NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第361回 3種類の「できない」

2015-04-13 07:36:51 | NLP
◆日時
2015年4月13日(月)7:20から約15分間

◆内容
テキストとして、「心が思い通りになる技術 NLP:神経言語プログラミング」を使い、3種類の「できない」について学びました。

「できない」は3種類に分けられる。


1知らないから、できない。

2上手くないから、できない。

3分かっているのに、なぜかできない。


1「知らないから、できない。」は、「知識がない」ということ。

この場合は、方法を知識として教えてもらったり、調べたりすることで解決する。

ですから、これはNLPが扱う内容ではない。


2「上手くないから、できない。」は「上手くいくためのプログラムがない」ということ。

上手くできる人のプログラムを学び、そのプログラムを繰り返し経験して、自分の中に定着させていく。

NLPでは、これを「モデリング」と呼ぶ。


3「分かっているのに、なぜかできない。」は、「知識」もある。「上手くできる」ためのプログラムもある。でも、そのプログラムを使う前に、別の反応に突き動かされてしまうということが起きている。

この場合には、ある状況になると別のプログラムが動き始めている、と考えることができる。

嫌な反応を自動的に引き起こすプログラムがあるのである。

この嫌な反応を引き起こすプログラムを特定して、そのプログラムが動く条件がわかれば、NLPの方法論を使って対処ができる。


分かっているのに、なぜかできなかったことが私にもありました。

私は、人にお願いすることができませんでした。

頭ではお願いした方がいいと分かっていても、お願いして相手の人が嫌な顔をするかもと想像してしまったり、嫌です。と断られると思うと、お願いができませんでした。

それがある時、

お願いされて、自分も断ってもいい。お願いして、相手が断ることもある。それで対等の関係ですよね。

というお話を聞いて、そうだよねと納得しました。

その後、

お願いする前に、

お願いされて、自分も断ってもいい。お願いして、相手が断ることもある。

と心の中で唱えることで、

人にお願いすることが以前に比べてずっと楽になりました。