感情のホログラフィー ホログラム言語論

マンガやケータイ小説で使われている、
記号要素は、ホログラム言語である。

感情は気持ちや情景が心象要素となり、
その関係の運動空間が、意識世界である。

心象要素を並べ、
これに感性を照射すると、
心象風景が浮かび上がる。

新しい意識形象が使われている。

*。
要素の関係に、自己を運動する。

そこに自己の居場所を求める。

仮想現実は、現実の心象と、重ね合わされた。

*。
自己や他者や社会が、重ね合わされた意識。

これに対応する現実が作られつつある。

現実が意識に写像・射影され、
その逆がまだ成立していない。

この意識と現実が双方向化する、
これがこれからの世界だ。

*。
現実を展開する心象、
心象が又現実に実現する。

これがホログラフィー世界だ。

そこでは物や気持ちや人が、
ホログラムかされなければならない。

*。
マンガやケータイ小説はその世界に達した。

それに対応する現実が創造されつつある。

日本はこのホログラフィー現実の先端だ。

*。
ここで人の気持ちは現実の映像となる。

現実がホログラフィー映像とホログラム舞台となった。

*。
これは俳句の世界の拡張でもある。

俳句に対応するホログラム現実、
現実がホログラフィー舞台となった。

進化とはダイポール・モードの遷移である

進化は問題があるために起こる事である。

悪は善を生み、善は悪に食われ、
この繰り返しで生きた来た人類だ。

*。
西欧の没落、その後発展した。

西欧の没落は、善を食う悪の発生を意味し、
悪は金を強盗殺人で造った。

この経済発展で、戦争の世紀となった。

ここの戦争を食う善の時代が始まった。

*。
定住農業で、支配と戦争の時代が始まり、
そして宗教の時代が始まり、
そして権力の時代が始まり、
西欧はそれからルネッサンスとなり、
これを平和と戦争を交互に繰り返した来た。

ダイポール・モードが遷移している。

*。
２０世紀は戦争の世紀、
これから人間性の時代が始まるはずだ。

この時、ダイポール・モード現象を知った。

するとダイポール・モードの遷移でなく、
ダイポール・モードの最適化が浮かんだ。

方法論も、それを実現する負帰還を手に入れた。

　　　　　　　　　　　　　　*。

ダイポール・モードの負帰還制御、
即ち最適化。

負帰還制御は生体系の安定の原因であり、
世界に無数に働く、
エレクトロニクスの安定の原因である。

政治経済を負帰還制御する、
この最適制御の時代に入った。

*。
病気や障害を無くすことだけ考えた今迄。
　　　　　　　　　
それらがあっても、
無いような状態を作ればいい。

これが負帰還制御だ。

*。
神は何故、病気や障害を作ったか。

世界に安定にこれが必要だからだ。

正と反の最適化、
ここに安定が得られる。

正だけでは、安定はない。

　　　　　　　　　　　　　*。

グローバリゼ－ションは政治経済の発振だ。

これが現代の不安定の原因だ。

強者が弱者を愛する時、
即ち両者が負帰還関係になる時、
安定が実現し、
これが人の喜びだ。

*。
人の喜びは、知性の言葉で言えば、安定だ。

人の喜びを安定と定義する時、
人の存在システムは安定するのだ。

強者が弱者を愛することが、負帰還だ。

そこに最適、即ち喜びが生まれる。

*。
これが人の存在構造だ。

これがダイポール・モード理論で分かったことだ。

長生きという幸せ？

日本は中国や西欧の言いなりになった。
だが言いなりになれない部分があった。

西欧の愛と正義、
この精神は入れようがなかった。

言葉だけ入れ、精神は入れようがなかった。
ここの日本精神が却って洗練された。
いや奇妙な日本精神が結晶した。

*。
西欧の愛と正義を拒絶することで出来た日本精神。

人情世間体を強化した日本精神が出来た。

入れようとすればするほど、嘔吐してしまう。
ここの新たな鎖国が起きた。

世界と金権力で関係する日本。

*。
ここに愛と正義で出来た西欧法から、
愛と正義を削除したお上正義が出来た。

これが絶対国家権力だ。

これほどの国家権力を確立した国はない。

人類史上まれに見る絶対権力だ。

*。
これは世界と馴染めない。

いや世界を見下す。
これを得意にする日本だ。

列強も中国も見下す。

　　　　　　　　　　　　*。

絶対権力は、嫉妬と殺意の衝動だ。

それを隠すために、
日常の挨拶はしっかり行い、殺意を隠蔽する。

これが一見の優しさだ。

優しい氷山の一角、その水面下は殺意だ。

これが優しさと全国のダイポール・モードだ。

*。
強烈な殺意は、西欧を入れることで強化された。

愛と正義のない西欧、それは絶対権力だ。

この日本は世界と馴染めない。

地球世界に、広範性成長障害を起こした。
世界に成長障害国家として適応した。

*。
素直に真面目に几帳面に世界を学ぶほど、
成長障害を激化した。

過激な中国や西欧を作った。

日本は中国や西欧の作った神の国となった。

　　　　　　　　　　　　*。

お上司法は、
法によって愛と正義を削除する。

二票格差合憲、五票格差合憲、
法が法を削除殲滅している。

それが出来る絶対権力、
それは自己否定自己破壊だ。

これを国家の自己責任自助努力自己管理として行う。

*。
このため世界に馴染めない。

いや世界に支配される日本を作っているのだ。

自己否定自己破壊を、自己責任自己管理と言っている。

*。
絶対権力は、自己破壊権力だ。

せいぜい出来ることは、
破滅までの期間を延命することだ。

*。
延命に成功、長寿になった。

神は悪いものと長生きさせて、苦しませる。
これが神のダブルバインドだ。

それを日本人は誇りにしている。

勿論善なるが故に長生きするものもいる。
だが悪い社会で苦しみが多いことは変らない。
だからダブルバインドだ。

*。
長い苦しみ、対偶は短い喜び。

少しお喜びのために、長生きする。

それは喜びか苦しみか。

少しの喜びのために、
長生きすることは、幸せなことか。

*。
これが自己否定のパラドックスではないか。

長生きという喜びのために、長い苦しみに耐える。

これは幸せか幸せでないか。

*。
幸せが長生き、
長生きという幸せ、
これは嘘であり妄想である。
Gёdelの不完全性定理。

大日本帝国は列強に作られた

マッカーサー元帥が解任され、帰国パレードがあった。
その時、明治時代の軍服を着た老人が、
「マッカーサー元帥閣下万歳」と叫んだ。

私はこの間まで敵であったアメリカに、
何で万歳って言うのか、理解できなかった。

そう言えば特効玉砕してまで戦った日本軍が、
アメリカの上陸に何の抵抗もせず、
アメリカを驚かせた。

鬼畜米英が、一夜にして「アメリカさん」となった。

日本軍人はアメリカの捕虜になると、
何の抵抗もせず、アメリカの言いなりになった。

今でもそうだ。

*。
何故だろう。
日本人は偉い人の言いなりになる。

軍人が鬼畜といえば鬼畜といい、
アメリカが来れば、アメリカさん。

この素直で真面目で几帳面さ。

竹内好は言う訳だ。
日本人には抵抗の影すらない。
日本人はヨーロッパでもなければ、
アジアでもなく、
日本ですらなく、
何者でもない。

　　　　　　　　　　　　　*。

日本人は中国から中華思想を学べば、
朝鮮出兵、台湾出兵、遂にロシア・中国進出。

列強から、世界制覇思想を学べば、
大東亜共栄圏、太平洋戦争。

素直で真面目で几帳面に世界制覇する。

*。
つまり中国や列強の言いなりになった。

中華思想や世界制覇思想を学び、
躊躇いもなく実行した。

つまり日本は、中国や朝鮮、西欧や列強によって、
彼らに作られ、
彼らの教えを守って生きた。

*。
つまり日本は、
中国や列強を再現、
彼らと等価となった。

同じものが二つ出来た。
世界制覇思想を持った日本を、
中国と西欧は作ったのだ。

そして日本は中国や西欧を攻撃した。

*。
中国や西欧は、
自分を攻撃する日本を作ったのだ。

日本は彼らの作ったファウスト博士であり、
フランケンシュタインだった。

すると日本は中国の作った中国であり、
西欧の作った西欧だった。

*。
そして中国は中国に襲われ、
西欧は西欧に襲われた。

そして日本は殺され、
平和憲法として再生した。

平和憲法を作ったのも、
中国や西欧だった。

*。
すると日本は、
世界から世界制覇の免疫を作る培養器だった！

　　　　　　　　　　　　　*。

さてここに問題を発見する。

西欧は中国やインドに西欧文明を作った。

両者合わせると、西欧の規模をかなり上回る。

対等の貿易は考えられない。

おまけにBRICsだ。

*。
西欧は、西欧を破壊する、
西欧文明を中国やインドに作った。

西欧は日本を潰せたが、
中国やインドを潰せまい。

西欧は支配される宿命だ。

*。
それがいやなら、
平和憲法を遵守しなくてはいけない。

平和憲法は西欧を殺さない方法でもある。

*。
中国やインドも、
西欧を打ち破れば、
戦い合う関係となる。

それがいやなら、世界制覇思想を取っ払うことだ。

*。
即ち、戦争と戦力放棄、
これがないと太平洋戦争以上の凄惨な殺し合いになる。

即ち、平和憲法を世界が守らないと、
２０世紀以上の凄惨な戦争の世紀となる。

*。
平和憲法は、
戦争のダイポール・モード伝播を止めることだった。

ここの地球社会は作られる。

平和憲法は、地球社会を作る原理だ。