先週末は京都芸術センターで小松和彦さんと江本創さんの対談を聞いた。
ギャラリーには江本さんのつくった化石のようなもの(?)が展示されていて、それを見た後に参加。
「(過去に)いたかもしれない生物、を作ってらっしゃいますけど、未来にいるかもしれない生物は作らないんですか」という質問に「未来に存在するものの死体が今あったら変なので」といったふうに答える。小松さんは想像をできるだけ遠くに飛ばそうとしてい . . . 本文を読む
通りかかったらデパートで忘れ物のリサイクルセールをやっていたので、寄った。
電車での忘れ物を売っている。傘をまとめ買いする人などの映像がTVニュースでよく流れるイベント。
たしかに傘は安い。折りたたみで200~300円から。一本買った。
わたしも傘は忘れたことはある。
財布とか、鞄とか、ライターとか、は確かに落とすかも。ネクタイピンはわかるけど、針で留めてるブローチがたくさんあるのは不思議。時計 . . . 本文を読む
大槻能楽堂での装束の虫干し。
見学会用に能舞台に唐衣や帯、能面が並べられている。
解説は赤松師だった。
自分が内弟子だった頃は、夏にはあまり公演がなかったので10日から2週間かけてゆっくり虫干しをした、今は4日間くらい。蔵から出して広げて、を3回転くらいすることもあります、などなど。
丁寧な解説で、見所から舞台を見ているだけじゃわからないこともいろいろ(耳のある面とない面では紐のかけ方が違う、 . . . 本文を読む
11、12日は生國魂神社で薪能。
ちょうど台風が来ていたのだが、薪能がある夕方からは雨は落ちてこなかった。曇っていて、かえって過ごしやすい。
空は曇っているが、ときどき光が射す。
2日目は能三番のうちふたつのシテが女性。
特に半能「野宮」の六条御息所はたおやか。光源氏との昔を想い、なつかしや、と、うんとゆっくりのテンポに沈むところから、気を取り直したように破の舞に移るところがわたしは . . . 本文を読む
昨日と今日は、四天王寺の千日参り。
一日参ると千日分の功徳があるという。ポイントカード2倍デーみたいなもの? と誰かがいっていた。
万灯供養も始まっている。
昼過ぎに雨が降ったのでどうかなと思っていたが、お練り供養も予定通り。
千日参りの二日間は、秘仏の観音様のご開帳がある。内陣まで入って間近で見られるのは、9日だけ。
声明や念仏の供養がされたあと、一般参詣人の焼香。
昔はお坊さんたち . . . 本文を読む
天満天六音太小屋(ねたごや)にて。2回目ということだが、わたしははじめて見る。
第1部は朗読劇「片腕」
川端康成の、若い娘が取り外した片腕を借りて帰った一夜の話。
まあやっぱり軽く変態です、川端らしく。でも聞きながら、これって夏向きかも、と思う。
出演者は7月末の法然院「おてらでなんかやったはる」のときに紙芝居などやっていたメンバー。
とんでもなくインパクトのある幕間パフォーマンスをはさみ(こ . . . 本文を読む
【つづき】
「心臓音のアーカイブ」
これまで登録した人たちの心臓音が聞ける。心臓音に会わせて電灯が点滅する展示もある。
鼓動って人によって速さもリズムも違うんだな、とわかる。他人の心臓音なんか聞く機会ないし。
登録している人もたくさんいた(登録すると自分の心臓音をCDに焼いてくれる)。
「ビューティー」
霧がカーテンのように降っている。写真にした方がきれいかも。
「ハーモニカ」
家は大き . . . 本文を読む
豊島(てしま)は豊玉姫がウガヤフキアヘズノミコトを産んだという伝承のある地だ(と観光案内に書いてあった)。祀られている海の神にはとても興味あるのだが、滞在時間が限られている今回は、神社巡りは予定に入っていない。
船が港にはいる。11時前。ここからの移動はバス。芸術祭の期間中は無料の巡回バスが走っている。
先人が残してくれた行程表(この日先導してくれた同行者が、前に来た知人からレクチャーを受けた) . . . 本文を読む
犬島は採石場や銅の製錬所があり、最盛期には3000人が暮らしていた瀬戸内海の島。
芸術祭の期間中は岡山駅から宝伝港への直通バスが出ている。自転車を積む部分がついたレトロバス。
宝伝港からは定期船で5分ほど。天気がよいので向こう岸に見えている。
犬島港には「犬」の文字。
山の神様の祠が見える。石を切り出す人たちが祀ったのだと案内地図に書いてあった。
祠まで登ると島が見渡せる。
. . . 本文を読む