NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第358回 プログラムが作られる時に重要なこと

2015-04-10 07:16:33 | NLP
◆日時
2015年4月10日(金)6:55から約15分間

◆内容
テキストとして、「心が思い通りになる技術 NLP:神経言語プログラミング」を使い、プログラムが作られる時に重要なことについて学びました。


学習が進むと…。

意図的に注意を払いながらやらなくても「なんとなく」自然にできるようになる。

心理学での学習の例:パブロフの犬。

犬にエサをあげる時にベルを鳴らしていると、ベルの音を聞くだけでヨダレが出るようになる。

これが「プログラムが作られた」ということ。

学習が定着して「プログラム」が作られるためには、「回数」が重要。

プログラムが作られる重要な条件の1つは、「同じ体験を繰り返す」こと。

もう1つプログラムが作られる時に重要になるのが、「感情的インパクトの強さ」。

感情の動きが大きいほど記憶が定着して、プログラムが作られやすくなる。

いわゆる“トラウマ的な体験”は、この恐怖の強さによって記憶が鮮明に定着していることが多い。

「感情的インパクトが強い」ほど、少ない「回数」でプログラムが作られ、

「感情的インパクトが弱い」ほど、プログラムが作られるのに必要な回数が増える。

喜びや感動などの“快”にまつわる気持ちも「感情的インパクト」に含まれるから、

プログラムを変える時には、喜びや感動を強めることが1つのコツになる。

※参考

「具体的になにをするのか。」これは、行動のプログラム。

NLPでは、なぜかこんな気持ちになってしまう。といった「感情的な反応に関するプログラム」も扱います。

例えば、

なぜか、怒ってしまう。

なぜか、緊張する。

なぜか、やる気が出ない。

そう、やる気が出ない時には、「快」の感情を行動と結びつけることで、行動がしやすくなります。

例えば、私は1年程前、運動しなければと思いながら、運動することが続いていませんでした。

ジムには時々行っていましたが、運動しなければまずいという思いが強く、運動自体はそれ程楽しいとは思っていませんでした。

エアロバイクを10分漕ぐのも億劫でした。

それが、私が運動することを応援してくれる人(コーチ)の励ましもあり、

出来る時には週に2回ジムに行くと決めてから、

出来る時には週に2回、ジムに行けるようになり、

エアロバイクを漕ぐことで、体が温まり、いい汗をかいて、爽快感を味わえるようになってから、

ジムに行ってエアロバイクを漕ぐことが楽しみになりました。

つまり、爽快感とエアロバイクを漕ぐことが結びついたのです。

「快」の感情と行動が結びつくことで、行動は継続しやすくなります。という事例のご紹介でした。、