心斎橋筋商店街のまんなかでイヤリングを拾った。
まさに踏まれるところに落ちていて、他の人と同じように通り過ぎたのだがなぜだか気になってちょっと戻って拾った。
わたしも落としたことがある。残った片方だけのイヤリングはどうしようもないが、なんとなく捨てられなくて抽斗のなかにある。 . . . 本文を読む
先週末は京都芸術センターで小松和彦さんと江本創さんの対談を聞いた。
ギャラリーには江本さんのつくった化石のようなもの(?)が展示されていて、それを見た後に参加。
「(過去に)いたかもしれない生物、を作ってらっしゃいますけど、未来にいるかもしれない生物は作らないんですか」という質問に「未来に存在するものの死体が今あったら変なので」といったふうに答える。小松さんは想像をできるだけ遠くに飛ばそうとしてい . . . 本文を読む
通りかかったらデパートで忘れ物のリサイクルセールをやっていたので、寄った。
電車での忘れ物を売っている。傘をまとめ買いする人などの映像がTVニュースでよく流れるイベント。
たしかに傘は安い。折りたたみで200~300円から。一本買った。
わたしも傘は忘れたことはある。
財布とか、鞄とか、ライターとか、は確かに落とすかも。ネクタイピンはわかるけど、針で留めてるブローチがたくさんあるのは不思議。時計 . . . 本文を読む
諸君は、日本の国を汽車や汽船に乗って旅行している際、しばらくその人とことばを交わしたあとでも、いっこうにどこの国の人だか生国の知れない紳士と、偶然知り合いになることがあるだろう。その紳士は、新型の上等の洋服をたしなみよく着こなし、フランス語でも、ドイツ語でも、英語でも、ペラペラしゃべり、しかも折りかがみは一分の隙もなく、どんな変わった人物とも調子を合わせて行くことができ、ヨオロッパも知っているし、 . . . 本文を読む
火曜日に今年度はじめての大阪能楽養成会研究発表会。
今年はとても若い人が養成会に入った、と聞いた(中学生とか、高校生とか…そういう噂)。平均年齢が若がえるのはいいことだ。以前、ある集まりで「何もしないと平均年齢は毎年一つづつ上がりますから…」という発言に、そうだよなあ、としみじみと思ったことがある。
能「吉野天人」で舞台に並んだ人たちを見ると、なるほど小鼓と太鼓の人はとても若いようだ。
でも最初 . . . 本文を読む
このごろサッカーの話題ばかりでつまんない。
個性、とか、さまざまな話題、とか、多様な、とか、ふだん画面上で唱えてる言葉が単なるお題目だと行動で示してるぞ。
などと悪態をつきながら、自分の娯楽時間のほとんどがテレビで占められてるのだなあと気づく。 . . . 本文を読む
母校の体育祭に行った。久しぶり。
わたしが在学中に実施時期が秋から春に変わり(推薦入試が増えて入試が前倒しになってきたからですね)、それに合わせてかどうか、いろいろ変更になった。
いかにも応援団っぽかった応援合戦が、チア的なダンスになったし(今は完全にダンスになっていて、体格のいい男の子も可愛らしく踊っていた)
4つのチームに分かれて点数を争うのだが、それぞれに色の名前がついていて、赤団・青団 . . . 本文を読む
頭皮デトックス、というのに行った。
中津にあるお店のロビーでは、一方の壁に水が流れ、もう一方に置かれているディスプレイには癒し系の風景が流れている。
いかにもセレブな空間。
ここに座っているとわたしはいかにも浮いてるなあ、と思うが、今の日本はその分の代金だけ払えば分不相応の贅沢ができる。いい国だ。
スリッパを持ってきてくれたり、お茶を持ってきてくれたりするお姉さんたちは、ローテーブルの傍に膝をつ . . . 本文を読む