おぐらとうこさんの人形
トルソというより身体の部分が作品となっているものがある。
理科実験用具を手枷に見立てての蝶を追う図など、コンセプチュアル。
このひとは両性具有だそうで(破損のため現在は男の子ではないらしい。確認はしていません)目を合わせると、少年っぽい感じがする。[破損ではなく、着脱可能な部品が「旅に出ている」そうです。ご教授感謝]
着ているのはアンティークの洗礼服。
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田村陽子さんの人形。
田村さんの人形がいるサンルームは、秘かに(でもないが)「姫ルーム」と呼ばれていた。
陽当たりのいい部屋がよく似合う愛らしい人形たち。
見る位置によって幼くも乙女さびしても見える。
暗くなると、足下に置かれたキャンドル風の灯りに照らされて。やっぱり優雅。
(ブログ中の写真は作家さんたちの許可をいただいて撮影、アップしています。
無断での二次使用は . . . 本文を読む
尾山寿美子さんの人形
球体関節人形というのは、名前のとおり手足の関節部分を球にして芯にゴムを通している。だから動かせるしポーズを決められる。
このトルソーも当然、首の位置、傾けぐあいなどが調整できる。
でも髪まで動いたときは驚いた。確かに球体だけど…
(固定されていると当たったときなどに壊れやすいそうです)
このひとの着ているきものは長襦袢を肩あげしたもの。
名前はある . . . 本文を読む
大阪天満宮から少し南に下ったところにあるフジハラビル。
正面窓に「球体関節人形作家3人展」のスライドが映されている。
岡山、広島在住の3人の人形作家(おぐらとうこ、尾山寿美子、田村陽子)の作品と、その作品を撮した杉山ナル美の写真が雰囲気のある4Fホールに展示されている。
杉山さんの作品(写真)はモノクロに微かに色を帯びている。、今回展示されている人形のものも、ここには来て . . . 本文を読む
「日本一長い商店街」天神橋筋商店街を南にぬけたところ、
ブジハラビルで今日から人形作家3人展。
http://www.osaka-nightculture.com/detail.php3?eid=1053
初日は作家とオーナーによるトークショー。
つまり、茶話会。
3人それぞれの作り方の違うところ(ひとつの人形を仕上げるまでかかりきりになるか、同時並行で作るか)などが聞けて面白かった。
人形の . . . 本文を読む