NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第366回 フレームは体験が一般化されて作られるため、歪みがある

2015-04-18 08:32:17 | NLP
◆日時
2015年4月18日(土)8:20から約10分間

◆内容
テキストとして、「心が思い通りになる技術 NLP:神経言語プログラミング」を使い、フレームは体験が一般化されて作られるため、歪みがあることを学びました。

多くの問題のプログラムに登場するフレーム(典型的なイメージ)の特徴は、

全体を捉えずに、一部分だけを極端に注目する。

つまり、フレームが歪んでいる。

繰り返しの体験や、強烈な体験の印象が強く反映されるために、フレームが歪む。

そして、その歪み方、注目の仕方に「意味」が込められる。

その「意味」は、どのサブモダリティに注目するかで決まっている。

フレームが歪んでいることによって、その部分ばかりを強調して注目してしまうから、他の情報が無視されてしまうことになる。

同じ場面を体験していても、人によって別の意味を受け取るのはそのため。

フレームのもう1つの特徴は、「フレームを当てはめた瞬間に、現実をそのまま体験しなくなる」。

現実と記憶を同時に体験するようになる。

フレームは体験が一般化されて作られている。

過去の体験の記憶がベースにある。

さまざまな体験が一般化されて、フレームと結びついた形で記憶されている。

フレームに当てはめた後で自然と引き出される記憶が望ましいものであれば、別に問題はない。

しかし、呼び起される記憶が望ましくない場合がある。

強い恐怖感が湧き上がれば、「恐怖症」

我慢できない気持ちが湧き上がれば、「悪習慣」、「強迫行動」、「衝動」などと呼ばれる。

面倒くさい気持ちが湧き上がれば、「先送り」と呼ばれる。

望ましくない記憶が引き出されて現実と同時に体験するのが問題であれば、1つの発想として、望ましい別の記憶が引き出されるように変えてやればよい。

このように、フレームに当てはめた後に、記憶されていた体験が呼び起されることを「アンカー」という。


私は犬に噛まれた体験から、長い間、犬と恐怖が結びついていました。

2日前から、可愛い子犬が寝ている写真を机の上に置いています。

今朝もその写真を眺めて、ワンちゃん、寝ているね。可愛いね。と思って、癒されています。

このまま続けることで、ワンちゃんに対する反応が怖さから別のものに変わってくれることを期待しています。