のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

久しぶりの天王寺公園と美術館~「平和美術展」を観に~

2012-08-30 23:09:30 | 日記

 一昨日(28日)、天王寺美術館で行われている「関西平和美術展」に、一人で行ってきた。

                   

 この展覧会は、「平和を守る」ことを一致点として、いろんな流派、様々なジャンルの方々が、自由に作品を出品されている。

 今年でもう61回目になるそうだ。

 私がこの展覧会を知ったのは、学生時代の友だちのOさんが、数年前から、作品を出品されているから。

 今までは、友だちと行くことが多かったが、今年は、友だちがみんな色々と忙しく、私一人で行くことになった。

 

 美術館には、一旦天王寺公園に入ってから行った。 (公園に入らないで行く道もあるのだが、天王寺公園も久しぶりだったので)

 公園に入ると、正面に、円柱状に仕立てられた3本の花のオブジェが置かれていて、そのはるか向こうに、通天閣がウッスラと顔を覗かせている。

                    

 

 反対側には、完成すると、高さ日本一のビルになるという≪あべのハルカス≫が、工事中ながら、威容を誇るかのように、空高く聳えていた。

                   

 

 天王寺公園は、天王寺動物園に続く道でもあるので、公園のそこここには、動物たちのオブジェが置かれていて、なんか微笑ましい。

         

                                                     「白クマさんも、暑そうだなあ!」

 

                

 

 

 美術展の会場では、多くの作品が、所狭しと並べられている。

 その中のOさんの作品。

                      

 私は、この絵は、とても好きだった。

 真ん中に置かれたピアノと、空のかなたの原爆ドーム。

 ピアノが置かれた緑の草地は青々として、山も白雲も、力強く描かれている。

 私はこの絵の中に、Oさんの、平和に対する強い願いを、感じた。

 

 Oさんの友人で先輩にあたるYさんは、アウシュビッツ収容所での一場面を描かれていた。(写真左)

 また、以前の私の仕事仲間であった、Y氏の作品もあった。(写真右)

         

 

 

 ※次に、私が好きだった作品を、順不同に、列挙することにします。

            

 

                    

 

       

 

                    

 

            

           (上は、長崎で撮られた写真)

 

 遅い朝食の後、午後になってから出掛けたので、昼食抜きで展覧会を観た。

 なので、観終わると、猛烈にお腹が空いてきた。

 そこで私は、天王寺の駅ビルの中にある「百樂」で、大、大、大好きな“春巻き”を食べることにした。

 (念の為言っておくと、私は“春巻き”一般が好きなわけではなく、「百樂の春巻き」が好きなのだ。)

 私は以前、天王寺より南に住んでいて、天王寺は、家と仕事場の中継点だった。

 そこで、天王寺でよく食事をしたが、その中でも、百樂の春巻きは、私の大好きなメニューの一つだったのだ。

 

 お店に入り、「春巻きください!」と言うと、お店の方が、「6個入りですね。」と言われた。

 私は即座に打ち消して、「いえ、9個入りの分!」

 しばらくして、春巻き9個がお皿にのって出てきた。

                

 「おっ、これこれ!」

 私は勢い込んで春巻きにお箸を伸ばし、一気に次々と食べていった。

 春巻きは予想通りとてもおいしかった!

 でもその日は、6個めを過ぎたあたりから、なんだかお腹が重たくなってきた。

 しか~し! せっかくの春巻きだ! 残すわけにはいかない!

 私は結局全部平らげた。

 

 でも、その夜私は、久々の胃もたれに苦しんで、なかなか寝付けなかった。

 昔は9個の春巻きも平気で食べられた私だが、やっぱり、自分の歳を考えんとアカンな‥。

 

 ということで、せっかくの百樂の春巻きも、すこし苦い思いを残すことになってしまいました。

 

 

 

 

 

  

   

               

 

 

 

 

 

 


ゴーヤ狂想曲 ≪partⅡ≫

2012-08-27 18:55:08 | 日記

 毎週月曜日はゴミ出しの日。

 今朝も下へゴミ袋を持って降り、帰りに何気なく我が家のベランダを見上げて、アッと驚いた。

 ベランダの塀の外側にまで蔓を伸ばしたゴーヤの先端に、なんと白ゴーヤが1個、ぶら下がっているではないか!

 全く予想もしてなかった光景に、私は慌ててカメラを取りに部屋に上がり、また駆け下りて写真を撮るハメになってしまった。

                

 

 写真を撮って上に上がり、まだ何か新しい発見があるかも‥?と、ベランダに出て再度ゴーヤを観察してみた。

 すると、案の定、ありました!

 葉っぱの陰に、新しい白ゴーヤ発見!

 

 この間から、それまでなかなか生らなかった白ゴーヤが2個、並んで生っているのを見つけて喜んでいた。(以前のブログに記載済み)

 その内の1個がずいぶん大きくなったので、今朝の水やりの時に収穫していた。

 それなのに、見ると、もともとあった白ゴーヤのちょっと上に、葉っぱに隠れるようにして、もう1個の白ゴーヤがムックリした姿でぶら下がっている。

 ということは、この間から、白ゴーヤは、3個生っていたのだ!

 かなり大きくなっているのに、今朝まで、どうしてこの1個の存在に気が付かなかったのだろう?

 ホントに不思議だ。

                    

 (上の写真=手前の白ゴーヤは、前から見つけていたもの。その奥の、半分葉っぱに隠れているのが、今朝初めて、その存在を知った白ゴーヤ。)

 

 それだけではなかった。

 プランターの下、床すれすれの処に、小さいメタボ白ゴーヤが1個、ぶら下がっていたのだ。

                   

 これにも今朝まで全然気づかなかった。

 私の注意力がイイカゲンなことは認めるが、でも何だかゴーヤが、ジッと身を潜めていて、私を驚かそうとしているように思えて仕方がない。

 

 次は、新しい発見ではないけれど、ネットからはみ出して伸びに伸びた蔓に生ったゴーヤが、私の予想を超えて、大きく成長した姿。

               

 

                      

 

 

 そして、伸びた蔓の最先端に生ったゴーヤは、自分の重みで、ずいぶん下まで垂れ下がってきた。

                   

 

 

 ゴーヤの写真だけではちょっと愛想ないので、最後に、(傍までゴーヤの蔓が忍び寄っている)ハイビスカスの写真を彩りに添えて、「ゴーヤ狂想曲pa

rtⅡ」を終わります。

                  

 

 

              

 

                 

                    

 

 

 

 


「暑っ!」 一向におさまらない残暑‥〈涙〉

2012-08-25 18:18:52 | 日記

 昨日は結局お医者さんに行くのをさぼってしまった。

 (1年前の)薬を2日間飲んだけれど、今朝目覚めた時も、まだ何となくスッキリしない。

 今日こそはお医者さんに行かなくっちゃ!と思いつつ、いつものようにベランダに出ると、今日は朝から雲一つない晴天。

 ベランダから見えるビルと空の境い目が、妙に鮮明で、カキッとした感じ。

                   

 今日も暑くなりそう‥。

 

 お昼前になって、やっとお医者さんに行った。

 去年貰ってた薬を飲んだと告白すると、お医者さんは笑いながら、「まあ大丈夫やろうけど、効き目は悪いかもネ。」とおっしゃった。

 そして、4種類の薬を4日分、出してくださった。

 

 お医者さんからの帰りにある(朝行くいつもの公園とは違う)公園で、やっぱり、百日紅が咲いていた。

 百日紅は、夏を彩る、代表的な花の一つ。

 アチコチで、私たちの目を楽しませてくれる。

      

 

 

 そして、百日紅や木々の上には、真っ青な空と、元気盛んな白雲。

           

 

 

                  

 

 

     

 

 これじゃあ、残暑なんかじゃなく、まだまだ、酷暑だあ!(泣)

 

 

 

 

 

 


朝だけちょっと秋の気配

2012-08-24 13:03:46 | 日記

 ずいぶんブログをさぼってしまった。

 その間、暑さを避けて家にいることが多かった。

 でも、日曜日(19日)と水曜日(22日)は、ダンスに行った。

 日曜日は思うように身体が動かず、水曜日の方が、何故だか踊った時間も長く、私なりに身体もまあまあに動いた。

 昨日(23日)は、久しぶりにブログを書こうと思っていたが、公園から帰ってくると、下腹部に違和感がある。

 長らくなっていなかった膀胱炎が又起こったな‥。

 早速お医者さんに行こうと思いながら、薬箱を開けてみると、去年の9月にお医者さんに貰った膀胱炎の薬が、2日分残っているのを発見!

 1年くらいやったら大丈夫やろ‥ズボラな私は、朝食後からそれを飲んで様子をみることにした。

 薬を飲むと、ずいぶん調子は良くなった。

 でもブログを書く元気はなかったので、昨日は、ご無沙汰していた友だちに電話したり、向こうから掛かってきたりで、一日の大半を過ごしてしまった。

 今日で貰っていた薬はなくなる。

 今日の夕方か明日の朝には、お医者さんに行って、薬を貰っておかなくっちゃ!

 (私の膀胱炎との付き合いは長いが、どうも最近は、夏の終わりから秋にかけて、膀胱炎になることが多い。夏の疲れと、冷房などの冷えが、膀胱炎

を引き起こしているのでは‥と、自己診断しているけど、どうかしら?)

 

 このところ、日中は照りつける太陽の熱射がものすごく、猛暑日が続いているが、朝だけは、少し涼しく、空には秋めいた雲が浮かぶようになった。

 

                          ベランダから眺めた空(22日)

                    

 

           

 

 月曜日(20日)と昨日(23日)の朝は、公園に行った。

 共にダンスの明くる朝で、身体に疲れは残っていたが、20日は、ゴーヤが好きなチビちゃんのお母さんに、ゴーヤが渡せたらと思って出掛けた。

 運よくチビちゃんの散歩に来られていたので、ゴーヤを渡すことができてよかった。

 そのとき、チビちゃんが火曜日に、久しぶりに散髪すると言われたので、散髪前(使用前)と散髪後(使用後)の写真を撮ろうということになった。

 (と言っても、これはウレシガリの私が勝手に言ったことなんだけど…でも、おかあさんもまんざらでもなさそうだっだので)

 

  チビちゃんの、使用前(20日)は~?

                                

 

 

 そして、使用後(23日)は~?

                 

 

 「チビちゃん、チビちゃん」と言っているけど、実は、チビちゃんの性別は男、年齢ももう12歳だとか‥。

 「私と同い年くらいかな?」と、チビちゃんのお母さん。

 「これからどんどんお母さんを追い越していきますね。」と、私。

 お母さんの顔に、ふっと寂しげな表情が浮かんだように見えた。

 

 公園では相変わらず、青空をバックにした、百日紅の花が、キレイ!

                     

 

 市営住宅のお庭で、私が「あっ、もう白い曼珠沙華が咲いている!」と叫んだら、お庭の主に「ハマユウですよ!」と呆れ顔でたしなめられた。

           

 

 

 最後に、しつこいようだけど、最近のベランダの写真を三枚。

 1枚目は、オリヅルランにからみついて花を咲かせているゴーヤと、花を開きかけてるハイビスカス。(朝)

               

 

 

 あと2枚は蔓の先端にちっちゃな実を幾つもつけたゴーヤと、3個のゴーヤが(その内の2個は久しぶりに実をつけた白ゴーヤ)連なってなっている

風景。

               

 

 

 

 

 


遺体に笑顔をよみがえらせる!≪復元納棺師・笹原留似子さん≫

2012-08-18 18:09:31 | 日記

 昨晩、NHKスペシャル「最期の笑顔 ~納棺師が描いた東日本大震災~」という番組を見た。

 それは、復元納棺師・笹原留似子(ささはら・るいこ)さんの、東日本大震災後の生き様を、追ったものだった。

 彼女は、震災で無残に傷ついた遺体を、時間をかけて修復・復元され、それに笑顔を甦らせてから遺族の元にかえし、更に、その笑顔を絵に描い

て残すという活動を、ずっと続けられてこられたのだ。

            ←復元した故人の笑顔を描かれる、笹原留似子さん

 

 「復元納棺師」‥こういう仕事・職業があることを、私は今回の番組で初めて知った!

 “復元”の付かない「納棺師」も、あの名作「おくりびと」(漢字だったかな?)で、私はその存在を初めて知ったのだから‥。

 

 笹原さんは、震災直後から遺体安置所を回られ、無残に傷ついた遺体を復元、生前の笑顔を甦らせてこられた。

                 ←遺体安置所で復元作業をされる、笹原さん

 

 その数は、300人を超えるという。

 そしてこの復元作業は、すべてボランティアなのだ。

 

 番組は、復元作業を受けられたお一人、(夫と4人の子どもを残して一人だけ津波の犠牲になられ、1ヶ月後にその遺体が発見された)Hさんの復元

作業を、追っていた。

 Hさんの遺体の復元作業は、夫の、「このままの姿では、子どもたちをお母さんに会わせることはできない。なんとか4人の子どもたちに、お母さんと

のお別れをきちんとさせてあげたい!」という願いから、笹原さんに依頼されたのだった。

 今回の復元作業は、遺体が安置されている、Hさんの家で行なわれた。

              

 

 変形して硬直した顔を念入りにマッサージして元の顔の形に戻し、損傷のある処には脱脂綿をつめて、上から特殊なファンデーション等を丁寧に塗っ

ていく。

 ファンデーションは、冷たくなった顔になじむように、自分の手でよく温めてから、何度も何度も、塗っていかれるのだそうだ。

                    

 

 そして、その人の笑い皺の跡をさぐって、笑顔を甦らせる。

 生前の笑顔にできるだけ近づくようにと、Hさんの遺影にじっと目を向けられる、笹原さんの真剣な眼差しに、心打たれる。

                   

 

 この日の復元作業は、結局3時間に及び、終わったのは、深夜だった。

 復元された奥さんと対面され、「これで、妻が戻ってきた‥子どもたちに会わせられる!」と、涙を流して喜ばれる、ご主人。

 笹原さんの顔にも、安堵の表情が浮かぶ。

         

 

 

 こんな作業を、彼女はなんと、300回以上繰り返してこられたのだ。

 

 そして、(復元作業の依頼が少なくなった)震災後4ヶ月くらいから、彼女は、自分が復元した人たちの、「最期のすばらしい笑顔」を残したいと考えら

れるようになった。

            

 

 彼女は、一人一人を思い出しながら絵を描かれ、それに、ご家族の思いを、(時には、自分の気持ちも)文で添えられた。

           

 

          

 

 震災で亡くなられた方とそのご遺族に、このような向き合い方をしてこられた人がいるのだ!

 「復元納棺師・笹原留似子さん」の存在と行動は、私に強い衝撃を与えた。

 

                    

 

 

 

                 

 

 

 

 


最近のベランダと、今朝の公園

2012-08-16 18:14:31 | 日記

 最近のベランダには、緑以外の色がほとんど無い。

 鉢植えの花は、太陽の熱射が余りに強くて、だんだん、色が(赤もピンクも、葉の緑さえも)、抜け落ちてしまっている。

 

 その中で、ハイビスカスと、ゼラニュームの1鉢だけが、わずかにベランダに色を添えている。

           

 

 

 ゴーヤは、相変わらず元気に実をつけているが‥。

             

 

 

                   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

 

 今朝は比較的涼しかったので、公園に行った。

 公園では、いろんな色の百日紅が、どれもほぼ満開になっていた。

           

 

                           

 

 

    

 

 

 花壇で、白い日日草が、大きくきれいに咲いていたので、思わずシャッターを押した。

                   

 

 一緒に散歩していたチビちゃんに、(同じく散歩していた)シーズー犬のナゴンちゃん(初めての犬)が、じゃれてきた。

                   

 

 ちなみにナゴンちゃんは、清少納言からの命名だとか。

 

            

 

                

           

 

              

 

 

 

 

 


疲労困憊!京都国立博物館の≪大出雲展≫

2012-08-16 17:24:43 | 日記

 昨日(15日)は、高校時代以来の友だちのMさんと、京都国立博物館の「大出雲展」に行ってきた。

           

 

 古代史の知識はほとんど無いに等しく、また興味もイマイチな私‥。

 でも、ふるさと島根県に直接関わる展覧会だし、この際少しでも知識を増やすことができればと思って、行くことにしたのだった。

 (因みに、島根県は、東部を出雲地方と言い、私たちのふるさと益田は、西部の石見(いわみ)地方に属する。)

 

 昨日の京都は、(温度はそう高くなかったかもしれないけれど)湿度が異常に高く、蒸し暑いこと、この上なし。

 昨日はさすがに、(前回のように)JR京都駅から歩くなどという元気はこれっぽちもなく、京阪七条まで行って、そこから7分くらいの道を歩いた。

 それでも、国立博物館に着いたときは、蒸し暑さに耐えきれず、私が「何よ、この暑さは!」と毒づいていたら、傍らにおられた若いカップルの男性が、

「中に入ると涼しいですよ。」と、笑いながらたしなめるように言われ、我が身のこらえ性の無さを、ちょっと恥ずかしく思った。

 でも、中は予想していたより観覧者が多く、そのせいもあってか、中に入っても、そんなに涼しくはならなかった。(涙)

 

 私たちは、音声ガイドを借りて、その説明にそって見ていくことにした。

 美しい勾玉や、鹿や馬・力士などの埴輪、銅剣に銅鐸・銅矛、須恵器など、さまざまな出土品が展示されている。

 古代出雲大社の復元模型も展示されていた。

                   ←巨大神殿の復元模型の一部

 

 出雲という土地が、はるか昔に、こういう質の高い品々や建物を作り出すことのできる、優れた技術を有していたことに、改めて感心した。

 なかでも、「見返りの鹿」と呼ばれる鹿の埴輪は、造形的にもとてもすばらしかった!

 彩色が施された壺も、色と言い形と言い、近代的と言ってもいい程洗練されていて、ステキだった。

 

 そんな展示品も多かったのだけれど、何しろ展示物の多さは、生半可ではない。

 それに、展示品の中には、文書的なものも多くて、それを見るだけでドッと疲れてくる。

 加えて、(自分の知識の無さを棚に上げて言うのも変だが)今回の音声ガイドは、説明がイマイチ分かりにくく、私は途中から集中力がだんだん無くな

っていくのを感じていた。

 後半3分の1くらいは、なんか惰性で見てしまった感じ。

 

 私たちは、疲れ切って、展示会場を後にした。

 博物館前の広場に出ると、はるか遠くに、なじみの京都タワーが見えて、何だかホッとした。

               

 

 初めの予定では、展覧会を観終わった後は、(道路を隔てて博物館のすぐ前にある)「三十三間堂」も序でに見ようと言っていたが、疲労困憊の二人

には、そんな余力は、もう残ってなかった。

 そこで駅に向かう途中の喫茶店に入って、喉を潤しお喋りをしてから、帰路についた。

 

 

 

 

 

 

                    


「ヒロシマ」 「ナガサキ」‥そして、「ふくしま」

2012-08-10 09:43:26 | 日記

 1945年、8月6日8時15分には広島に、8月9日11時2分には長崎に、あの憎むべき原爆が投下された。

 それから67年を経た今年の同日、それぞれに平和祈念式典が行われた。

 その様子は、NHKのテレビで放映される。

 私は毎年そのテレビだけは見て、画面の中の人たちと一緒に、原爆投下の時間に合わせて黙祷している。

 もっと積極的に核兵器廃絶の運動に加わらなければ、という思いはあるが、なかなかそれはできず、「せめて」という気持ちからだ。

 

 8月6日。

 テレビ画面には、私も何度か訪れた、広島の平和公園が映し出される。

          

 

 毎年行われる、広島市長の「平和宣言」と、小学校6年生の男女2人による「平和への誓い」。

 どちらからも、核兵器廃絶と平和への強いメッセージが発信されて、聞いていて、胸が熱くなる。

 今年の平和宣言では、福島の原発事故が切実な問題として取り上げられ、福島との連帯が強調された。

 福島からは、あの浪江町の馬場町長が式典に参列されていて、放射能問題について、広島から学びたいとおっしゃっていた。

 

 

 8月9日の長崎。

 式典会場だけではなく、いろんな場所で、原爆で亡くなった方への鎮魂と平和への祈りが、捧げられる。 (これは、広島でももちろん同じだが)

           

 

 

 長崎平和祈念式典は、“被爆者歌う会≪ひまわり≫”の合唱で始められた。

                

 

 歳を重ねられた被爆者の方々が、“もう二度と作らないで、わたしたち被爆者を”と、美しく・優しく・強く歌われる姿には、本当に心打たれた。

 

 それと、長崎の平和運動ですばらしいと思うのは、「高校生平和大使」の活動だ。

 今年で15年目になるこの活動は、高校生たちが核兵器廃絶の署名を集め、自ら国連にそれを提出して、自分たちの願いを直接訴える事を、中心の

活動にしている、とのこと。

 そして今年は、福島県南相馬の高校生・高野桜さんが、その平和大使の一人として、長崎の高校生たちと一緒に、ジュネーブに行かれるのだそう

だ。

                 ←祈念式典に参加されてる高野さん。

 

 彼女は今、(妹と一緒に福島を離れて、別の場所で生活されてるお母さんとは別れて)お父さんと仮設住宅で暮らしながら、高校に通っておられる。

 そして最近、彼女の甲状腺に、ごく小さい塊が見つかったとか‥。(あまり問題ではないらしいが)

 そんな厳しい、不安な状況の中でも、彼女はがんばっておられるのだ。

 

 そしてこの式典には、彼女以外に、福島いわき市の中学生24人・高校生10人も参加されていた。

 私は、広島と同じく長崎でも、被爆地と福島とのつながりが強まっていることが分かって、うれしく思った。

 

 それと、もう一つうれしいニュースは、年老いていく被爆者の活動を受け継ぐために、「被爆二世の会 ナガサキ」が、今年新たに発足したということ。

 

 核兵器廃絶の運動も、福島の原発問題も、解決はそう容易ではないだろうけど、人々の地道な取り組みが、一歩一歩進んでいる。

 何もできない私だが、せめて、ヒロシマ・ナガサキ・福島のことに、これからも、関心だけは持ち続けたいと思う。

 

 どうか、遠くない将来に、人類が核の危険にさらされないで、平和に暮らせる世の中がやってきますように!

 

                  ↓ 広島市長の平和宣言の後に、平和を願って放たれた鳩たち

                

 

 

 

 

   

 

         


今朝は、ちょっと長めの散歩

2012-08-09 21:48:15 | 日記

 昨日は久しぶりに(10日ぶりくらいかな?)ダンスに行った。

 そして、昨日はメチャメチャ疲れてしまった。

 今回は、鰻を食べて行かなかったから? それとも、最近、ろくに体を動かしていない(ストレッチなど)から?

 もちろん、後者が原因だろう。

 とにかく昨日は、身体のアチコチが痛くてたまらず、最低限しなければいけない事だけを何とか済まして、早々に横になった。

 

 でも、今朝は割とスッキリ目覚めた。

 昨夜は、久しぶりに熱帯夜をまぬがれたので、よく眠れたからかもしれない。

 そこで、体を少しでも動かすために、公園にラジオ体操に行くことにした。

 ラジオ体操で体を反らして顔を上に向けると、銀杏の濃い緑の葉っぱが、目に爽やかにとび込んできた。

             

 

 百日紅の花も、ますます勢いを増している。

                   

 

 

 ラジオ体操の後一人で太極拳をして、その後さらに近所を歩くことにした。

 公園の比較的近くに、私も住んでみたいなあ!と普段から思っている、マンションがある。

 そのマンションには、木や花がたくさん植えてある。

 10階くらいはあろうかと思われる最上階にも、木々の緑があふれている。

                  

 

 地上部分に植えてある花が、太陽の直射を受けて輝いている。

                  

 

 (同じく地上部分に植えられている)笹やノウゼンカズラの上には、夏の青空が広がり、そこには、下弦の月がうっすらと懸かっていた。

                    

 

 

 私は、スカイビルまで歩いてみようかという気になってきた。

 スカイビルまでは、以前よく散歩に行っていたし、夏と言っても朝のうちだから、歩く自信は十分あった。

 阪急電車の中津駅手前まで来ると、スカイビルのてっぺん部分が、姿を現してくる。

                    

 

 さらに歩いていくと、、スカイビル全体が姿を現わす。

                      

 

 

 スカイビルの前の土地は、「里山」風に造られている。

             

                        

 

 里山の小路の傍らには、いろんな表情の像が置かれていて、面白い。

          

 

 

 別のエリアには、稲が植えられ、いろんな野菜も栽培されている。

                

 

                          

 

 あっ、何かなってる!かぼちゃかな?(なんか、ちょっと違うような…)

                        

 

 これって、オクラの花?

                

 

 

 スカイビルのすぐ向こうに、JRの貨物線を挟んで、梅田のビル群が見える。

 (左が、新しい駅ビルの一つ。右は、ヒルトンホテル。)

                   

 

 

 梅田の北ヤードに建設中の4棟のビルも、逆光の中に浮かんで見えた。

                     

 

                         

                                  4棟のうちの、左の2棟のビル

 

 こんなに沢山ビルを建てて大丈夫?という懸念がないわけではないが、周囲に大きな緑地帯ができるらしいので、それに期待している。

 

 帰ったら、8時過ぎ。

 ラジオ体操なども含めてだけど、今朝は、1時間半くらいの散歩になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ゴーヤ狂想曲

2012-08-09 19:30:52 | 日記

 ゴーヤには、いろいろ驚かされることが多い。

 その度に、私は右往左往している。

 (ゴーヤを植えたのが今年初めてなのだから、致し方ないかもしれないけれど‥。)

 

 5日の朝水やりをしていて、フッと上を見ると、そこに、まっ黄色になったゴーヤが垂れ下がっていた。

 今の今まで、そこにゴーヤがなっているのさえ気がつかなかったのに!

 白ゴーヤにしても同じだ。

 前に、白ゴーヤはまだホンの赤ちゃんだと書いたが、その明くる日に、結構成長した白ゴーヤが、葉の陰から突然現れて、ビックリしたことがある。

 そして、その又明くる日には、水やりする足元に、これも今まで全く気付かなかったメタボ白ゴーヤが、ムックリと鎮座ましましているではないか!

 オヌシら、一体いつの間に現われ出でたるや!?

 なんて呟きつつ、その朝は、まっ黄色になってしまったゴーヤと、そこまで黄色ではないけれど、もう収穫時期が来ているもう1個のゴーヤ、そしてプラ

ス、ずんぐりむっくりメタボ白ゴーヤの3個を、同時に収穫するハメになってしまった。

                

 

 そして更に度胆を抜かれたのは、まっ黄色に熟したゴーヤを2つに切ってみたときのこと。 ナ、ナント!

                    

 

 この、血の色みたいな真っ赤なのは、何や!?

 ゴーヤを以前から育てている田舎の姉から、ゴーヤは、熟しすぎると、中から真っ赤な種が出てくる、とは聞いてはいたけれど‥。

 こんなに血の色みたいにならんでもエエんとちがうのん!(怒)

 と、私は無意味な悪態をつきながら、そのまっ黄っ黄ゴーヤは、そのまま処分させていただき、黄色がかった緑のゴーヤは、ゴーヤチャンプルーまが

いにして食したのでありました。(前と違って、結構おいしかった!)

 その日はそれだけで疲れてしまったので、メタボ白ゴーヤは、しばらく冷蔵庫の中でお休みいただくことにした。

 

 そして明くる日、ツナ缶を買ってきて、インターネットにあった、ツナとゴーヤと玉ねぎのサラダを作ってみた。

 白ゴーヤでなく普通の緑のゴーヤの方が色取りは良かっただろうけど、致し方なし。

 でも、お味の方は、マアマアでした。

                   

 

 

 ゴーヤの成長は、ホントに速い!

 それまでは葉の間に隠れていて、ある日突然、ムクッと姿を現す! (もちろん、そうでないものもあるが)

 その、ムクッと現れたゴーヤたち。

 

                           ≪ 白ゴーヤ≫と≪デリシャスゴーヤ≫

               

 

                                 ≪沖縄あばしゴーヤ≫

                         

 

 

 ゴーヤのツルやヒゲが、既にネットをはみ出していることは前にも書いたが、今やそれがマスマスひどくなって、ツルやヒゲは、つかまり処を求めて、

空を彷徨っている感じ。

 それでも、花を咲かせ、その上、きっちり実を付けているのは、ご立派!と言うしかない。

               

 

             

 

 

 でも昨日は、本当に困ってしまった。

 又黄色くなったゴーヤを発見したのだが、それが、ベランダの天井のすぐ下。

 私の所にある踏み台と私の身長では、どう足掻いたって届く道理がない。

 そこで仕方なく、それはそのままうっちゃっておくことにした。

                

 

 でもこのゴーヤの中で、あの悪魔の血のような真っ赤な種が成長していくのかと思うと、ゾクッと寒気がする私です。(涙)

 


今朝の公園行き

2012-08-06 20:03:36 | 日記

 今朝(6日)は、比較的凌ぎやすかった。

 そこで、ラジオ体操をするために、公園に行った。

 公園は今花が少ないけれど、公園のすぐ傍のマンションのお宅で、花たちがきれいに咲いていた。

 ノウゼンカズラの朱と、壁の白とのコントラストが、見事だ。

                    

 

 角を回ると、今度は、いろんな花がバランスよく綺麗に咲いている。

 ずいぶんこまめに手入れされているに違いない。

 初め普通に撮って、あとから、パノラマに挑戦してみた。

 でも、パノラマは、どうしても縦が短くなってしまって、結局イマイチだった。

                 

 

       

 

 

 空を見上げると、秋っぽい雲が浮かんでいる。

 こんなに暑くても、もうすぐ立秋だもの‥。

 雲と一緒に、月もまだうっすらと、空に懸かっていた。

              

 

                            

 

 

 今日出会ったワンちゃんは、パピヨンのユキチくん。

 福沢諭吉からの命名だそうで、覚えやすくて、助かった。

                   

 

 

 帰り道にある別の公園で、芙蓉の花が、キレイに咲いていた。

 ちょっと離れたところから見ると、まるで、何羽かの白い蝶が、羽を広げてヒラヒラと舞っているようだった。

                   

 

                      

 

             

 


心揺さぶる大フィルの調べ♪

2012-08-06 19:20:33 | 日記

 昨日(5日)は、前から楽しみにしていた、大阪フィルハーモニー交響楽団の≪3大交響曲の夕べ≫の、コンサートの日。

 指揮は、私が最近大好きになった、コバケンこと、小林研一郎氏。

                        

 

 一つのコンサートで、3大交響曲が、一度に聴ける!

 ≪ シューベルトの「未完成」 & ベートーウ゛ェンの「運命」 & ドウ゛ォルザークの「新世界より」 ≫

 しかも、小林研一郎氏の指揮で。

 こんな機会は、めったにあるものではない。

 私は今まで、「運命」はコンサートで聴いたことがあるけれど、「未完成」と「新世界より」は、(コンサートでは)たぶん聴いていないと思う。

 特に「未完成」は、1年くらい前から大好きになった曲で、ぜひ生の音で聴きたい!と思っていた。

 なので私は、この日を、心待ちにしていた。

 

 夕方5時開演。

 「未完成」の演奏が、始まった。

 わたし流の解釈だが、この曲は、シューベルトの深い悲しみと苦しみを、この上なく、切々とうたい上げた曲。

 私の心は、シューベルトの深い悲しみと苦しみで、引き裂かれそうになる。

 でも、この曲は決して、悲しみに打ち沈んではいないのだ。

 シューベルトは、苦しみ、悲しみにさいなまれながらも、力強く生きる歩みを止めようとはしない。

 力強く前進しようとしている。

 その彼の強さが、また私の心を激しく揺さぶる。

 期待どおり、いや、期待以上の、すばらしい曲と演奏だった。

 

 若き日からずっと私を励まし続けてくれた「運命交響曲」の素晴らしさは、言わずもがなだった。

 

 そして、ドウ゛ォルザークの「新世界より」。

 私は今回のコンサートで、ドウ゛ォルザークのすごさを、遅まきながら、改めて知ったように思う。

 前回のコンサートでの、彼の「スラブ舞曲」は、その切ないメロディで、私の心を揺さぶった。

 今回の「新世界」は、彼の持つ音の多様さ、曲想の豊かさで、私を強く感動させた。

 凄い!

 私は、演奏の途中で、何度も叫びそうになったほどだ。

 

 生の音って、どうしてこんなに人の心を震わすのだろう!?

 また一つ、私に感動をくれ、幸せにしてくれた、ステキなコンサートでした♪

 


花火を撮るのって、難しい!

2012-08-06 17:12:38 | 日記

 4日(土)は、恒例の「淀川大花火大会」。

 この花火大会は、毎年8月の第一土曜日に行われ、何万発もの花火が、十三大橋付近から打ち上げられる。

 十三側から見るのがベストだが、当日はものすごい人出で、十三まで行くのは(特に帰りが)至難の業だ。

 そこで私は、毎年、中津側の(淀川の)土手で見ることにしている。

 

 でも、中津側の土手も年々人が増えて、今年など、私が行ったときは、土手も土手下も人で埋め尽くされていた。

 なんとか隙間を見つけて入らせてもらい、カメラを構えて写真を撮り始めた。

 なあんて言うと、名カメラマンのように聞こえるが、ドッコイ、花火を撮るのって、そんなに生易しいものではない!

 私のカメラは、コンパクトなデジカメ。(もちろん一眼レフなんかではない。)

 三脚も持っていないし、連写はできるはずなんだけど、肝心なときに、やり方を忘れてしまった。

 そこで当然、撮った写真は、大したものにはならなかった!(涙)

 

 でもせっかくなので、少しマシだと思うものを、ランダムに載せることにします。

                     

 

                 

 

 

                 

 

 

               

 

 

                      

 

 

               

 

 

               

       

 

 淀川の(だけではないだろうが)花火は、最後に連続で打ち上げられる花火が、それはそれは豪華ですばらしい。

 でも、土手で最後まで見ていると、これも又帰りが大変なことになる。

 そこで、クライマックスの花火が打ち上げられる前に、泣く泣く土手を下りるハメになってしまう。

 なので、今年も最後の花火は、ビルの隙間から部分的に見ただけで、もちろん写真は撮れなかった。

 残念無念!

 来年は、どこかいい花火スポット、見つけなくっちゃ!

 でもたしか、去年も同じこと、思ったような気がする‥。

 


(100歳の詩人)柴田トヨさんの、「くじけないで展」

2012-08-06 15:45:51 | 日記

 柴田トヨさんのことは、知ってはいた。

 彼女が98歳で出された詩集「くじけないで」が、大ベストセラーになっていることも。

 そして、彼女の詩のことばに、私は共感を感じてもいた。

 でも、詩集を買って読むことはしていなかった。

 

 今大阪高島屋で、彼女の「くじけないで展」という展覧会が開かれていると知って、行ってみることにした。

 行ったのは、3日のこと。

                 

 

 でも、相変わらずいいかげんな私は、展覧会場に入るまで、この展覧会が、どんな形で行われているのか、よく知らないままだった。

 入ってみて、やっと分かった。

 柴田トヨさんの詩に共感を覚えられた、各界の著名人(38人)が、ご自分の好きな詩を直筆で書かれ、それが展示されているのだった。

 出品者は、(敬称略)市川團十郎・舞の海秀平・斉藤由貴・EXILEのTAKAHIRO・水谷豊・片岡鶴太郎・佐久間良子・森昌子・三浦雄一郎‥等々。

 なんとも、多彩な顔ぶれだ。

 中に、ガンバ大阪の遠藤君の作品もあって、なんか、ほほえましい気がした。 (ガンバのサポーターの姉が見たら、喜ぶだろうな!)

 書かれた詩には、出品者のメッセージがそえられていた。

 そして、出品者が、柴田さんの“どの詩”を選んで書かれているかによっても、その方の心情が垣間見られる感じがして、面白かった。

 

 以下、いろんな意味で私の興味を引いた作品(絵葉書にして売ってたもの)を、次に載せておくことにします。

 

 最初は、私がこの詩を読んで、思わずウンウン!と相槌を打ち、ニンマリした作品。(書は小原宏貴さん)

                

 

 柴田さんの詩の素晴らしさの要因はいろいろあると思うけど、彼女の“ユーモア精神”も又、彼女の詩を、とっても魅力的にしていると思う。

 ユーモア精神って、ホントに大切だな!

 特に、困難に直面したときには余計に‥。

 

 次は、画家としてもデビューされただけあって(彼女の絵、私はとっても好き!)、文字にも絵にもセンスの良さが感じられる、コシノヒロコさんの作品。

                  

 

 そして、書にも詩にも優しさがあふれている、市原悦子さんの作品と、さすが書家!と思った、武田早雲氏の作品。

              

 

                    

 

 他にも好きな詩・好きな書はいっぱいあったけど、私はとりあえず、この4枚の絵葉書と、詩集「くじけないで」を買って帰った。

                 

 

 活字拒否症からまだ抜け切れていない私だけれど、「くじけないで」は、帰ってすぐスッと読み切ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 


見落としているモノ

2012-08-05 15:39:56 | 日記

 おととい(3日)、本当に久しぶりに、朝のラジオ体操に行った。

 体操を終えて、今は花の少ない公園を、一巡りしていた。

 公園の中央に、木々を植えてある、楕円形のかなり大きいコーナーがある。

 百日紅が植えられているのも、そこ。 

 コーナーの中心には、春に私たちを楽しませてくれた、早咲きの桜の木も植えられている。

 その辺りを何気なく見上げていたら、実のなっている木を見つけた。

        

 何の実?

 大きさから言えば梅ぐらいだが、今頃梅っていうのもなあ‥。

 公園のお世話をよくされ、植物に詳しいHさんに尋ねてみた。

 「桃ですよ。今年のは小さいけど、もう少ししたら、食べる事もできますよ。」と、いとも簡単に答えられた。

 う~ん、そうかあ!

 それにしても、今まで、実のなっているこの木に、全く気がつかなかった‥。

 

 私にはこんなことがよくある。

 もともと視力が悪い上に、最近は白内障が進んで、物が見えづらくなっていることは、確か。

 でも、単に視力の問題ではないような…。

 私の友だちの中に、視力は0.1以下なのに、メガネもコンタクトもつけずに、物をハッキリ見分けられる人がいる。

 私の場合は、視力が悪い上に、頭の働きにも問題があって、いつもボオ~としているから、目の前にある物も、見落としてしまうのではないか?

 そう思うと、一瞬、自己嫌悪に陥りそうになったけど、すぐに「まあ、しゃあないか‥」と呟いて、諦めのいい私に戻りました。

 

 あっ、そうそう、花の少ない公園で、この日、薄ピンクの清々しい花を見つけました。

                

 名前は分からないけれど‥。