ルマン２４時間 トヨタ残り３分でマシンストップ 優勝逃す

第84回ル・マン24時間レースは劇的な幕切れとなった。
http://f1-gate.com/lemans/result_31574.html

6月18日（土）午後3時にル・マン24時間レースがスタート。スタート直前の強い雨により、セーフティカーの先導で約50分、7周の後に本格戦を開始。トヨタの2台と昨年の王者ポルシェとの三つ巴の首位争いを展開された。

レースは終盤までトヨタの#5号車が完全にレースを支配していた。しかし、残り6分、トヨタ TS050ハイブリッドにマシントラブルが発生。ドライバーを務める中嶋一貴の「ノーパワー、ノーパワー」と無線で悲痛な叫び声を挙げ、残り3分でホームストレート上でマシンをストップ。ポルシェの#2号車にトップの座を譲ることになった。

公式記録
優勝　２号車（ポルシェ）
２位　６号車（トヨタ）
３位　８号車（アウディ）

※　一度停止した５号車は、再スタートしてチェッカーを受けたが、最後の一周に１１分以上かかったため、最低速度違反で失格になった。

5号車トヨタTS050ハイブリッドのまさかのトラブルにライバルも衝撃
http://www.as-web.jp/sports-car/24508

アウディとポルシェのドライバー、トヨタのトラブルに困惑
http://f1-gate.com/lemans/news_31578.html
再び動き出したトヨタ 5号車だったが、規定の6分以内に最終周を走り切ることが出来ず失格となり 、アウディの8号車のドライバーが3位として、ポルシェ 2号車とトヨタ6号車のドライバーと共に表彰台に上ることになった。