にわたずみ

松岡永子
日々のことなど

龍を見に清滝まで ~高橋裕博作品展・おまけ 薪ストーブ

2011-01-30 21:15:08 | ギャラリー
ギャラリーテラさんに入ると、火をいれたばかり、と言われた。 泉布観とか、京都府庁とかの暖炉を見たことはある。でもあれは飾り物。 こういうストーブが実際に使われているところを見るのははじめて。 くべられた薪が赤くなってだんだん白くなっていく。切り口から煙が出るのを見て、そうだ木は管なんだ、ここを空気が通るんだな、などと考える。 火は見ていて飽きない。 表情が変わる。そのひとつひとつがとても新 . . . 本文を読む
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龍を見に清滝まで ~高橋裕博作品展

2011-01-29 00:59:31 | ギャラリー
部屋のほとんどを占めている大きな龍神 これは中国風の龍だそうで、 ・正面を向いている ・玉をつかもうとしている(握っていない) ・五本爪 が特徴だそう。 丹生川神社に奉納される。 お正月らしくめでたいものづくしで、戎さんと宝船。 あと、大黒さんと弁天さんを染める予定だそうだ。   「宝船に何が載ってるか、わかる?」と訊かれる。 俵や宝珠、打ち出の小槌は、わかる。 あと、「これが隠れ蓑、これが . . . 本文を読む
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龍を見に清滝まで ~高橋裕博作品展(道中)

2011-01-29 00:19:56 | ギャラリー
高橋さんが染めた大きな龍神(1.5m×4.5m)を見に京都、清滝まで行った。 じつは清滝に行くのははじめて。ちゃんと行きつけるか不安だなあ、と思っていたら嵐山のバス停で高橋さんとばったり会って一安心。バスは30分に1本なので、会っても不思議ではない。 終点でバスを降りると、サルがいた。 木になっているミカンを食い散らかしている。 写真を撮ろうと構えたら、逃げられた。別のサルにカメラを向ける。 . . . 本文を読む
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音のない絵

2011-01-28 16:18:55 | ギャラリー
心斎橋大丸美術画廊で池内璋美という人の絵を見た。 案内などに載っているのは静物画で、いかにも正統派日本画の綺麗な絵。 あまり興味がない。(わたしの趣味です。あくまで) 惹かれたのは風景画。通路に面するウインドウにあった。 一目見たとき、ワイエス(クリスティーナの世界)みたいだ、と思った。 どうしてそう思ったんだろう枯れ野の風景だからだろうか、と思って入った。 他の風景画(枯れ野だけではない)も、 . . . 本文を読む
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精華小

2011-01-25 21:00:15 | Weblog
地下鉄の駅に新しい「ノッテオリテ」(発行が大阪市交通局となってるから広報誌なんだろう)があったので、電車の中で読んだ。 なんばの精華小劇場が載っていた。 あと2ヶ月ちょっとで閉じるところをいまさら、という気がしたが 終わることが決まるとあちこちで取り上げるのは、いかにも日本的情緒かもしれない。 劇場に使われている体育館だけでなく、文化教室なんかに使われている校舎も全部使用停止、らしい。 売却予定だ . . . 本文を読む
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今年最初の梅の花

2011-01-24 23:34:26 | お散歩
大阪天満宮。今日、明日は鷽替え神事。 行った時間には神事は終わっていたが、摂社の方にある鷽の像(?)を見にいく。 「鷽は天神様の愛鳥だった」と書いてある。 ミネルバの梟みたいなものか? 鷽像の足下にギンナンが落ちていたので、ちょっともらって帰る。 天神様のギンナン、というのはなんとなく御利益がありそうなので。(もちろん食べます) そのまま、裏の方に出て池に架かった橋を渡る。   蝋梅 . . . 本文を読む
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落ち着いた高校生

2011-01-23 23:24:51 | 舞台
京都造形大学に「演じる高校生」を見にいった。 近畿大会優秀二校(今年度の近畿代表として全国大会に行く学校)の公演。今年で10回目だそうだ。 さすが、驚くほどレベルが高い。 終演後の、大学教授とのトークでも受け答えがしっかりしている。あまりにしっかりしているので(ゲストの土田氏が大女優の貫禄などと言ったものだから)、客席にうけていた。 高校生でも、大人な人は大人なのだ。年齢じゃない。 会場で知人に . . . 本文を読む
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心斎橋今昔

2011-01-20 18:32:52 | Weblog
心斎橋大丸すぐそばにある喫茶店・麓鳴館で麓鳴館友の会(?)があった。 別にわたしは常連さんでもないのだけれど、なんとなく紛れ込んで話を聞いていた。 集まった人にはなぜか不動産関係の人が多い。インテリアの仕事をしている人とか、町おこしのプロジェクトに関わっている人とか。 三十年前からこのお店に通っているという人たちは、街の様子が変わったことを話す。 若い頃、このお店に来るときはできるだけお洒落 . . . 本文を読む
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畳のうちわは重かった

2011-01-17 23:27:34 | お散歩
心斎橋のフィネガンズウエイクが今、畳敷きになっている。 http://fw2010.blog117.fc2.com/ 行ったのは鍋パーティの日なので、畳の楽器はなかった(勝手に触られると困るのでしょう)。 その代わり、畳のサーフボード(裏も畳。ほんとに乗れる証拠の写真がついていた)、畳のスケートボード、畳のハンガー、畳表を貼ったやかん、などなど。 写真も撮ったのだが、デジカメをお店に忘れてきたの . . . 本文を読む
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元ネタと引用

2011-01-16 12:19:32 | Weblog
萩尾望都の「バルバラ異界」とダニエル・T・マックスの「眠れない一族」を続けて読んだ。 特に理由はない。たまたまどちらも図書館の棚に並んでいた。 萩尾望都は「バルバラ異界」のアイデアを「眠れない一族」から得たんだなと思う。 だからどうということはない。続けて読んだのも偶然だ。 「眠れない一族」はプリオン発見についての話だ。一定年齢になると発現する遺伝病の原因が(遺伝子でなく)プリオンだと判明するま . . . 本文を読む
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ブラックスペース

2011-01-15 23:24:21 | 舞台
一劇屋の「ブラックスペース」 今年最初に見た芝居らしい芝居。 ツイッターかブログに書いてください、と言っていたので一応。 後ろの席に座っていた女の子は、 「すごーい、バック転してた」と言っていたが そういう単発的な技にかぎらず、動きはかなり修練を積んでいる。 個人的にみごとな動きを見せる人もいるし、全体としてもきれいにまとまっている。 照明もきれいで美しい。 お話も、まあよくできている。 でも。 . . . 本文を読む
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残り福 十日戎

2011-01-13 19:23:43 | お散歩
難波から一駅。 今宮戎本殿の大傘のむこうには高層マンションが見える。 11日の残り福だが、そこそこの人出。 境内では、南門から入った人は右へ進め、とか、賽銭を遠くから投げるな、 といった注意事項が放送されている(言葉遣いはもちろんもっと丁寧)。 手に持っている笹は人の頭より高く持て、という注意の後、 「他の方にあたって福を落とさないよう…」と言い、 福娘の前に長く立ち止まって写真を撮るな、と . . . 本文を読む
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百貨店の点灯

2011-01-12 10:59:52 | お散歩
御堂筋清水町通り、西側から。 銀杏の葉が落ちてしまって、よく見える。 . . . 本文を読む
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枯山水(枯れてはいないけど…)

2011-01-11 08:19:55 | お散歩
扇町公園にて。 花壇というより山水の庭。 枯れてはいない。 けど、やっぱり鯉はうちあげられたように見える。 . . . 本文を読む
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窓のむこうのねこ

2011-01-09 14:45:37 | お散歩
天満駅前の「かぎろひ」にお茶を飲みにはいった。 店の前にいたねこがさっと逃げ去った。 しばらくすると戻ってきて手水鉢の水を飲み始めた。 「そこの水はねこに人気があるみたいですよ」とのこと。 目が合ったら、また逃げ去った。 . . . 本文を読む
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