2013.3.31(日)14:00 ジャン・トゥトウクー
現代美術作品が展示されている中での公演。
田辺真弓の作品は地上まで降りてきた雲みたいで(この雲は水滴の塊ではなくてわたがしみたいな、ふわふわした、触れると溶けて消えてしまうような雲)、軽快でどちらかというと都会的。
その傍らで、それぞれの死を含んだ話を。5つ短編のオムニバス。 . . . 本文を読む
2013.3.30(土)19:30 イロリムラプチホール
神楽舞のふたりの舞い手による、ドキュメンタリーのような手触りの公演。
小さな空間。白い壁。白い上着。白い一輪の花。
ひとが花を捧げるとき、そこに神が在る。
シンプルな空間には光がよく映える。映像も効果的。
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泉布観の一般公開。
かなりの行列だった。待っている間、係の人が拡声器を使って泉布観についての解説をする。
二階手摺りのピンク色がメルヘンチックでクラシカルな建物に不釣り合いだと思うかもしれないが、確認できる限り最も古い資料ではこの色です、とのこと(建設当初の資料はないらしい)。
うしろは旧桜宮公会堂
補修されたと聞いていたが、カーテンは古いまま。
昔より、入れる場所も制限されていると . . . 本文を読む
2013.3.29(金)19:30 HEPホール
明日、明後日と公演があるのでストーリーについては書かない。
(謎が謎を呼ぶ、といった話ではないので書いても意味ないけど)
舞台を、動く絵としてみても美しい。その色合いが。
ラストの色もとてもきれい。 . . . 本文を読む
電車の中吊り広告
ほぼ同じレイアウトで、雑誌の広告と商品の広告が並んでいる。
雑誌広告と似たレイアウトで、雑誌広告の隣に別の広告が吊られているのは、以前にも見たことがある。
広告手法の方が印象的で、何の広告だったかは憶えていない。
掲示期間が短かったのか、場所が限定されていたのか、一度しか見られなかった。あれ、写真に撮っておけばよかったな~、と思っていたので、電車の中でデジカメを取りだ . . . 本文を読む
友だちと入り口で待ち合わせる。
「2000年後の二宮金次郎の頭の中」
うしろの木の中に6個の化石作品があると書かれている。
枝にふたつ、下草の中にひとつ。
半分しか見つけられなかった。なんか、くやしい。
校舎のあちこちにさりげなく(?)「化石」が置かれている。
2000年後の化石だから、現在使われている物品に2000年の時代がついたもの、だ。
ちゃんと発掘現場もあって、公開されて . . . 本文を読む
「コノハナ・アドベンチャー2」をみた帰りのお散歩。
白砂大神。銀杏の神さまらしい。
安治川。ここが荷揚場だったらしい。
以前から名前は知っていた梅花堂(ギャラリー)ものぞいてみた。
そのすぐ傍にあった碑。
裏を見ると「橋下徹」と書いてあった。
市長になるとこういうものに揮毫するらしい。選挙に出るときは書も稽古しないといけないんだなあ。 . . . 本文を読む
2013.3.24(日)15:00
さびれた町を舞台にした冒険の旅。
「舞台にした」というのは文字通りの意味。たばこ屋でなくなったたばこ屋とか、倉庫でなくなった倉庫を舞台として使っている。
(使われなくなった建物がギャラリーなどに使われることは最近よくある。それを、さびれた、と言うべきかどうかはわからないが)
冒険は、健全な少年マンガにでてくる冒険のテイスト。
一つの舞台から次の舞台へ、役 . . . 本文を読む
2013.3.23(土)19:00 アイホール
四角い舞台の二方から、観察箱を覗きこむようにみる。
隣町まで行かなくては宿泊施設もない。そんなさびれた町に久しぶりに帰ってきた男。
幼い頃の不幸は貧しさが原因だった。自由経済社会の中で自由になるためには豊かでなくてはならない。だから稼いだ。手段の正・不正は関係なかった。
そして今ここにいる。
「経済」の話になると、わたしはどちらに出口があるのか . . . 本文を読む
2013.3.22(金)19:30 イロリムラ・プチホール
習慣HIROSEの記事を読んでゆるい作りの芝居なのかと思っていたら、きちんと作りこんだ構成の芝居だった。ともにょらしい。
開演まで、スライドショーで写真が映されていた。知り合いや知り合いでない人に「あなたの夢はなんですか」と訊いて、それを書いたホワイトボードを持ってもらって写真を撮った。その写真を会場に置いたが、見る人が少なかったので . . . 本文を読む
2013.3.21(木)19:00 ウイングフィールド
初演は見逃して、アイホールでの再演をみた。
だから今回が2回目。脚本も演出もかなり違う。
都市のノイズそのものを聞かせるような前回(再演)と比べて、ストーリーラインがくっきりするような感じ(いや、ストーリーが、じゃないけど)。
乗っているときには他のラインと交差していることも繋がっていることも感じない、地下鉄の列車を思う。
群衆の中の孤独 . . . 本文を読む