野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

一般質問報告(2) プラスチックごみの削減 高齢者等に優しい町・街を

2023-09-23 01:11:09 | 議会や町の動き

3.プラスチックごみの削減について
(1)町としての取り組み
①庁内でのマイボトル利用状況
調査対象職員数が147名、そのうちマイボトル利用者数が102名で利用率は69.4パーセント。
課内全職員がマイボトルを利用している課が2課。
今回の調査により、全庁的にマイボトルの利用が進められていることが確認できた。
引き続きマイボトルの利用を呼びかけてまいりたい。
②審議会等でのペットボトル利用状況。
審議会等でのペットボトル利用回数は25回。
なお、コロナ禍の影響などあり、審議会等書面により開催した例もあり、
以前よりも利用回数は減少している。
(2)気温が高いことで名前をはせた鳩山町から、ペットボトル削減の取組の強化を
①埼玉県下において、公共施設等に水道直結型給水器を設置している自治体はどのくらいあるか。
埼玉県では把握していないので、インターネットで公表されている情報を確認した。
さいたま市にある事業者がボトルフリープロジェクトを展開しており、本年8月末現在で県内9市と協定を締結し、
給水器を設置したマイボトルの利用推進によるプラスチックごみの削減に取り組んでいる。
また、このプロジェクトは、令和4年度彩の国さいたま環境大賞の優秀賞を受賞し、
環境保全に取り組む功績について評価がされている。
②ワンウェイペットボトルからマイボトルに切り替えるために、公共施設等に給水器の設置を考えないか。
マイボトルの普及に対し一定の効果があると思うが、設置にかかるイニシャルコストや維持管理にかかるコストが発生し、
施設管理に対する影響なども想定される。
給水器を導入した自治体の状況等を確認し、調査及び研究を進めていく。
Q:水道直結型給水器を設置している埼玉県内の自治体は。
A:業者と自治体が協定を締結して設置している自治体名は、
  さいたま市、所沢市、上尾市、白岡市、川口市、熊谷市、行田市、蓮田市、川越市の9市。
Q:町役場であれば情報発信元。職員の皆さんも役場に来た方も利用できる。
  給水スポットがあるよねと来てくださる方も何人かはいらっしゃるとすると、
  例えば、ちょっくまとかコミュニティ・マルシェなどに設置してみてはどうか。
  試行的に幾つかの施設で試しながら、町全体で取り組む気持ちを、少しゆっくり時間をかけて
  醸成していけないか。
A:環境負荷の軽減に取り組む考え方などに関しまして、職員をはじめ町民の方にも意識の醸成を
  図っていかなければならないと考えている。
  絞り込んだとしても一定の課題は残るということでございまして、段階的に検討を進めてまいりたい。


ボトルフリープロジェクトに取り組まれている事業者のホームページ

4.住民と共に、『高齢者等に優しい町・街』を考えてみないか。
(1)ベンチの設置状況は。
歩道へのベンチ設置について、高齢者の皆様が活動しやすい環境となるよう、歩行空間に必要な施設であると認識している。
歩道の幅員が狭い場所などでは通行の妨げになることや、ベンチ設置費用やその後の維持管理も考慮する必要もあることから、
把握している道路上におけるベンチの設置状況は、数か所のみ。
直近ではニュータウン地内のとちのき通りの歩道整備工事において、背つきベンチを一基設置している。
(2)ベンチ設置の要望を把握しているか。
ニュータウン地区の皆様から、継続的に歩道へのベンチ設置についての要望をいただいている。
しかしながら、歩道の幅員が狭い場所などでは、通行の妨げになること、また厳しい財政状況の中、
ベンチ設置費用やその後の維持管理も考慮する必要もあること、また、ニュータウン地内におきましては、
ベンチを設置している公園が点在していることなどから、歩道への設置については、慎重に検討している。
(3)ベンチを設置して、高齢者等も安心して出かけられることができる優しいまちづくりを考えてみないか。
国土交通省の道路の移動円滑化整備ガイドラインにおいて、歩道等には歩行者の休憩需要に応じるため、
休息施設を整備することが望ましい箇所、道路において、適当な間隔にベンチ及び上屋を設けるものとする。
ただし、沿道の施設により休憩がとれる場所や、ベンチ等の設置によって通行の用に供する必要な有効幅員が
確保できなくなる場合など、やむを得ない場合はこの限りではない。
 なお、ベンチ及び上屋を設置する場合には、利用者の意見を踏まえつつ、乗合自動車停車場や立体横断施設の桁下、
オープンスペース等を有効に活用することが望ましいとされている。
今後、利用者の具体的な設置要望箇所を的確に把握することや、ベンチを設置した場合に
通行が制限される歩道への設置のみではなくオープンスペース等への設置、
また、設置が難しい場合は、既存施設での通行者の休息箇所の確保等、視野を広げて検討していく必要がある。
Q:公園のベンチはどのようか。
A:全ての公園においてベンチは設置してある。
Q:障害の種類によって、やはり状況が違ってくる。
 全ての人が良いようにというのは本当に難しいことだと思うが、それも含めて、いろいろなケースを考えながら、
 どういうものを設置できるのか、住民の皆さんと一緒に考えていけないか。
A:意見の集約方法なども含めて、今後検討していきたい。
  設置するものも、広い交差点部のたまり場といったところについて、
  ちょっとしたいわゆる車止め的なものが設置されていたりとか、
  また歩道部のところの植栽のところにちょっとした改良を加えて腰かけられるような施設に改良したという事例もあった。
  研究しながら、検討していきたい。
町長:私もウオーキングも日課としている。1時間を超えるウオーキングを行うと、ちょっとひと休みしたいと思う。
   車止め等に腰をかけて休んだこともある。ベンチの設置等について、今後検討したい。
   道路幅員のこともあるが、ベンチがあってもちょっと野外ですから、汚れた状態になっていると
   あったとしても座るのを控えてしまう状況もある、
   材質の工夫とか、そうしたことも、住民の皆さんと意見交換をしながら考えられればと思う。

コメント
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