靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

処理に調理に

2011-06-08 00:00:43 | 出来事や雑感や (その他)
漁の行きから帰りまでずっと寝ていた病み上がり次男。

目を覚ますと大漁の魚が。本調子でないのも忘れ大喜びの大興奮。


洗って小分けにし、

ガレージの冷凍庫へ。これで冬のタンパク・カルシウム源確保。(笑) アラスカでは漁や猟で獲れた食料を保存するため、二つ以上冷凍庫を持っている家庭が多い。

シーズンの終わりだったので、子持ちシシャモのように卵をたくさん持ったメスは一匹もいなかった。

100匹は頭と内臓を取って、


砂糖塩醤油に一晩つける。

長男いそいそと何してるのかと思ったら、顕微鏡で観察。(笑)


10匹ほど塩焼きに。小さな頃一度だけ川辺で焼いて食べその美味しさに仰天した鮎の味を思い出す。

食欲の完全に戻っていない次男もぺろりと2匹たいらげ、ますます元気に。ああ行ってよかった、ほっ。


翌日。

一晩マリネされたフーリガンを、

半分こんな台に並べ、木片(次男がつついているもの)を用意して、


スモーク。

一晩もすればスモーク魚できあがり。

半分こんな網に並べ、


ブランコの隣のりんごの木に干す。

3日もすれば干物できあがり。

りんごの花ももうすぐ!



そして今、出来上がったスモーク・フーリガンむしゃむしゃといただきながら書いてます。
ああ、これがまたいけるんです。

恵みに感謝!