2015.11.22(日)16:00 クリエイティブセンター大阪ドラフティングルーム
前項に書いた名村造船所跡地での公演。
開演は日没少し前。照明は使わず、自然光(この日は曇りだったが、窓はほぼ南北を向いているので夕陽が入ってくることはないのだろう)。
以前、室生での維新派公演で、照明が点いた瞬間にああ暗くなっていたんだと気づいたことがある。パフォーマンスに気をとられていて、周囲が暗くなっていく . . . 本文を読む
正式にはクリエイティブセンター大阪という。
名村造船所跡地。何度か来たことはあるが、今回は最上階に入った。
天井が低い、と思ったのは広さのせいだろう。
設計図を書くための部屋だから、手元に十分な照明が当たる必要もある。蛍光灯が並んでいる。
床に直接、原寸大の船の設計図を描いた跡
この窓から見える風景
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『ミュルミュルミュール』
2015.10.11(日)13:00 兵庫県立芸術文化センター
『Go!』ポリーナ・ボリソヴァ
2015.11.19(木)19:00 神戸市立灘区民ホール
言葉のない舞台は苦手だ。
舞踏とかコンテンポラリーダンスの一部が特にだめ。一方、パントマイム系はわりと面白くみられる。
要するにわたしは、動きを動きとしてみることができないらしい。動きの持つさまざまな要素をノイズと . . . 本文を読む
2015.11.22(日)13:00 HEP HALL
ノンバーバルで60分。まさに全力疾走で駆け抜けたという感じ。感動した、という言葉は、今では安っぽくなってしまったが、やっぱりその言葉がぴったりくる。
劇中に言葉はないが、チラシやパンフレットには前提となる言葉が書かれている。
猩獣あらわれるところ災厄がおとずれる
災厄から逃れたくば 白花を受けし女を差し出すべし
岩見重太郎狒々退治伝説 . . . 本文を読む
王寺のマンホールは時計塔が描かれている。
王子駅改札を出ると犬の足跡。
これは聖徳太子の愛犬・雪丸のものらしい。あちこちに犬のイラスト(ゆるキャラ?)。
賢い犬で、お経を読んだ、なんて書いてある。
今度時間のあるときに達磨寺に行ってみよう。
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「至羅漢道」という道標。
これのことだろうか? ずっとつづく石段の右手土手に並んでいる。
この辺りは、幕末、西郷隆盛が隠れ住んだ場所らしい。そんな説明板があった。
石段の終点には、維新の戦いで命を落とした薩摩藩士の名を西郷隆盛が書いたという石碑があった。500人以上の名があるらしい。
所属と名前が刻まれていて、偉い人の名前は苗字、字(○ . . . 本文を読む
人混みを避けて本堂裏手へ(それでもそこそこ混んでいる)。
即宗院のお庭が公開中。
門前の仁王さんがかわいい。
こちらはなんだか思慮深そうな顔。
紅葉の赤より、千両の実の赤が目につく。
万両と、その上に見える紅葉は、今の時期ならもっと真っ赤になっているはず。
首もとに石を下げて、修行中らしい松の木。 . . . 本文を読む
東福寺塔頭・退耕庵
小野小町作という玉章地蔵と、百歳の小町が姿を映して歌を詠んだという井戸がある。
お地蔵さまは思っていたよりずっと大きい。座った状態で2メートルくらいある。小町がもらった恋文を貼り合わせて作ったという。そう思ってみるからか、ちょっと艶っぽい。
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石畳に残った跡。
まだ青紅葉のほうが多い。
今年は紅葉が遅いようだ。
それでも色づいているところもある。
そういうところにはカメラ(携帯の方が多いが)を構えた人達が群れをなしている。写さないようにしたけど。
点った灯が赤い . . . 本文を読む
2015.11.20(金)19:30 ウイングフィールド
恒例の、あみゅーずとらいあんぐる冬の本舞台(夏にはリーディング公演がある)。
今回はマンションの一室を舞台にした三話オムニバスのシンプルな構成。一人の女と、彼女の夫だったり恋人未満だったり元夫だったりする男との会話劇(別の人物が登場することもあるが、中心は一組の女と男)。
あみゅーずの舞台は結婚式のようで、男女そろっていないといけないけど . . . 本文を読む
10月2日(金)16:30 大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ
ネットでたまたま見つけた催し。
ポーランド文学古典叢書第5巻『ディブック/イヴォナ』刊行記念の企画で、『ディブック~二つの世界のはざまで』を朗読劇として上演する。
何に惹かれたかというと、この詩句。
なにゆえに、なにゆえに
魂は
天の高みから
奈落の底に落ちるのか?
転落はそのうちに
飛翔の芽を宿すがゆえに
ハシディズム(ユダヤ教の . . . 本文を読む
参考までに「舞監@日誌」の記事にしたコメントを載せておきます
主に、引用されているモチーフについて。
劇中、「ライオス像」という言葉が出てくるので、「テーバイの噴水」は「ディルケの泉」ではないと思います(ディルケとライオスでは一世代違う。実物見たことがないので確実なことは言えないが)。
素直に、ライオス王とその子オイディプスを考えればいいのではないでしょうか。エディプスコンプレックスで有名にな . . . 本文を読む
2015-11-3(火)15:00 ウイングフィールド
近ごろ、小劇場観劇講座というものに出席している。
観劇、というのは、読書と同じく、趣味・娯楽なのであって、何をどういうふうにみるのかなんて余計なお世話である(読書会、というものはときどきあるが、読書講座、なんて聞いたことがない)。
だからこそ、講座とはどういうふうに進行するのかにたいへん興味があった。実際行ってみると、参加者は、ほとんどが若 . . . 本文を読む
「知の壁」
まず人は壁に当たって圧倒される、という趣旨か。
わたしには挑んだり越えたりする自負はないので、いいなあ、贅沢だなあという感慨だけ。
いろんな学問の関係を象徴的に示したオブジェ。
金沢工業大学所蔵の稀覯本なので、すべて自然科学関係書。
専門外なので内容にはあまり興味がない。ただ、図として美しいものだけを。
学生によるインスタレーション。
「 . . . 本文を読む