NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第363回 サブモダリティ

2015-04-15 07:21:21 | NLP
◆日時
2015年4月15日(水)7:00から約10分間

◆内容
テキストとして、「心が思い通りになる技術 NLP:神経言語プログラミング」を使い、サブモダリティについて学びました。

NLPは「神経言語プログラミング」の略。

「神経言語プログラミング」とは、「神経言語」で「プログラミング」することと捉えられる。

人の行動や思考、感情的反応などをプログラムしている「プログラミング言語」を「神経言語」と呼ぶことにする。

そして人のプログラムを書く時に使われている、

プログラミング言語(神経言語)を理解して、プログラムを書くことができれば、プログラムを変えることができるはずだ。

という発想が名前に現れていると言える。

NLPは、あくまで、プログラミングという“ソフト”の部分を扱うのであって、脳や神経といった“ハード”の部分は考えていない。

“ソフト”の部分、プログラミング言語(神経言語)の中身として用いているものは、私達が毎日体験していること。

目で見て、耳で聞いて、体で感じていること。

どうやって見て、聞いて、感じる癖があるのか、それをチェックして、調整していく。

例えば、マイクの前に立つと緊張するといった体験があるとする。

その体験を、NLPでは“要素”の組み合わせで説明していく。

そのプログラムを構成する要素の1つとして、「サブモダリティ」と呼ばれているものがある。

サブモダリティとは、五感で識別できる情報の要素のこと。

NLPでは、五感を大きく次の3つに分類して扱う。

視覚、聴覚、体感覚。

視覚と聴覚はそのままだが、

残りの味覚、嗅覚、触角(触れた感じ)、温覚(温かさ)、冷覚(冷たさ)、痛覚(痛さ)、圧覚(押さえつけられた感じ)、内臓感覚などをすべてまとめて、「体感覚」と呼び、

それぞれの英語の頭文字を取って、

視覚(Visual)を「V」、

聴覚(Auditory)を「A」、

体感覚(Kinesthetic)を「K」として、

「VAK」という言われ方が使われる。

VAKのそれぞれで、識別できる情報の種類がある。それが「サブモダリティ」。

視覚のサブモダリティ:私達が目で見て区別できるもの。明るさ、大きさ、色、形、位置、鮮明さ、動きなどがある。

聴覚のサブモダリティ、音量、テンポ、リズム、トーン、音源の位置、音源との距離などがある。

体感覚のサブモダリティ、温度、固さ、強さ、質感、位置、範囲、動きなどがある。

五感で区別できる情報をできるだけ細かい単位で扱い、

意味が生まれる前の段階に注目する。

サブモダリティが、どのように組み合わさると、どんな意味づけになるのか?を考える。

NLPの基本的な考え方:人が認識できるものはすべて、サブモダリティの組み合わせとして説明ができる。


今ここで感じられる、視覚、聴覚、体感覚を細かいところまで感じ、味わえることが、幸せに繋がっていくようにも思っています。