のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

「一年ぶりの帰郷」 (7)<津和野>の散策(三)

2016-09-29 16:03:41 | 日記

 この日の津和野川は折からの雨で濁っていたが、その向こうにはのどかな田舎の風景が広がっていた。

 そして、川の手前には(街中にも)、オレンジ色の実をたわわに付けた柿の木があった。

 これら、何気ない田舎の風景も、私にとっては、郷愁を誘う懐かしい風景だ。

               

 

 

                       

 

 

 

 

 

 津和野川に突き当たった所を右に曲がると、<太鼓谷稲成神社>の大鳥居が立っている。

 太鼓谷稲成に行くには、その大鳥居をくぐって、小さな鳥居が立ち並ぶ急な石段を上っていかなければならない。

                    

 

 

 

 

  石段の上には、立ち並ぶ鳥居が影を落とし、いろいろな模様を作っていた。

                   

 

 

 

 

 

 しばらく上った所で、鳥居の間から下を眺めてみた。(結構上って来たんやなあ!)

                 

 

                   

 

 

 

 

 

 目を正面に向けると、遠景の青い山と木々の緑が、歩いて疲れた身体を癒してくれた。

                

 

 

 

 

 

 石段の傍らには、左下のような、かわいい祠が置かれていたりした。

 そして、石段が途切れた所の、鳥居を額縁にした風景。(右下)

               

 

 

 

 

 

 更に上った所から見下ろした、街並みと里山の風景。

          

 

 

     

 

 

 ついに、太鼓谷稲成神社に到着した。

               

 

 

 

 太鼓谷稲成は、「日本五大稲荷」の一つだそうで、日本で唯一、「稲荷」を「稲成」と書くのだそうだ。

 

 稲成神社の部分の写真と、境内からの情景。

             

 

 

                    

 

 

 

                

 

 

              

 

 

 

 

 

 

 

                 

 


「一年ぶりの帰郷」 (6)<津和野>の散策 (二)

2016-09-29 07:53:16 | 日記

 道は、「本町通り」から、より歴史を感じさせる「殿町通り」へと入った。

 「殿町通り」の両側は銀杏並木になっているが、並木の銀杏も大分色づいていた。

              

 

 

 

 殿町通りに入ってすぐのところに、<津和野カトリック教会>がある。

 私がその前で写真を撮ろうとしていると、教会の中からいかにも優しそうなシスターが出て来られ、「どうぞ中にも入ってくださいネ」

 と声を掛けてくださった。

 そして、この教会は、キリシタン禁止令が解除された明治6年に造られ、江戸時代に<乙女峠>で殉教した人たちへの祈りの場所に

 もなっている、と説明してくださった。

 シスターは、その後教会を訪れた外国の父子にも、優しく話し掛けられていた。

 教会のお堂の床に<畳>が敷かれているのが、明治6年建築という歴史を物語っているようで、感慨深かった。

                  

 

 

                   

 

 

 

 

 殿町通りの道の両側には、<白壁の建物>が続き、左側には長い堀割があって、そこに<鯉>が放たれている。

 津和野が<鯉の町>と呼ばれるようになった、ゆえんの場所だ。

                    

 

 

                  

 

 

                   

 

                  

 

 

 

 

 殿町通りが津和野川にぶつかる辺りに、<鷺舞>の碑が建っていた。

 鷺舞は、近くの「弥栄神社」に伝わる古典芸能神事で、優雅な白鷺の舞が、見る人を魅了するという。

 (私はテレビでしか見ていない‥)

                     

 

                

 

 

                    

 

 

 

 鷺舞が行われる「弥栄神社」の、<大けやき>の古木。