昨日ダンスに行く途中何気なく東の空を見ると、真っ青な空にまっ白な雲が、ムクムクと勢いよく湧き上がっていた。
そしてその雲は、更に勢いを増して、高く高く盛り上がろうとしている。
私はビックリした。
今は梅雨の真っ最中。
それなのに、真夏の象徴である“入道雲”が湧き出ているなんて!
私はその雲のあまりの立派さに、すぐにでも写真を撮りたかった。
でも、(例によって)パーティに遅刻しそうだった私は、その時間が無く、写真を撮るのを諦めた。
ダンスをしている時は、もちろん入道雲のことは忘れていた。
夕方マンションの玄関に帰り着いたとき、あの雲のことを思い出した。
行きに見た時から、ずいぶん時間が経っている。
果たして入道雲は、まだ出ているだろうか?
私は東の空を見上げた。
前見たのとはずいぶん元気をなくしてはいたけど、建物の上にそれらしき雲が、まだ広がっていた。
私はもっと眺めのいいところで、この雲を見てみたくなった。
公園に行ってみよう!
私はダンスで疲れた足を引きずって、公園に向かった。
でも公園からは角度が合わず、入道雲を見ることはできなかった。
代わりに公園の上には、秋のようなうす雲が、かすかに浮かんでいた。
(入道雲と言い薄雲と言い、いずれにしても、梅雨どきの雲とは違うよね!)
淀川の堤防に上がれば、入道雲が見られるかもしれない。
でもダンス後の私には、さすがにその元気が無かった。
諦めてマンションに戻り、もう一度東の空を見た。
入道雲ははだんだん形を崩しつつあったが、でもまだその名残りを留めていた。
私はその雲をズームでカメラに収めた。
今年の梅雨はどうも、しとしと降り続く梅雨らしい梅雨ではなさそうだ。
今日も、昨日に引き続いて、晴天が続いている。
ベランダの花たちは、梅雨らしくない陽の光を、まぶしそうに浴びていた。
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