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伊丹工芸センター(29日まで)
堂島リゾーム(28日まで)
書籍を材料としての造形。
本のページを切ったり焼いたりすることへの抵抗感がわたしにはある、と気づいた。
どこかで「本という物」を特別視、神聖視していたらしい。
伊丹工芸センターではホール中央で、文字の行が滝のようになって本の崖からなだれ落ちていた。
文字列が植物のように、樹枝状結晶のようにのびている作品も、色調の違うものが幾つもある。 . . . 本文を読む
2013.9.22(日)16:00 インディペンデントシアター1st
上演時間70分ほど。いつも短編オムニバスのThE 2VS2が、はじめて長編に挑戦する。
勝手がわからなくて難しかった、と言っていたが、テイストはいつもと変わらず、笑わせてくれる。真っ黒な素舞台に白いボックス、演者は基本的に白いカッターシャツに黒いパンツ、というこれまでのシンプルさを踏襲し、登場人物の人数も絞っている。
この前麻 . . . 本文を読む
20113.9.22(日)19:00 ウイングフィールド
もともと高校演劇のために書かれた戯曲。
以前、別のユニットで見たときは、キャストが絶対女子高校生に見えないのを逆手にとって、よりコメディに仕立てていた(おさげ、セーラー服のおじさんたちが取っ組み合う、とか)。
今回演じるのは大学生で、みな充分高校生に見える。
そのため、設定を女子校から共学にしただけで、戯曲に忠実に、オーソドックスな演出で . . . 本文を読む
尼ロックを通って尼崎港から大阪湾へ出る。
船足は速く快適
大阪のゴミ焼却場が見える
ウインドサーフィンしている人たちも見える
尼崎や西宮の町並みの向こうには山並みが見える。
あっという間に新西宮ヨットハーバーに到着。
「この風景写真を見せて、ニースに行った、と言ったら信じるかな」と、参加者たち。
ヨットハーバーからの風景
クレーンが鳥の形に見える
ヨットハー . . . 本文を読む
巡視船に乗って、尼崎、西宮の防潮堤を海側から眺めよう、という催し。
乗ったのはこの船
お天気に恵まれたこともあり、揺れも少なく船足も速く、快適だった。
尼崎の運河から乗船し、まず尼ロック(尼崎閘門)の見学。
キャプテン☆尼ロックがお出迎え。
平日随時見学可能な資料室には小学生もたくさん来るという。
展望室から
運河の水面よりも、道路のほうがかなり低い。
ほとんどの時間、そ . . . 本文を読む
今日は中秋の名月。
大阪天満宮の秋思祭は日の入りの午後6時開始。
建物が邪魔して境内からは昇ったばかりの月は見えない
ただ、門前では建物の間に見えるのだということを、今日知った。
祭事開始前から涼しげな虫の声が絶えることなく響いている。
さすがにこれはテープの音だろう。
神饌や鈴虫などが供えられ、本殿・拝殿の電灯が消される。
祭は人工の明かりのない篝火の中でおこなわれる。
7時過ぎに明 . . . 本文を読む
2013.9.16(月)13:00 コモンカフェ
久しぶりにデス電所の役者ふたりを見た。
東京に拠点を移しても、山村涼子が立派な大阪のおばちゃんに成長していることに爽快を覚える。
こういう極個人的な物語も震災の影響を受けているんだなということが、意外というか納得というか。
男の愛情ってパートナーではなく家族に向かうものなんだろうか。恋人ではなく母としての存在、そして希望を託す我が子という存在に . . . 本文を読む
TVをつけたら、渡月橋あたりのすごいことになってる映像が流れていた。
が、大阪市内の我が家周辺は特に異常もなく、現実感がない。
昼頃、お出かけして地下鉄堺筋線のホームにいたら、「桂」行きの電車が入ってきた。
(へー珍しい、桂止まりの列車ってあるのか)と思った。
堺筋線は阪急電車と乗り入れしているが、京都線は終点・河原町行きか高槻止まりしか見たことがない。
「本日、台風の影響で桂、河原町間が不通に . . . 本文を読む
ベランダに置いてある鉢植えのクコ(枸杞)の花が咲いた。
花は1cmくらい
中華粥や漢方薬に使うあのクコの花がこれ。
花は去年も咲いたが、実が成ったことはまだない。
春先には白い粉が吹いていた葉っぱ(うどんこ病?)を自分で全部落として枝だけになり(わたしがやったのは落ちた葉を片づけることだけ)、しばらくすると新しい葉を出してあっという間にもとの茂った姿に戻った。この夏の猛暑も少 . . . 本文を読む
2013.9.9(月)19:30 ウイングフィールド
若手劇団の参加するウイングカップの前夜祭。
会場に入って眺めると…若い(^_^ !
七つある参加劇団の、平均年齢は22、3歳だそうだ。
今日は、それぞれの舞台の紹介(予告編みたいなの)があったのだが、みんなきっちり作り込んできている。
最近の若者はみんな真面目だ。懇親会のときにおしゃべりをしても真摯で初々しい。こういう若い人たちと接すると、自 . . . 本文を読む
2013.9.5(木)20:00 カフェ+ギャラリー can tutku
産まれるまでにもう一本芝居ができる、という出口弥生(役者)の希望に沿ってリーディング公演が急遽決まったらしい。
交流のある四人の劇作家の短編を、樋口ミユが編集してひとつの物語にしている。
特に指定はしなかったそうだが、みんな、生まれてくる子どもに向かってメッセージを書いている。どれも、ここはろくでもない世界だけど、あなたが . . . 本文を読む
茶色の煉瓦壁部分がダイビル本館
前の建物の煉瓦やテラコッタをできるだけ残して以前のビルを再現した、と聞いて行ってみた。
たしかに見た感じは昔と変わらない。というか、黒くすすけていたところが明るく綺麗になっている。
レリーフもきれいな石の白。洗ったあとも見え、風化しているのは風格。
ビルの中の装飾も華麗。
1F・2Fが吹き抜けになっているホールも、その吹き抜け部分を巡る2F . . . 本文を読む