Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

トラックパーティー

2011-11-02 11:52:49 | インポート

Img_3871 先週末、静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンター敷地内に完成した「伊豆ベロドローム」にて開催されたトラックパーティーを観戦してまいりました。

ベロドロームとは、ラテン語で自転車を意味するVELOと競技場を意味するDROMEからなる言葉。つまり自転車競技用のトラックを意味します。

日本では一般的に有名な競輪場と呼ばれるものと同様のものですが、日本の競輪場は1周500m、400m、333mの3種類があるのに対し、現在国際レースで使用される競技場は1周250mのショート走路を使用する事がメインとなっております。

競技力の向上を国際基準で考えれば250mの走路は必要不可欠ですよね。

日本サイクルスポーツセンターに隣接する競輪学校内には既に10年ほど前に250mの走路が完成していましたが、この走路は屋外&競輪学校と言う隔離された施設の中にあったため、一部の関係者以外目にする機会も無かったのではないでしょうか。

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しかし、今回完成したベロドロームはドーム型の室内競技場、レジャー施設の大きな駐車場に設立した事で、様々なイベントを行うに適した環境が出来たのではないでしょうか。

今回開催されたトラックパーティーは、ヨーロッパで行われている「6日間レース」で知られるショーの要素が含まれるトラックレースイベントです。Img_3940

Img_4039_2  競技場内外に観客席を設け、食事&音楽を楽しみながら自転車レースに熱狂する。

今まで日本には無かった、華やかな雰囲気がそこにはあります。

Img_3885 海外プロ選手、国内トップ選手、女子選手も国内外から多く集まり、スリルあふれるレースを展開。

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見る側も選手との距離が近く、飽きる事無く観る事が出来ます。

こんなイベントが日本で開催される事が信じられないほど。

数万人の観客を集めるジャパンカップと共に、日本の自転車文化の発展を目の当たりにしている気分です。

文化が日本に根付き、競技の世界から一般サイクリストの安全面まで、ますます自転車に対する理解が進めばと願わずにはいられません。

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