のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

(寒さの中でも)スポーツセンターは、中高年の人でいっぱい!

2015-01-29 13:44:42 | 日記

 昨日(28日)は、全国的に気温が急降下し、ここ大阪もとても寒かった。

 空気が冷えてるうえに、かなりの強風が吹いている。

 でも私はその寒さをついて、いつものKスポーツセンターの600円パーティに出掛けた。

 途中、雪がチラついたりもした。

 

 こんなに寒かったら、今日のパーティの参加者は少ないだろうな…。

 だったら、今日はユックリ踊れるだろうなんて思いながら、スポーツセンターに向かった。

  (私のマンションからは歩いて行けるKスポーツセンターだけど、ほとんどの方が電車に乗って来られる。

  こんな寒い日にわざわざ電車に乗って出掛けるのは、皆さん、躊躇されるに違いない。

  それに、パーティの参加者は、私も含めて、ほとんどが高齢者なんだから。)

 

 でも、私の推測は見事外れた。

 私がパーティ会場の第2体育館に着いたとき、もう既にかなりの人が踊っておられた。

                     

 

 

 お隣の第1体育館では、ここでも多くの方が卓球を楽しまれている。

                      

 

 

 時間が経つうちに、パーティの参加者は更に増えてきた。

                    

 

 

 そりゃ、そうだよね!

 れっきとした高齢者である私だって、(いくら近いとは言え)寒い中をパーティに出掛けてるんだもの。

 皆さんが寒いからと言って、家にすっこんでいられる筈はない。

 むしろ、寒いからこそスポーツセンターにでも出掛けて、体を動かす方がいいと思われるのが、自然だろう。

 (同じ高齢者の私が言うのは変だけれど…)

 私はお元気な高齢者が多いことを嬉しく思うと同時に、高齢者に気軽に体を動かす機会を与えてくれているスポーツセンターの存在をありがたく思っ

た。

 

 だけど、最近気になることがある。

 今大阪府・市が推進している「大阪都構想」が実現すると、住民に身近なサービス(スポーツセンターでの行事もその中に含まれる)が、いろいろと

削減される可能性が大きいのだ。

 そんなことにはなりませんように!

 

 大阪都構想の是非を問う投票が、そう遠くない時期にあるという。

 私は、私たちの生活に密着したこの問題について、住民として真剣に考えなければいけないと思っている。

 


1/18の日曜美術館で、心に留まった絵など

2015-01-26 20:56:07 | 日記

 1月18日の日曜美術館は、日本画家・速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)を、「夢の御舟 傑作10選」というタイトルで取り上げていた。

 速水御舟は、1894年に生まれ、1935年に40歳で亡くなった。

 御舟の多彩な創作活動を考えると、ずいぶん若くして亡くなられた感じがする。

 

 今回「傑作10選」の中で私が特に好きだった絵・4点を次に載せて、記憶に留めておくことにします。(なにしろ最近物忘れが酷いので…)

 

                             ① 「洛北修学院村」(1918年)

         

 

 

                             ② 「鍋島の皿に柘榴」 (1921年)

                   

 

 

                            ③ 「木蓮(春園麗華)」 (1926年)

        

 

 

                                                    ④ 「牡丹花(墨牡丹)」 (1934年…亡くなる前年)

                   

 

 


 

 

 

 次に、この日の「アートシーン」で取り上げられた展覧会の中で、心に留まったものを二つ載せます。

 ☆ 江戸時代の名工≪仁阿弥道八(にんなみ・どうはち≫の作品。

    仁阿弥道八という陶工については全く知らなかったけれど、彼の作品の斬新さに心惹かれた。

           

 

               

 

 

 ☆ 大阪・泉北郡にある≪正木美術館≫。

    大阪の美術館なのに、私はその存在もよく知らなかった。

    正木美術館は、今年生誕120年を迎えられる正木孝之氏が、生前に集められた1300点以上の美術品を収蔵しているのだそうだ。

    番組で紹介された作品は下の2点のみだったが、私は正木美術館に、近いうちにぜひ行ってみたいと思っている。

 

                           ~室町時代の≪根来塗り≫の作品~

                      

 

 

                             ~≪雪舟≫の初期の水墨画~

              

             

      


“阪急西宮”~“HAT神戸”の≪兵庫県立美術館≫へ。【後半】

2015-01-25 20:12:06 | 日記

 スイスの画家・ホドラーのことは、先日の「日曜美術館」で初めて知り、興味を持った。

 彼の身体表現と自然に対する真摯な追求に、強い共感を覚えた。

 私が買った絵葉書から、特に好きだった彼の絵を3点、次に載せます。

          

   左と右下は≪ミューレンから見たユングフラウ山≫(1911年)       右上は≪オイリュトミー≫(1895年)

 

 


 

 私にしてはかなりユックリホドラーの絵を鑑賞したあと、展覧会場を出た。

 会場を出たときすでに陽はだいぶ傾いているらしく、光の弱まった太陽が窓から射し込んで、廊下に影を作っていた。

                      

 

 

 私は、美術館の南側のすぐ傍に広がる海を見てから帰ろうと、建物から外に出てみた。

 この美術館は安藤忠雄氏の設計で、いろいろ面白い仕掛け?がある。

 建物の外側を囲む塀には、四角い窓(穴?)が開けられていた。

                    

 

 

 塀の外に出ると、いかにも都会の内海らしく、対岸の建物がゴチャゴチャして、お世辞にも美しい風景とは言えなかったが、ありのままを撮っておくこ

とにした。

                  

 

 

 私が海に出てみたのは、海に沈む夕陽が見られることを期待してだったが、あいにく太陽は、海にではなく、建物の上に沈む位置にあった。

 

 次からは、夕陽に向かって撮った写真と、夕陽を背にして撮った写真を、何枚か載せます。

          

 

         

 

    

                    

 

 

 美術館の建物周辺には、彫刻作品やオブジェが置かれ、海に降りる階段は、モノトーンの面白い模様や文字で敷き詰められていた。

         

 

           

 

 

 しばらく外の風景などを楽しんだあと、私はいよいよ帰途につくべく、阪神・岩屋駅へと向かった。

 この頃夕陽はもう、建物の上に落ちる寸前だった。

      

 

 

 今日は、半日以上を掛けて、西宮からHAT神戸の美術館まで、一人でよく歩いた。

 でもあまり疲れは感じず、とても楽しく充実した一日だった。

 

 

 

 

 


“阪急西宮”~“HAT神戸”の≪兵庫県立美術館≫へ。【前半】

2015-01-25 19:08:27 | 日記

 昨日は快晴、気温もまあまあの暖かさだった。

 こんな日は、どこか自然豊かなところに出掛けたくなる。

 でもこの時季、まだ花はあまり咲いていない。

 それに昨日はとりあえず、西宮のお医者さんに薬を取りに行かなければならなかった。

 そこで私は、西宮から比較的近い兵庫県立美術館で、昨日から開催されている≪ホドラー展≫に行くことにした。

 

 まずは、阪急電車で西宮へ。

 私の行くお医者さんは、駅から4、5分のところにある。

 お医者さんに行き、処方箋をもらい、その処方箋を持って、お医者さんのすぐ近くにある薬局に行った。

 薬局で、薬剤師さんのお一人が、坐って待っている私のところに薬の確認に来られたとき、思い掛けないことを言われた。

 「ご本人さんですか?」 私が、もちろんそうだと答えると、「お若いですねえ!娘さんかと思いました。」 だって!

 「ム、ムスメさん!?いくらなんでもそんなことないやろ!」と思いつつ、「若い」と言われてやっぱり悪い気はしない。

 (最近こんなこと滅多に言われないし、自分自身、自身の顔や姿を見て、ホントに歳喰ったなあ!と思う毎日なのデス。)

 私は気分を良くして、阪急西宮駅に向かった。

 駅付近の建物などの上には、白い雲を浮かべた気持ちのいい青空が広がっていた。

 ありきたりの風景と言えばそうだけど、気分を良くした私の目にはそれがとりわけ清々しく映って、シャッターを押した。(笑)

        

 

 

 阪急西宮と兵庫県立美術館は、距離的には割と近いけれど、残念ながら最寄りの駅の電車が違う。

 梅田と神戸三宮の間には、一番北(山側)を阪急電車、真ん中をJR、一番海側(南)を阪神電車が、走っている。

 兵庫県立美術館の最寄りの駅は、阪神電車の岩屋駅。

 途中で乗り換える駅もないので、私は阪急電車で王子公園駅まで行き、そこから南に向かって美術館まで歩く事にした。

 

 


 

 

 

 兵庫県立美術館へは、阪急・王子公園駅から南にまっすぐ下って行く。

 途中、JR灘駅と阪神・岩屋駅を通り越して、さらに南へ向かった海のすぐ傍に、美術館は建てられている。

 途中、足の疲れと空腹を感じてきた私は、岩屋駅をちょっと通り越したところにある『BBプラザ』というビルで昼食をとることにした。

                     

 

 

 そのビルにはちょっとしたミュージアムもあって、昨日は、震災から20年を節目とする『震災 記憶 美術』という美術展が開かれていた。

        

 

 私は食事のあと、この展覧会を観せていただいたが、とても心に沁みる作品が多かった。

 

 

 食事は、ビル3階にあるイタリアレストランでとった。

 イタリアレストランの横には、同じ系列の、とってもゴージャスなフランスレストランもあったが、この間も散財したばかりだし、イタリアンで我慢した。

 イタリアンで我慢したと言ったが、このレストランもなかなかステキだった。

 お店の内部も洒落ていて、料理も美味しかった。

          

 

            

 

 (今回は、料理の写真は載せないでおこうと思っていたが、綺麗な盛り付けの料理を見ると、つい写真を撮ってしまう。)

 

 

 お店の中庭には、ロダンの「考える人」や、ロダンの弟子・ブールデルの「ベートーヴェン」の彫像も置かれていて、いい雰囲気だった。

      

 

 


 

 

 

 昼食と展覧会鑑賞で思ったより時間をとった私は、少々慌て気味に、美術館へと急いだ。

 美術館へ向かう路上に、突然、赤と緑のハデなオブジェが現われて、私は度胆を抜かれた。

              

 

 私はしばらくこの美術館に来ていない。

 確か、前に来たときには、こんなオブジェは無かったように思う。

 後で美術館の人に聞いてみたら、1年くらい前に、美術館を含むこの辺り(HAT神戸)の雰囲気を盛り上げるために、創られたのだそうだ。

 ド派手で、意味もよく分からないけれど、私はこの手のオブジェは嫌いではない。

 オブジェを通り越してから振り向くと、六甲山をバックにしたその姿も、結構さまになっているように思われた。

                         

 

 

 美術館に近づく。

 (これもオブジェの)カエルを頭に載せた、特徴ある美術館の建物が、目の前に現れた。

                      

       

 

 

 私は、北口の方から美術館に入った。

 美術館の入り口付近で無邪気に走り回る子どもがあまりに可愛かったので、パパに了解をとって写真を撮らせていただいた。(ピンボケだけど)

       

 

 そのあと、3階のホドラー展へと向かった。

  

 

              

      

     

        

                   


ちょっとリッチなランチ

2015-01-22 20:28:01 | 日記

 今日は梅田で姉と会って、食事&お茶しながらお喋りする(ちょっとした用事もあった)ことになっていた。

 会うまではどこで食事するか決めていなかったが、会って話しているうちに、今日はちょっとリッチに≪ヒルトンホテル≫にしてみようかということに

なった。

 ヒルトンホテルの3階には、和食と中華のお店がある。

 もちろん、どちらも、なかなかいいお値段だ。

 私たちはしばらく思案してから、中華のお店で、“レディースコース”を注文することに決めた。

 

                                ~お店の入り口と、お店の内部~

                       

 

       

 

 

 

 次は、出された料理を順番に。(でも、せっかくのメインディッシュの肉料理を撮るのを忘れてしまった…)

        

 

                      

                                  メインディッシュの魚料理

 

         

               蒸したご飯                               葉っぱをめくると… 

 

                       

 

 (私たちにしてはちょっとリッチな食事だったので、大人げなく料理の写真を次々と載せてしまいました。お許しくださいマセ(^_^;)) 

 

 

 ヒルトンホテルの3階は、お店以外の場所も、とてもゆったりとした豪華な雰囲気だった。

 床に敷かれた絨毯や壁のデザインもなかなか斬新で、私の好みだった。

                   

     

 

 

 

 3階の真ん中は、1階ロビーからの吹き抜けになっている。

 3階の天井部分から下に向かって吊るされた装飾も、なかなかステキだった。

     

 

 

 私たちは優雅な気分になってホテルを後にし、次に入ったカフェでまた長々とお喋りをした。

 孫の世話で最近はなかなかユックリできない姉と、今日は思いきりお喋りできて、とても楽しい一日だった。

 

                                

    

 

 

 

 

           

 

 


久しぶりのシンフォニーホール ≪中村紘子・デビュー55周年記念・ピアノリサイタル≫

2015-01-20 15:02:38 | 日記

 一昨日(18日<日>)は、久々のクラシックコンサートの日だった。

 Kさんが前々からチケットをとってくださっていた、中村紘子さんのデビュー55周年記念のピアノ・リサイタルだ。

                           

 

 

 会場のシンフォニーホールにも、ずいぶん長く行っていない気がする。

 木立の向こうのシンフォニーの建物が、何だか新鮮に感じられた。

                    

 

 

 お客さんが、三々五々、シンフォニーの入り口に吸い込まれていく。

                    

 

 

 久しぶりなので、シンフォニーの中でもシャッターを押した。(ロビーでの撮影は許されている!)

                     

 

 

 中村紘子さんのピアノはこれまでにも聴いたことがあるけれど、今回の演奏で私は、彼女のピアノの素晴らしさを改めて感じた。

 目にもとまらぬ速さで鍵盤の上を走る、彼女の指! その指が紡ぎ出す…美しいトレモロ♪

 そしてキッパリとした力強い音!

 Kさんによると、彼女は、私たちとほぼ同世代とのこと。

 決して大きくはない彼女の体(指も短い方だと、前に彼女自身嘆いておられたのを聞いたことがある。)から、どうしてあんなに力強くて美しい音が出

るのだろう?

 しかも第2部のショパンとリストは、結構長くて複雑な曲があったにもかかわらず、間を置かずぶっ続けで見事な演奏を披露された。

 そのタフさに、私は度胆を抜かれた。

 さらにアンコールでは、3曲も続けて演奏してくださった。

                            

 

 

 帰りのロビーは、私と同じように感動に酔っている聴衆で、ごった返していた。

                   

 

 

 私たちは、コンサートの余韻に浸りつつホールを後にし、夕食をとるべく梅田に向かった。

 下の写真は、シンフォニーの傍の木に付けられたささやかなイルミネーションと、梅田三番街のお正月飾り。

      

                     

 

 

 

 


最近のちょっとしたコト。

2015-01-20 13:51:31 | 日記

 今日は大寒。

 でもこの冬は寒さが早くからやって来たから、大寒の今日も今日以降も、今までに比べてそんなに寒くはないそうだ。

 うれしいナ!

 でも朝はやっぱりかなり冷えていて、朝起きて障子やカーテンを開けると、ガラス窓はビッシリと結露している。

 これが北国だと、窓に雪が貼りついていたりするんだろうけど…。

                         

 

 それにしても、ベランダから部屋の中に取り込んだハイビスカスや、置き場所を窓際に変えたシクラメンを見ると、太陽の光や熱って、すごいパワーを

持ってるんだなあ!と、つくづく思う。

 外に出していたとき、ハイビスカスはほとんどの葉を落とし、今にも枯れそうだった。

 でも部屋に取り込んでからしばらくすると、いろんなところから新芽が出て来た。

 ハイビスカスが、「ぼく、まだまだ大丈夫だよ!」と言っているようだ。

 一方シクラメンは、お正月の間は、窓からちょっと離れたテーブルの上に置いていた。

 すると、光不足か、花の色がだんだん悪く(薄く)なってきた。

 そこで、窓際に置きかえると、何日もたたないうちに、花色が戻ってきた。

 私は、太陽が持つ光や熱の偉大さを、改めて実感した。

          

 

 


 

 

 一昨々日(17日)は、友人Mさんのお誘いを受け、難波高島屋で行われている『現代書道二十人展』に行ってきた。

                    

 

 この書道展は、朝日新聞社が今活躍中の書家20人を選んで、展覧会のために各自4点くらいの書(篆刻もある)を書いてもらい、それを展示するも

のだ。

 前にも書いたけれど、私は『書』というものに対して、ほとんど理解がない。

 でも見るのは嫌いではなく、ほとんど絵や写真を見るのと同じような感覚で、「これは好き!」とか「これは嫌い!」とか、勝手なことを言って見ている。

 現代の大家と言われる人の書に対して、これは嫌い!などと言うのは、甚だ失礼だとは思いつつ、それ以外の見方を知らないから、お許しいただくこ

とにしている。

 今回の展覧会では、来場されていた出品者のお一人・井茂圭洞氏(かな書)が、ご自分の作品を中心に書について易しく解説してくださり、とても有

意義で面白かった。

 

 Mさんとの書道展行きは、(特に私としては、だが)Mさんと昼食やお茶を共にしながらお喋りすることが、第一の目的だ。

 したがって、書道展の前には、高島屋のレストラン街の中のお店でランチしながらお喋りし、書道展の後でも同じく高島屋内のカフェでコーヒーを飲み

ながらお喋りをした。

 カフェでは、二人とも“プレミアム・カプチーノ”なるものを頼んだ。

 出されたプレミアム・カプチーノには、Mさんのにはウサギさん、私のにはネコちゃんが描かれていた。

                     

 

 プレミアムだけあって、大きいカップに並々と入っている。

 飲み終ったら、二人ともお腹が一杯になってしまった。

 お喋りもタップリ、お腹もイッパイの私たちは、程なくお店を出てそれぞれ家路についたのでありました。

 

 


 

 

 少し前になるけれど、Nさんから今年第一号の絵てがみが送られてきた。

                        

 

 絵てがみにも書かれているとおり、“凛とした”とっても素敵な水仙だった。

 私は今回もまた、写真とは違う絵の素晴らしさを感じた。

 Nさん、ありがとうございました♪


神戸市立博物館の≪古代エジプト展≫へ。

2015-01-13 16:11:02 | 日記

 先日友だちから、今神戸市立博物館で行われている≪古代エジプト展≫の招待券をもらった。

                       

 

 この展覧会では、『メトロポリタン美術館』所蔵の≪古代エジプト≫の品々(初来日だそうだ)が、展示されている。

 私は以前から興味を持ってはいたが、なかなか行くチャンスがなかった。

 そんな中もらった招待状。

 その招待状を見ると、昨日(12日)がその展覧会の最終日になっている。

 昨日は特別の予定が無かったので、私はこれ幸いと、阪急電車で神戸に向かった。

 

 昨日は、風は強かったが、お天気は良かった。

 阪急中津駅に向かう途中に見えるスカイビル(上半身)が、その壁面に空や雲をうっすら映して、相変わらずでんと立っていた。(写真・右下)

 駅に行く途中その傍を通る、私の好みのビルは、窓に青空と雲を映し、壁には周りの影を映している。(左)   

          

 

 

 三宮駅で降りて改札を出ると、そこここに着物姿の女性がかたまっている。

                 

 

 

 そう言えば、今日は成人式。

 外に出ても、式場に向かうであろう和服姿の女性がたくさん!(写真に撮ったのは、その中のごく一部)

                         

 

 若い女性の振り袖姿は、確かに華やかで美しい。

 しかし‥と、オバ(ア)サンは考える。

 なぜ成人式に参加する女性は皆、かくも似たような着物姿なのだろう?

 これじゃ、まるで制服じゃないの!

 若い女性よ、もっと個性的であれ!

 などと考えるのは、若さに嫉妬を感じるオバ(ア)サン故でありましょうか…(笑)

 

 私はそんなショウもないことを思いつつ、フラワーロードを『東遊園地』に向かって歩いた。

 下の写真は、市役所前の花時計と、フラワーロードの花壇。

               

                     

 

 


 

 『東遊園地』に到着。

 東遊園地は、博物館への通り道でもあるが、ここには≪神戸淡路大震災≫の記念碑的なものが、いくつか置かれている。

 私は昨年暮れのルミナリエに行けなかった。

 そこで、自己満足にしかならないけれど、ここ東遊園地で、大震災の犠牲者へ追悼の想いを捧げようという気持ちもあった。

 (大震災から今年で早や20年!前に書いた振り袖姿の新成人たちは震災の年に生まれたんやなあ!と思うと、また別の感慨が湧いてくる。)

 

 下は、震災で壊れ、その後再建された『マリナ像』。

 マリナが抱く時計の針は、震災発生時を示したまま止まっている。

         

 

 

 東遊園地からは、神戸市役所をはじめ、周囲のいろんな高層ビルが眺められる。

 最近のビルの中には、デザイン的に面白いもの、周囲のものを映すものが多い。

 そんなビルと、遊園地の池?の写真を、4枚ほど。

              

 

              

 

 

 遊園地には、(私が今まで気付かなかった)美智子皇后の歌碑もあった。

        

 

 

 そして、前にも載せたことのある、『希望の灯』。

 この灯は、東日本大震災の被災地にも送られ、被災者の方々を勇気づけてもいるそうだ。

              

 

 私は、この灯の前でしばし黙祷してから、東遊園地を後にした。

 

 


 

 

 遊園地を後にした私は、ひたすら博物館に向かった。

 でも、途中ふと見た道路の消火栓の標識のデザインが面白くて、写真を撮ったりもした…。

                      

 

 

 神戸市立博物館に到着。

                  

 

              

 

                    

 

 下は、博物館内部(1階)。

 最終日にもかかわらず(もしかしたら、最終日だからかな?)結構人が多かった。 

                  

 

 

 ≪古代エジプト展≫の展示場は、3階と2階。

 古代エジプトの造形や模様は私の好みだけれど、展示物が一部を除いて小さい物が多く、展示場の照明が暗いので、眼が疲れてしまう。

 目が疲れれば足も疲れ、体全体も疲れる。

 展示物を見終った私はグッタリ疲れて博物館を後にし、途中で遅いお昼を食べて、ひたすら駅へと向かった。

 “サンチカ”の広場に置かれたお正月の生け花にちょっと癒された私は、少し元気回復して電車に乗り、家路についたのでした。

                  

    

 

                     

 


年が明けてからやっと見た≪長居植物園のイルミネーション≫

2015-01-09 17:04:07 | 日記

 昨年の暮れにAさんと行く予定だった≪長居植物園のイルミネーション≫に、昨日(8日)やっと行ってきた。

 昨年末には、それまでは毎年行っていた≪osaka光のルネッサンス≫にも≪神戸ルミナリエ≫にも行けなかった。

 光のルネッサンスやルミナリエは、12月中に終わっている。

 なので、新年になってからでもやっている≪長居植物園のイルミネーション≫にだけは、行くことにしたのだった。

 

 新年早々、私の“ボケ”が又々露見した。

 長居植物園の開園時間(イルミネーションのための)について、私はAさんに自信を持って「4時から」と告げた。

 そこでAさんと私は3時半に梅田で待ち合わせ、そのまま長居植物園へと向かった。

 でも着いてみると、開園は5時半とのこと。

 4時という時間に絶対の自信を持っていた私は大ショック! それにAさんには、エライ悪いことをしてしまった!!

 二人は仕方なく近くのカフェで1時間くらい時間をつぶしてから、再度植物園に行った。

 

 二度目に植物園前に着いたのが5時ちょっと過ぎ。

 植物園の門は、灯りを点け始めていたが、まだ閉ざされたままだった。

                  

 

 

 定刻の5時半に開門。 私たちは待ちかねたように急いで中に入った。

 植物園のエントランス部分の“花壇とその両側の木々”にも光が当てられていて、なかなかきれいだった。

 でも、写真では、光が滲んで、ボンヤリとしか撮れなかった‥(涙)

               

 

 

 

 植物園に入ってすぐの左の草地には、サボテンを模した色とりどりの球体が置かれていた。

        

 

       

 

 

 

 大池の方に向かって行くと、池の周り(&池に架けられた橋)には、いろんなイルミネーションが施されていた。

                     

 

                   

 

                      

                    

                  

                     

 

 

 イルミネーションは、池を巡る小道にも施されていた。

                 

            (風船でつくられたハート型のゲート)                     (風船のアップ)

 

 

 

 大池の周りを巡り、違う方向から見たイルミネーションを‥再び。

                 

                      

 

                 

 

 

 

 大池を廻って、今までと反対の側にやって来た。

 そこのイルミネーション。 

                  

 

                  

 

                   

                   

                    

 

 

 そこに置かれていた、でっかいスノーマンとちっちゃなスノーマン。

        

 

 

 

 その一角には、いろんな動物たちが放たれていた。

                   

 

                      

                       

 

                  

 

 

 

 小規模ながら“光の回廊”もあった。

                  

 

 

 

 最後に、植物園を後にするとき眺めたイルミネーションの全景と、帰りに再挑戦したエントランス部分のイルミネーション。(やっぱり上手くは撮れな

かったけれど‥)

                 

                      

                          

 

                   

           

             

            

  

 

 

          

                 

                 

  

 

 

 

 


正月4日は、大槻能楽堂の≪新春能≫に。

2015-01-05 16:54:30 | 日記

 昨日は、前からチケットがとってあった≪新春能≫に、Kさんと一緒に行った。

                   

 

 

 ≪新春能≫を観るのは、今年が初めて。

 新年に何かお正月らしいものを観てみたいという思いから、ずっと以前にチケットをとっていた。

 ≪新春能≫は、3日と4日の2日間行われるが、4日の狂言に、『野村万作』(人間国宝)と(今絶調の)『野村萬斎』が出るので、4日の方を選んだ。

 

 能楽堂の入り口は、お正月らしい華やぎに満ちていた。

 受付の女性は美しい着物姿でにこやかに客を迎え、壁際には豪華なお花が活けられ、壁にはお正月飾りが飾られていた。

                  

                          

 

 

                                          ≪能舞台≫

                        

 

 

 私たちが座席について周りを見まわすと、着物姿の方も結構おられ、座席も華やいだ雰囲気だった。

 そして驚いたのは、立ち見の方が沢山おられたこと。

 その中にはかなりご高齢の方もおられた。(3時間以上に及ぶ公演を立ったまま観られるなんて、よほど能がお好きなのだろうか?)

 

 昨日の演目は、最初が、新春を寿ぐ『翁』と『三番叟』。

 その後、狂言『六地蔵』が続き、最後が能『羽衣』だった。

 『翁』と『三番叟』は、私たちを新春の華やいだ気分にさせてくれた。

 『三番叟』では、初めてナマの野村万作さんと萬斎さんを見ることができて、嬉しかった。

 万作さんの柔らかい演技と、萬斎さんのピシッと伸びた背筋が、とても印象的だった。

 能『羽衣』では、天女の舞が幽玄の世界に私たちを誘ってくれた。(でも、能をよく理解できていないせいか、私にはちょっと時間が長かったけど‥。)

 

 全ての演目が終わって私たちは席を立ち、出口へと向かった。

 その時近くから見上げた能舞台の天井のデザインが、とても斬新でステキだと思った。

                         

              

 

 能楽堂を後にした私たちは、その後日本橋の『食道園』でたらふく焼肉を食べてから帰途についた。  

                        

 

 

 

 


1月2日の、ホンに僅かな雪

2015-01-02 19:41:03 | 日記

 元日の夕方から大阪でも雪が降ったらしい。

 「らしい」と言うのは、その時間私は部屋の中にいて、外の様子が分からなかったから。

 今朝のテレビの報道で、初めて知った。

 私は慌ててベランダから外を見てみたが、周りの家々の屋根に、かすかに雪がある程度。

 京都はかなり積もっているみたいだから、ほんとは京都に行きたいところだけれど、たとえ僅かでも中津の雪を見ておかなければ、中津の住人として

はいけないような気がして(変に律儀な私‥)、とりあえず中津公園に行ってみた。

 

 予想どおり、公園にはホントにかすかな雪があるだけだった。

 それでも私は、その微かな微かな雪の様子をカメラに収めた。

 その写真を次に、順不同で載せさせていただきます。

          

 

          

 

 

                                ~銀杏の木の根っこ~

                     

 

    

 

 

 再び、葉っぱの上の雪。

                  

         

 

 

 今日も公園の上は青空だった。 

 滑り台の上には、ホントにちょっぴり雪が残るだけ‥。

       

 

 

 淀川の土手は‥

         

           十三大橋を望む(西方向)                       JRの鉄橋を望む(東方向)   

 

 

 再び公園に戻って‥。

           

 

 

 帰り道、保育園のフェンスの間から、ホントにちっちゃな薔薇の花が顔を覗かせていた。

 あまりに健気で、思わずシャッターを押した。

                       

 

 

 同じく帰り道、このところ殆ど見かけなくなったしめ飾りが玄関に飾られているお家を見つけて、これまたシャッターを押してしまった。

                    

 

 

 ※公園から帰って何やかやしていると、京都に出掛ける元気は無くなり、結局こんな写真しか撮れずに終わってしまいました。(涙)

                          

 

 

 

 

 

 

 

 


2015年・元日

2015-01-01 19:52:05 | 日記

 大晦日の昨日は、送ってもらった故郷の水仙に千両を添えて、二つの花瓶に活けた。

              

 

 

 送られてきた水仙は、一束10本の束が3つだが、上の写真に活けたのは、そのうちの2束。

 あとの1束は、お節をもらう代わりに(にはならないけれど‥)、同じく昨日、姉のところに持って行った。

 (姉のところでは、ちゃっかりお昼までご馳走になった。)

 

 元日の朝は、まず昨日姉のところからもらってきたお節を並べて、元日の朝の食卓を作った。

                   

 

 姉のところからもらってきたと書いたが、もちろん全部ではなく、私が作った(?)ものも“ホンの一部”はある。(笑)

                    

 

 とにもかくにもお陰さまで、大好きなお節を食べて、新年をスタートさせることができた。

 H姉ちゃん、ホントにありがとう♪

 

 

 お節をタップリ食べてお腹一杯になった私は、腹ごなしも兼ねて、新年にはいつもお詣りしている近くの神社に行くことにした。

 神社のまえに、先ずはマンションにあるお地蔵様にお参りした。

 下の写真は、お地蔵様の前に飾られたお花。(さすがに、いつもより綺麗に飾られている。)

                       

 

 そのあと、富島神社へ。

    

 

 私は元来無神論者なんだけれど、新年に当たって祈りたいことはある。

 祈るのに、何か対象がないと祈りにくいので、お地蔵様や神社をその対象にさせていただいているのだ。

 これって、ちょっと失礼かな!?

 でも、祈る前に感謝の言葉は言っているので、許してもらえるかも…。

 

 

 富島神社に行った序でに、近くを一回りすることにした。

 先ずは、中津公園へ。

 公園の上に広がる空は、この時はまだ晴れ渡っていたが、風がものすごくきつかった。

                  

                           

 

 

 私は風に吹き飛ばされる危険も感じつつ、淀川の堤防まで上がってみた。

 淀川の向こうには、(当たり前だけど)去年と変わらぬ風景が広がっていた。

                  

 

 

 堤防からの帰りにちょっと回り道をしたら、私の好きなビルのところに来た。

 そのビルの前には、ビルの一部としてちょっと変わったお地蔵様が置かれていて、前から気になっていた。

                          

 

 普段は、なかなかセンスのあるお地蔵様だなと思うだけで前を素通りしていたが、今日よく見ると、普段見ているのは裏側だということが分かった。

 廻りり込んでみると、お地蔵様らしく、お花がお供えしてあったりした。

                     

 

 な~るほど!と納得しつつ、裏側もステキだと思う気持ちもやはりある。

 それはともかく、このお地蔵様も含めて、このビルの設計は、やっぱり私のお気に入りだ。

 

 そのあと、強い風(気温も低かった)で体が冷えてきた私はマンションに帰り、年賀状を見たり姉たちに電話したりして、元日の残りの時間を平凡に過

ごしたのでありました。