山門
生まれる前にいた場所
(モリアオガエルのオタマジャクシと、枝に残った卵のあと)
ライヴ会場
扇風機にあたる子 . . . 本文を読む
京都・東山。
哲学の道から一本入ったところにある墓地をうろうろする。九鬼周造、河上肇、という名前を見つけた。ここには谷崎潤一郎のお墓もあったはず。
でもタルホのお墓が見つけられない。
その辺りをひとまわりしたところに掃除をしている人が通りかかったので、
「稲垣足穂のお墓はどこでしょうか」と聞いてみた。
あそこの階段を降りて左手を見て、お墓は東を向いてるから裏側しか見えないからぐるっとまわって…、と . . . 本文を読む
会場に置いてあるDM
心斎橋大丸・南館8F。
28、29日は作家さんが在廊しているということで、いろいろお話を聞かせてもらった。
会場入り口入ってほぼ正面に兜をつけた蛇がいる。
それに立ち向かうカエルとネズミの連合軍が左右に配置されている。
蛇を睨み返すカエル
窮鼠の軍
先頭は用心棒
鼠軍には忍もいて、磁石を内蔵した彼らは壁にくっついていた。
一方ネズミたちの仇敵は…
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京都・法然院にて。
お寺は4時に門が閉まる。その門の石段でのライヴ。
閉門の時刻を告げる鐘が終わるのに重なって、竹筒の音。それぞれの長さに切った竹筒を石に落とすようにして音を出す。山門前はよく音が響いて気持ちいい。
繁った木の枝が揺れる。風は少し生温いが、同じ時刻の大阪の町に比べて格段に涼しい。
笛の演奏が始まると、絶妙のタイミングでカナカナが鳴き出す。
鳥も、虫も。この山の生きものは音楽に造詣 . . . 本文を読む
藤部恭代さんとmarianeさん。ふたりの絵には似たところがある。
遠くから眺めてもぱっと目を引くのだが、近づいて細かいところを見るとまた違ったものが見えてくる、感じ。
作品自体の趣はそれぞれなのだが。
藤部恭代さんの絵。
女性のポーズは、見ざる、聞かざる、言わざる、四つめは、せざる。
(だということに、キャプション読んではじめて気づいた)
レースのベールがかかっているようにみえる。
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女性作家の作品が集まっている方の部屋
テーブルに並べられているのは、食べたあとの魚の骨。
一度食卓に乗ったものが、洗われ漂白されて、またテーブルの上にある。
昨年の應典院さんでの展示のときは搬入の時間に余裕があったので、その場のインスピレーションで並べたところもあったそうだが、今回は時間の制約もあってあらかじめデザインを決めてあったらしい。
「同じ形の骨を選び出すのがた . . . 本文を読む
泉布観裏手のアートコートギャラリー再訪。
前回見られなかった部屋に置かれた作品も見た。
ポリ袋素材の巨大なカメさん(空気が入っている)がいて、作家さんが在廊しているときは、紐で吊り上げてふわっと落とす「パラシュート状態」を見せてくれるのだそうだ。
それ以外の立体も絵画も、わりと大きな作品が多い。
前回見たもうひとつの部屋の作品が繊細で女性的なのに比べて、男性的な作品が集まっている。
今回の展示は . . . 本文を読む
中之島・大阪市役所でシタール演奏のワークショップがあった。
民族音楽のライヴに行ったとき、楽器に触ってみたいというと意外と触らせてくれたりするのだが(特に太鼓系)、さすがにシタールは触ったことがない。とにかくチューニングに時間のかかる微妙な楽器だし。
これがシタール
講師は檜原孝之さん。タブラの東坂幸次郎もいて、まず、短めに一曲演奏。
(インド古典音楽を聴きにいくと、一回のライヴで演奏 . . . 本文を読む
まるまる桃のかたちのケーキ。
名前をももたろうという。
ショーケースで見るたび、ずーっと気になっていた。
ちょっと高い(600円)ので迷ったのだが、今日。
ほんとうの桃を切ったときみたいな断面。
核のように見えるのは苺。
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以前(2011.5.7)、ブログに書かせていただいた田辺由美子さんからDMをいただいた。
知らないギャラリーだったので、DMに載っていた地図を見ながら行ってみた。大川沿い、お彼岸頃に一般公開される「泉布観」の裏手だった。
受付すぐのところには、アサダワタル氏によるCDジャケットの展示。
「カリパクCD」ばかり、たくさん。
(カリパクって全国的に通じる言葉なのか?)
要するにひとから借りたま . . . 本文を読む