今では使われていない、毛馬の旧の閘門。
反対側から見る。
さらに引いて見る。
現役の頃は水が溜まっていたところを歩けるようになっている。
壁には、入ってきた船を固定するための鎖がついている(今の閘門にもついていた)。水位が高い時と低い時、どちらでも使えるように二段になっている。
奥に少しだけ水が溜まっているところがあり、そこには亀がいた。
第一閘門の傍にある。
この滑車は . . . 本文を読む
前に、八軒家から枚方まで船で遡ったとき通った毛馬の閘門。
閘門が動くところを外側から見てみたい、と思った。
「毛馬こうもん」と書かれた赤い扉の裏側。淀川に近い方の扉。
水を堰き止めている水色の扉が上がって、川底の砂を運ぶ砂利取りの船が入ってくる。
まとまって通るらしく、次々入ってくる。
みごとな縦列駐船(?)
あたりまえだが、みんな操縦が巧い。こんなにたくさん入ってくるとは . . . 本文を読む
春風や 堤長くして家遠し
与謝蕪村の碑
毛馬のあたりの川岸にある石。
切り出した跡があるのはたぶんそう。
これは刻印もあり
大阪城の石垣に使われるはずだったのが運ばれる途中で川に落ち、明治の淀川改修のときに引き上げられたもの。
「残念石」という。 . . . 本文を読む
大和郡山では、昼から、島根県雲南市民劇団の『異伝ヤマタノオロチ』を見て、夕方からは大和郡山市民劇団の歌劇『古事記(ふることぶみ)』を見た。
終演後、雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会(今プログラム見て団体名を確認したが、長い名前。)からと郡山市長からの挨拶があって、そうかこれは行政のイベントなんだよな、と思う。
まあそれほど長くもなく、自分たちの実績のPRに終始せず、節度のある良い . . . 本文を読む
ミナミで、夏の終わりらしい(?)グループ展と個展。
「内臓百景」
以前にもペン画などを拝見したことのあるミズタニカエコさんから案内をいただいた。
小さなギャラリーにいろいろな作家さんのそれぞれの自画「臓」。
だからそれほど大作はないのだが、ちょっとづつつまんで楽しめる感じ。
白を基調にしている作家さんが何人かいて、そうか「内臓」と「流血」は全然違うことなんだな、と気づく。
ギャラリーパライソに . . . 本文を読む
菜の花の中に城あり郡山
たぶん一番有名な、郡山城の句
今の季節には萩が咲いている。
追手門
門には五三の桐の紋がついていた
天守にあたるところには「柳沢神社」
柳沢神社の祭神は柳沢吉保(子孫がここの城主になったからで、別に本人が住んでいたわけではないらしい)。
柳沢吉保が祀られている神社があるとは知らなかった。由緒書きに、強く仁政を施し、と書かれていて、へーっと思う。たぶん . . . 本文を読む
さすが金魚の町。あちこちに金魚の絵。
古事記1300年紀のイベントを見に来たのだが、会場では結局金魚のイラスト(金魚イメージの服装の少女のイラスト)のポストカードを買ってしまった。
駅からホールまで、なんだか懐かしい建物の残る町並み。
ヨーロッパ風の新築の家と並んでいたりする。
天満宮。渡廊の反りが素敵。
節分の名残り。イワシの頭にヒイラギ。
知ってはいるが、実際に民家 . . . 本文を読む
京都芸術センターの屋上に風車があった。たまに動いていた。
あまり風が吹いていなかった。
「ここから 何処かへ」と題された展示。
ヨットのような帆を背負ったバイク(?)もあった。
でもやっぱり動きのあるものが面白い。
「営みの環」という作品がある部屋には丸くレールが敷かれている。
その上には古びた軽トラック(ナンバープレートが付いてるから、廃車にはなっていないのか)。ゆっくりと、メリーゴーラン . . . 本文を読む
住み開きというのは自宅などの一部を一般に開放すること。
チヨさんは、縁側に通りがかった人が遊びに来るイメージ、と言っていた。
チヨさんこと藤井千代江さんには、先日、朗読会でお目にかかった。
その日、女優デビュー(!)を果たされたチヨさんに「住み開き」と書かれた名刺をいただいたのでさっそく行ってみた。
(朗読会については後で書きます(予定)。そのチラシはこれ http://ameblo.jp/ka . . . 本文を読む
2012.9.2(日)14:30 can tutku
20周年記念のプレイベント、リーディング公演その2。
(ちなみに、タイトルは「いつだってマルかけサンカクは」と読むんですね。前説ではじめて知った)
女優たちは色違いのガウチョパンツと白いシフォンのオーバーブラウス。オープニングのダンス(的動き)もエレガント。ただし今回はリーディングなので、全体的にあまり大きな所作はない。
リーディング公演 . . . 本文を読む
道頓堀川の西の方。
川岸の塀のところどころに線が入っている。
この線は、川岸に並ぶ家々に通じる出入り口を塞いだ跡。だいたい等間隔に並んでいる。
昔は船で運んできた荷物をそのまま運び込めるように、川に面した出入り口が各家にあった。今では水運の利用がなくなり、川岸の家自体もなくなったので、跡だけが残っている。
たくさんの小船が止まっている。
川底のヘドロを浚渫するための船だそうで、よく働いてい . . . 本文を読む
東横堀川の上には阪神高速が通っている。
たくさんの橋をくぐる。
大手橋とか本町橋とか久宝寺橋とか。
橋ではなく町として知っている名前ばかり。
大阪の、他の人も同じようなものだろう。上にいろいろなものがかぶさって、橋や川は記憶の底の方に埋もれている。
西横堀や長堀は埋め立てられて、心斎橋などは飾りの欄干が残っているだけだし。
「このあたりの、万博のころに作られた欄干は凝ったデザインになっ . . . 本文を読む
大阪の町を囲んでいる水路を船でぐるりと回ってみよう、という企画。
大阪城公園から始めて、東横堀川、道頓堀川、木津川をぐるりと回って帰ってくる。
船場、島之内、堀江を囲んで、ほぼ、江戸の頃の大坂の町の端をめぐる。
(これより北は、北の「新地」だし、南は、南「新地」や天王寺「村」だったりで、「町」とはちょっと違うのだ)
乗るのは屋根のない小型の船。
大阪の町中の川は橋桁と水面との距離があまり . . . 本文を読む
心斎橋大丸イベントホールにて。
牛車とか女房装束(十二単)とか文官の装束とかが、ガラス越しではなく間近で見られる。手を触れないでください、という注意書きがあるのは、手を触れられるくらい傍で見られるからだ。
面白かったのは、葵祭のとき神様に差しあげるお料理(食堂の店頭にある見本のようなものが展示されている)。
マンガに出てくるホットケーキのように何段も積み重ねた餅。その餅と似た、鼓型のシルエット . . . 本文を読む