のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

ついに“白内障の手術”を決心!

2014-06-03 19:00:50 | 日記

 私は数年前から近くの眼科医で、白内障だと診断されている。

 それでも初めの頃は、まだ手術の必要はないとのことだった。

 でも、2年位前からは、そろそろ手術した方がいいかもと言われ、今年になってからは、できるだけ早くしなさい!と、手術をしてもらう病院への紹介状を

貰ってもいた。

 

 私自身も、かなり目の不自由さを感じてはいる。

 ところが!である。

 決断力が鈍くズボラな私は、なかなかその気になれない。

 紹介状を貰ってから、1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち……、3ヶ月余りが経った昨日、やっと決心して、紹介された「行岡病院」に行った。

 

 もちろん行ったからと言って、すぐに手術ができるわけではない。

 昨日は手術のための諸検査をし、手術についての説明を聞いた。

 手術を担当されるN先生が、目の構造や手術について説明してくださったのだが、とても分かりやすく、頭の切れるテキパキした先生だという印象を受

けた。

 私はホッとした。

 でも、予約の患者さんが多く、私の手術は、なんと、1ヶ月以上先の、7月中旬から下旬に掛けて、2回(右目と左目)にわたって行うことになった。

 

 病院を出たのは、2時をだいぶ過ぎてからだった。

 私のところから行岡病院までは、直線距離では近いのだけれど、交通の便がよくない。

 短い距離なのに、地下鉄だと乗り換えしなければならない。

 直通のバスはなく、歩くにはちょっと時間が掛かる。

 それで昨日の往きはタクシーに乗った。(タクシーでないと、遅刻しそうだったからでもあるけれど‥笑)

 

 往きがタクシーだったから、帰りは、ブラブラ歩いて帰ろう!

 そう思って外に出たが、方向がテンで分からない。

 病院の玄関の所でキョロキョロ辺りを見回していたら、玄関脇に割と大きい夾竹桃の木があって、もう花が咲いていた。

 えっ、もう夾竹桃の花が咲く季節!?

 ちょっと早いン違うの!と思いながら、カメラを取り出してシャッターを押した。

    

 

 

 そして、いろんな人に道を尋ねつつ我が家に向かって歩いたつもりでいたが、ずいぶん回り道をしたようだ。

 お腹は空いてくるし、足は疲れるし、私は適当なお店を見つけて入り、スパゲッティのランチメニューを食べた。

            

 

 

 このお店がだいぶ家に近くなっていることは分かっていたが、私はお店を出るとき、ウエイトレスさんに再度私の帰るべき道を尋ねた。

 ウエイトレスさんは紙に丁寧に地図を書いてくださった。(なんと親切なんだろう!)

 私はその地図を見ながら、またぶらぶらと歩いた。

 途中、ちょっと洒落た建物が目についたので、又々写真を撮った。

 撮ってからこれは、かつての「玉姫殿」であることが分かった。

                 

                     

 

 

 玉姫殿まで来たら、もう大丈夫!

 私は、見慣れた「ピアスタワー」の雄姿を再びカメラに収めてから、家路を急いだのでありました。

                        

     

 

 

  

 

 


公園の紫陽花 (しばらく見ぬ間に)

2014-06-03 17:03:32 | 日記

 前回行ったときはまだ固いつぼみだった紫陽花が、先週の土曜日(31日)の朝には、もう立派に花を開いていた。

 

 公園に入って一番に目に入る紫陽花が、この日、淡い色の花を開いていて、私に、公園の今年の紫陽花の開花を知らせてくれた。

                 

 

 

 他の場所でも、いろんな種類・色の紫陽花が咲いている。

         ~下の写真の、ピンクは普通の紫陽花。白はカシワバアジサイ。(葉っぱがカシワの葉に似ている)~

                 

                

                

 

    

 

             

                 

 

                

                   

 

                 

                    

 

               

   

 

 


 

 

 紫陽花以外で、新しく目についた花たち。

 双子みたいに咲いた百合と、高く伸びた薔薇。

     

 

 

 カキツバタ(アヤメ?)と、アマリリス

       

  

 

 ドクダミの群生と、名まえを知らない紫と黄色の花。

                  

    

 

 

 公園の草地に生えているシロツメクサと、その向こうの白い紫陽花。

 草地では、目が見えなくなった「チビちゃん」が、それでも元気に草の中を歩き回っていた。

           

 

 


 

 

 帰り道の市営住宅のお庭では、ガクアジサイが綺麗に咲いていた。

                   

    

 

 写真を撮らしてもらっていると、窓から覗かれた主(女性)が、「何本か切って持ってお帰り!」と言って、花鋏を窓越しに渡してくださった。

 私は、恐縮しつつ、でも遠慮なく! 2本いただいて帰った。

 写真を撮らしてもらうだけでもありがたいのに…主の女性の優しさが心に沁みた。

 

 

 

 

 

 

 

                     

  

   

 


久しぶりの観劇…「劇団きづがわ」の≪真珠の首飾り≫

2014-06-03 15:00:18 | 日記

 先週の土曜日(5月31日)、友人Kさんに誘われて、「劇団きづがわ」の≪真珠の首飾り≫を観に行った。

                      

 ≪真珠の首飾り≫は、ジェームス・三木さんが、憲法の条項を103粒の真珠になぞらえて、その成立に至る過程を描いたものだ。

 私はこの演劇に誘われたとき、政治的な問題を取り上げた演劇がともすれば陥りがちな“プロパガンダ演劇”になってしまっているのではないかという

危惧を感じて、行こうか止めようか少し迷った。

 でも実際にこの演劇を観て、その危惧が全く当たらないばかりか、憲法誕生の経過を誠実に追いながら、しかも芸術的に十分昇華された作品になって

いることに、心から感動した。

 

 かねてより改憲論者が、バカの一つ覚えみたいに、改憲の根拠として言っている「現行憲法はアメリカに押し付けられたもの」という捉え方。

 確かに、現行憲法の草案は、GHQが指名した民政局員たちの、不眠不休の奮闘の中でつくられた。

 でもそれは、当時の日本政府の憲法案が、新しい日本を築いていくという気概を全く持たず、明治憲法と変わらぬ旧態依然たるものであったからだ。

 こんなことでは、戦争の惨禍の中から日本人が立ち上がり、平和で民主的な国を創り上げていくことは、到底できない!

 その判断の下、GHQが、真に平和で民主的な国づくりの基となるような憲法の作成を推し進めたのだ。

 そして大切なことは、その憲法草案が、大部分の国民から、熱烈な支持を受けたこと!

 最初当時の政府は、(今の政府指導者と同じように)この憲法草案を良しとしなかった。

 しかし、国民の力に押されて、結局はどの政党も、憲法草案に全面的に賛成せざるを得なかった。

 そして憲法は、国会と国民投票での圧倒的な承認を得て、成立したのだ。

 

 私は今でも憲法の前文を読むと、心がふるえてくる。

 そこに掲げられた、崇高な理想と人類愛!

 こんなことを書くと、それは机上の空論だと言う人がいるかも知れない。

 でも、理想と愛無くして、人類に未来はないと思う。

 そして近隣諸国の様々な問題を取り上げて、集団的自衛権や改憲をうんぬんする方々!

 今までのあらゆる戦争が、自衛の名のもとに行われてきたことを、今一度考えてほしいと、強く思う。