NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第372回 言葉の持つ「意味」を、見た目、音声、体の感じを組み合わせたイメージを使って理解している

2015-04-24 07:35:47 | NLP
◆日時
2015年4月24日(金)7:30から約5分間

◆内容
テキストとして、「心が思い通りになる技術 NLP:神経言語プログラミング」を使い、

言葉の持つ「意味」を、私達は、見た目、音声、体の感じを組み合わせたイメージを使って理解していることについて学びました。

私達は、何かの言葉を文字として見たり、会話の中で聞いたりした時には、

イメージを使って理解している。

例えば、

人それぞれ思い浮かぶ「犬」のイメージは違っていても、

そこには「犬」全般に当てはまる、たくさんのサブモダリティがある。

「形」「大きさ」「質感」「温度」「柔らかさ」…。

泣き声も思い浮かべれば、声の「トーン」「音程」「音色」などもイメージされるだろう。

すべての言葉の持つ「意味」を、私達は、見た目、音声、体の感じを組み合わせたイメージを使って理解している。

そのイメージに対応する呼び名が「言葉」。

例えば、

私は「りんご」が好きです。

りんごと聞いて思い浮かべるもの皆さんそれぞれ違うものでしょう。

それでは、試しにりんごを思い浮かべてみようと思います。

まず、どんな大きさですか?

色は?

形は?

質感は?

匂いは?

味は?

どんなりんごが浮かんだでしょうか?

今、思い浮かべたものが、あなたがりんごに対してもっているイメージです。


この前、こんな話を聞きました。

青森の人は、りんごの味でそのりんごの種類が分かるそうです。

私は青森出身で、それほどりんごに詳しい方ではありませんが、りんごをよく食べます。

最近、私が食べたりんごは「ふじ」で、

りんごの中で、私は「王林」と「ふじ」が好きです。

私の父はりんごも作っていて、

主に父が作っているのが、この2つの種類のりんごだからかもしれません。

この2つの種類のりんごは、色、味とも違います。

「王林」といって浮かぶイメージ。

「ふじ」といって浮かぶイメージ。

それぞれ違うものが浮かびますが、この2つに共通しているのが、うちの父が作っているということ。

りんごを見ると、私は父のことを思い出します。

温かい気持ちが湧き上がってきます。

父に感謝したくなります。

その言葉に対して、自分がどんな意味づけをしているのか、それによってその後の自分の反応が違ってくると思いますので、

まずは浮かんでくるイメージをしっかり味わいたいと思いました。