これは入り口にある星ぼっくり茶寮
「フィボナッチ・ドラゴン パートⅢ」
暗い部屋の中央に大きな松ぼっくりが二つ(日本の松ぼっくりより細長くて、たぶんスペインあたりのだ)。
一つは木板で一つはアクリル板を組み合わせて作られている。中に仕込まれた灯りが一定間隔で光り、白い天井や壁に影の線を引く。部屋は松ぼっくりの中にいる。
周囲ではプレアデスが光っている。
『数の悪魔』は読んだけど、フ . . . 本文を読む
三つ並んだ映像がそれぞれの速度で年老いてゆく。
テロメアを失っていく染色体がコンセプトらしい。
静かな映像。
砂時計を眺めているのに近いかもしれない。
http://homepage.mac.com/sandscape/info.html
しかし、こういうディスプレイ機械があるとは知らなかった。 . . . 本文を読む
日が落ちるまでは日差しが強くてつらい。
わたしはやはり『夕顔』のような優雅なたよたよとした能よりも、興がのってきて次第に舞が速くなる『融』のような(舞の最後は本当にすごく速い)舞に惹かれる。
プログラムが『夕顔』と『融』なのは、夕顔が、融の大臣の元屋敷で光源氏とデートしている最中に死んだからだろう。
でも、昨日の『玉鬘』と『殺生石』はなぜ? まさか、殺生石が玉藻の前だから? . . . 本文を読む