のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

亡き母への感謝

2017-07-29 16:44:02 | 日記

 母が亡くなって、今日で、もう25年が過ぎる。

 

 母は明治の生まれで、7人の子どもを産み育てた。

 子どもは、上2人が男、その下5人がズラリ女だ。(私は、その一番下。)

 7人もの子どもを育て上げること自体、私には考えられない大業だ。

 しかも、7人を育てる間には、あの戦争と戦後の苦しい時代があった。

 けれどもその中で、母はシャキシャキとよく働き、子どもたちを厳しくも愛情深く育てた。

 もちろん当時経済的には苦しく、贅沢とは無縁の、貧しい暮らしだった。 

 しかし、子どもに対する愛情と責任感は、タップリあったと思う。 

 

 その中で末っ子の私に対しては、両親は、躾けは忘れて、ただただ可愛がってくれたような気がする。

 (子どもも7人目ともなれば、躾けるのがシンドカッタのかも…〈笑〉)

 私は、生まれてから両親が亡くなるまで、一度も両親から怒られた記憶がない。

 前にも書いたかも知れないけれど、私がこの歳になっても「甘ちゃん」で、「大人になり切れていない」のは、そのせいではない

 かと思ったりする。 (これは、決して自分の欠点を両親のせいにしているわけではありません!)

 でも、両親の愛情は、私の中に、「人を信じる心」を、育んでくれたような気はする。

 頼りない人間にはなってしまったけれど、「人をさげすんだり人を差別したりしない心」だけは持つことができたと思う。

 それはひとえに、両親の溺愛にも近い愛情のお陰だと思っている。

 

 母への想いは尽きないほどあるけれど、今日はとりあえず‥‥「お母ちゃん、ほんとにありがとう!」

 

 (普段は本箱に入れている、両親の古い写真を出してきて、その前に、Mさんから送られてきたラベンダーを置いてみました。

 お香代わりに‥。)