4月14日(火)は、歯医者さんの定期健診の日だった。
11時半の予約時間に間に合わせるために、いつものように、必死のパッチで和泉歯科に滑り込む。
検診が終わって外に出、地下鉄淀屋橋駅に向かう。
中之島界隈では、ツツジがもう花を開き始め、新緑が鮮やかさを増していた。
(確か、去年もこの時期に、同じような写真を載せたのを、今思い出した‥)
最近雨の日が多く、この日も雨がそぼ降っていた。
赤の他に白いツツジも花を開き始め、市役所前のデッカイ楠が、旺盛に緑の枝を広げている。
市役所横の道路は雨に濡れ、土佐堀川の川面も雨に打たれている。
御堂筋ではサラリーマンたちが、傘の行列をつくっていた。
地下鉄で天王寺に向かう。
天王寺でランチを食べたあと、前から行きたいと思っていた『川喜田半泥子』の展覧会へ!という予定だった。
ランチは~?
私は今年まだ“てっちり”を食べていない。
フグ好きの私は一度は食べなくっちゃ!と思いながら、機会がなかった。
そこで、時季遅れだとは思いながら、近鉄百貨店のフグ料理の専門店「春帆楼」でランチを食べることにした。
ほぼフグ尽くしのランチのお膳で、美味しさは最上級とはいかなかったが、思いきりフグ料理が食べられて満足した。
(急いで写真を撮ったのでお碗の蓋を取らないままだったのが、残念!)
料理を食べ終わると、私は「あべのハルカス美術館」のある16階に、エスカレーターで向かった。
エスカレーターを上りながら、撮った写真。
16階に上がって早速、憬れの『川喜田半泥子物語』の展覧会場に入った。
半泥子の焼き物は、以前「日曜美術館」で見てから、心奪われ、この展覧会には絶対行こうと決めていた。
(このことは、前にブログにも書いたけれど‥)
展覧会では、テレビの画面で心を奪われた焼き物の数々を実際に目にすることができて、とっても幸せだった。
(それにこの展覧会では、焼き物以外の半泥子の生涯も知ることができた。)
私は半泥子の素敵な焼き物の姿を、しっかり目と心に留めて、今回は(下の)2枚だけ絵はがきを買った。
左下の焼き物は、テレビでは紹介されなかった、赤絵茶碗「時計草」。
展覧会鑑賞は楽しい時間だけれど、目と足が結構疲れる。
そこで私は展覧会場を出たあと、17階にあるカフェに上がって、カプチーノ「あべのベア」をいただき、しばし休息をとった。
以前もこのカプチーノの写真をブログに載せたことがあるが、あの時は友だちが注文したのを撮らせてもらったのだった。
今回は、正真正銘、私が注文したものだ!(こんなこと、自慢してどうする!?(*^_^*) )
ところで、このカフェの名前の「CIAO」をどう読むのか、私にはよく分からなかった。
後の方の「PRESSO」は「エスプレッソ」の「プレッソ」だということは、何となく分かったが‥。
そこで恥を忍んで、カフェのお兄ちゃんに聞いてみた。
すると、「イタリア人がよく言う≪チャオ≫ですよ。」だって!
なぁるほど!チャオかあ! でもチャオを「CIAO」と書くとは知らんかったなあ!
そういうことで、新しい知識も一つ増えて、楽しいこの日は終わったのでありました。
帰り、17階から下を見下ろすと、16階のガーデンも、その向こうの市街も、雨で煙っていた。
では、皆さん、今日はこれにて。 「ごきげんよう!」 『チャオ(CIAO)!』