傍観者の独り言

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政権交代効果:高速無料化の経済効果 国交省、一転試算認める

2009-09-06 06:44:02 | 高速料金制度

朝日新聞が記事「高速無料化の経済効果 国交省、一転試算認めるで、国交省が存在を否定していた高速無料化の経済効果(2.7兆円)の試算の存在を認めたと報道しています。
これも、政権交代効果の一つなのでしょうね。

高速道路無料化については、馬渕議員が国会で、「3割引き」「5割引き」の経済効果を試算した政府資料をもって、国交省に、「10割引き(無料)」の資料の存在を追及していましたが、国交省は「10割引き(無料)」の試算した資料の実績はないと答弁していました。
当方は、馬渕議員は、政府資料を詳細に精査すると、「10割引き」との比較を思わせる記述があると、鋭意、追及している姿を国会中継を視聴してた記憶があり、馬渕議員は政策通というのか自ら「政策オタク」と称しているように、現場・現物をもって実証するタイプであり、馬渕議員に分があるとは思っていましたが、国交省も早々と吐露したほうがベターと判断したのでしょうね。

馬渕議員は、文藝春秋(2009.07)に、「私は政策オタクでして、道路問題なら現地に行って調査し、国交省の役人を呼んで説明を聞き、大学の先生に会いに行くなどしている。」と語っており、実証タイプの政策通で、国交省も馬渕議員相手では、白旗あげたほうが賢明と思ったのでしょうね。

当方は、高速道路無料化については、財源問題には、「本当に大丈夫かなー」という漠然とした思いがありますが、馬渕議員が「大丈夫」と明言するのであれば、「大丈夫」なのでしょうね。

どちらにしても、従来の政府答弁を覆すのは政権交代の効果ですね。



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