昨年Tさんのブログで、“鳥羽水環境保全センター”という処に、美しい藤棚があることを知った。
今年はぜひ行きたいと思っていたところに、Tさんがメールで≪鳥羽の藤≫の今年の一般公開の日程などを知らせてくださった。
先日京都国立博物館に行った折、友人2人にその話をすると、Aさんがぜひ行きたいと言われた。
そこで早速、一般公開の初日の日(25日)に、二人で初めて、“鳥羽水環境保全センター”を訪ねることにした。
“鳥羽水環境保全センター”は、京都の下水を集めてそれを浄化する施設だ。
下水を浄化するには巨大な設備が必要で、鳥羽水環境保全センターは、その設備を含めて、その周りに広い敷地を有している。
その広い敷地の中に、藤棚だけでなく、ちょっとした庭園や森なども設けられていた。
私たちは、敷地内を散策しながら、目的の藤の他に、木々などの緑を撮っていった。
しかし、25日はとりわけお天気が良く、照りつける光線で、どの被写体も色が飛んでしまい、本来の美しさを写せなくて残念だっ
た。
~最初に入ったお庭~
庭を抜けたところに、いろんな種類・色の藤が植えられていた。
辺りは、甘く爽やかな藤の香りで満たされていた。
そこからちょっと行くと、いよいよ、鳥羽水環境保全センターの名物の藤棚が現れた。
藤棚の手前には、ピンクの芝桜も植えられている。
私たちは、頭上の藤を眺めながら、しばらく藤棚の下を歩いた。
藤棚の下から出て、外から眺めた藤棚の写真を、何枚か。
長い藤棚を過ぎたあと、涼を求めて、木々の間の小道を歩く。
その小道の頭上には、新緑と赤のモミジの葉っぱが交錯して、互いの美しさを引立てていた。
木々を抜けると再び、(前とは別の)藤棚が現れた。
この藤棚も、なかなか立派だ。
この藤棚の藤の姿を撮った、写真を4点。
センターの敷地を一巡して、最初の藤棚のところに戻ってきた。
私たちはこれで藤の鑑賞は終わることにして、出口に向かって歩いた。
出口の近くで見た、薄紫の可憐な藤。
私たちはこの藤を最後に、門の外に出た。
門の外では、臨時バスを待つ人の行列が、シロツメクサの崖の向こうに、長く続いていた。
このあと私たちもこの行列に加わって、20分くらい待ったあと、臨時バスで京都駅に向かって帰ったのでありました。