなり歩いて行くと、やっとのことで左手に、池らしきものが見えてきた。

暑さにさいなまれながら、かなりの距離を歩いてきた私にとって、水のある景色に出会えたことは本当に嬉しかった。

     

 

 

      

 

 

 

しばらく歩くと、池の周りに生えている木々で、池全体の姿は見えなくなったが、代わりに、木々の影を映した涼しげな池の

水面が、私を楽しませてくれた。

そしてその後、道は木々を抜けて、再び池の全体が見えてきた。

     

 

 

      

 

 

    

 

 

 

 

池の端っこに出た所にアベリアが植えられていて、折から降り注ぐ太陽に、その花が光っていた。

アベリア独特のいい香りも辺りに漂わせながら。

     

 

 

      

 

 

    

    アベリアが咲いていた辺りで、雲を映した池の水面を、アップでもう一度撮った。

 

 

 

 

植物園の手前で、まだ紫陽花が咲いていた。

紫陽花は今までいっぱい撮ってきたけれど、今までのとはちょっと違う雰囲気だったので、又シャッターを押してしまった。

           

 

      

 

 

 

 

植物園の構内に入った。

頭上に、いろんな木々の葉っぱが茂っている。

この大きめの葉っぱは何だろうと思って幹を見ると、「トチノキ」と名札が掛かっていた。

へえ~!これが「トチノキ」なんだ。

      

 

 

 

その後いよいよ「植物園」の中に入った。

この植物園には小さいながら温室がある。

私はまず、その温室の横を抜けて、外の広場に面しているバルコニーみたいな場所に出てみた。

そこには白いテーブルと椅子が置かれ、壁際にはアガパンサスの花が咲いていた。

  

 

 

    

 

 

      

 

 

 

 

また別の壁面には、「テイキンザクラ」と名札の付いた、赤い花も咲いていた。。

その花と、そこから見た広場の様子をカメラに収めたのち、温室の中へと入った。

      

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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服部緑地公園へ 1)

2020-07-08 17:50:20 | 日記

長居植物園の大池のハスが全滅して、ハスの花を見ることができず、残念な思いをしたことは、前に書いた。

その後も、どこか近くでハスの花が咲いているところはないかなあ、とずっと思っていた。

スマホで検索してみると、地下鉄1本で行ける「服部緑地公園」の池で、ハスの花が咲いていると書かれていた。

これは幸い! 服部緑地公園だったら、万博公園よりずい分近い。

私はハスの花を見ることを一番の目的に、服部緑地公園に行くことにした。(7月2日)

この日はマアマアのお天気。 リュックに水分補給のボトルを入れて、午前10時半くらいにマンションを出た。

今の時期、あまり長い時間野外を歩き回るのは、老体にはこたえる。

そこで、1時間半くらいうろついて、12時過ぎくらいには帰るつもりで出掛けた。

 

服部緑地公園に行くには、地下鉄で「緑地公園駅」まで乗る。(乗車時間は15分くらい)

緑地公園駅で降りると、服部緑地公園までは5分と掛からない。

まだ咲き残っているクチナシの花などを見ながら、両側が緑に覆われた気持ちのいい道を歩いて行く。

             

 

 

 

 

公園に着くと、正面に噴水が上がっていて、近くには、これも咲き残った赤い薔薇があった。(薔薇のバックの空が曇って

いて残念!)

                

 

 

 

 

公園を見渡せる、展望デッキみたいな所があった。

そこに上がって下の方に目を向けると、緑の芝生の向こうにちょっと洒落た建物が見えた。 (それがトイレであることが

後で分かって、ビックリ!)

そしてそこからは、この公園のシンボル的な存在の、「円形花壇」も見下ろせた。

        

 

 

      

 

 

 

 

そこから私は、地図を頼りに、ハスの花が咲いている池を探しながら歩いて行った。

しかし、池らしいものは一向に姿を現わさず、公園に来ている人に尋ねても、よく分からなかった。

(池を探しながら歩いている途中で撮った写真。 この日の公園には、高齢者の姿も子どもの姿もあった。)

         

 

 

          

                     ノーゼンカズラが高い所で咲いていた。

 

 

 

 

いくら歩いてもハスの池は見つからなかったので、仕方なく、円形花壇まで戻ってきた。

そしていつものように性懲りなく、円形花壇を、いろんな方向から撮った。

     

 

 

     

 

 

      

 

 

      

 

 

     

 

 

     

 

 

     

 

 

 

 

円形花壇の池の写真も撮り飽きたので、公園の奥の方に歩いて行ってみた。

歩いている途中で、ラベンダーとタイサンボクの花を見かけた。

     

 

 

      

 

                       

                    (上2枚……タイサンボクの花)

 

 

 

 

そして、クスノキの大木にも出会った。 (大木を見ると、何故かシャッターを押してしまう私…。)

              

 

 

           

 

 

 

 

この頃になると、ハスの花が咲いている池を探すことを、私はスッカリ諦めてきた。

これだったらいっそ、池は諦めて、「服部緑地植物園」に行ってみようか!

そう思いながら歩いていると、意外にも、「センチュリー交響楽団」の施設らしきものにぶつかった。

大阪には4つの交響楽団があるが、センチュリー交響楽団はその一つ。

センチュリー交響楽団が緑地公園に本拠地を置いていることを、初めて知った。

そして、結構立派な野外コンサート会場があるのも、今までは知らなかった。

そこで、何だか嬉しくなって、カメラに収めた。

       

 

                        

    

                 センチュリー交響楽団の野外演奏会場

 

 

 

 

 

 

            

 

 

  

 

 

      

 

 

         

  

 

 

 

 

 

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“炎”の力 2)

2020-07-07 14:48:07 | 日記

(前回に続いて、あと二つの≪火まつり≫について、簡単な説明と写真を載せさせていただきます。)

 

和歌山県新宮市神倉神社の≪御燈祭(オトウマツリ≫は、白装束に荒縄を締めた2000人の「上り子(ノボリコ)」が、御神火を

移した松明を持って、神倉山の山頂から急峻な階段を駆け下りるという、勇壮な祭りなのだそうだ。

      

            白装束の「上り子」が神倉神社めがけて昇っていく。

 

     

      

               まるで炎に包まれているかに見える神倉神社

 

 

       

                 松明に点けられた、揺らめく炎

 

 

      

 

 

      

 

 

 

山上から駆け下りた男たちの手にしっかり持たれた松明の炎は、幸せを成就し不幸を退散させる、神秘的な力を持って

いると深く信じられているのだ。

 

 

 



 

 

三つ目の火まつりは…福島県須賀川市の≪松明あかし≫。

私はこの祭りのことを今回初めて知ったが、なんと400年の歴史をもつ“日本三大火祭り”の一つだそうだ。

長さ10メートル・重さ3トンもある大松明を初めとする30本もの松明が地上に立てられ、勇壮な松明太鼓が鳴り響くなか、

火をつけられた松明の炎が、晩秋の夜空を焦がすのだそうだ。

     

 

 

      

 

 

      

 

 

 

これらの“火まつり”の映像を見て私は、“火”や“炎”の持つ力を改めて感じた。

人間が“火”をおこすことに成功した大昔から、“火”や“炎”は、人間が大きな困難に見舞われたとき、その困難に打ち勝つ

力を持つことを願い祈るときの、拠りどころとなる、象徴的な存在だったのではないかと思う。

だから私たちは、火を見ると力が湧き、燃えさかる炎を見ては、勇気を振るい立たせてきたようにも思う。

 

今まさに、コロナ禍に加え、大雨による洪水などで、多くの方々が非業の死を迎えられている。

熊本県の山あいに長く住まわれてきた方々は、故郷の自然や川を愛し、その中で静かな生活を営まれてきたに違いない。

まさか、愛する故郷の川が氾濫し、自分の人生がそれによって終止符が打たれるなんて、考えてもおられなかっただろう。

テレビで荒れ狂う川の姿を見るにつけ、私は亡くなられた方々のことを思い、心の中で涙を流す。

 

そして思う。

亡くなられた方々に、小さな火をお供えしよう。

せめて亡くなられた方々の魂が、安らかでありますように。

今の私にはそんな小さな火しか灯せないけれど、小さな火も寄り合えば、大きな大きな炎になることができる。

≪松明あかし≫の、天をも焦す炎に!

 

(3つの“火まつり”のことから、水害の被害を受けられた方々のことへと、何か訳の分からぬ飛火をしてしまいましたが、

 これ以上書き直す元気がありませんので、このまま投稿させていただきます。

 どうかお許しください。)

 

 

 

 

 

    

 

 

        

 

 

 

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