壁に映っている青みがかった映像は、MRI画像。
「新作実験室」が始まった頃に撮った黒田さんの脳だそうだ。作品が生まれてきた源の形。
その前にたくさんの虫眼鏡が吊られている。
凸レンズを通すと映像が歪む。
写真で見ると宇宙の絵のようだ。
人体を宇宙の小さなものと見ることは昔からある。宇宙は人体と、なるほど似ているのかもしれない。
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フィッシュダンス。説明板によるとおどる鯉だそうです。
自転車と比べると大きさがわかります。
昼間は暖かかったけど日が沈むと冷えてきます。
帰りに寄った南京町の「市民トイレ」
内部の装飾もすごいです(さすがに撮影は遠慮しました)。天井画(?)とかあります。
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卓上に18個のキーがあるボード。
ひとつのキーを押すと画面上にひとつの文(ユリシーズからの引用)と一本の走査線が現れる。線は文の頭からスキャンしてゆき、a、b、c、~gの文字に反応して音階を奏でる。音を立てた文字は波紋のように拡散し消えてゆく。
キーを連続して押すと、オルゴールのような音色が重なり、つぎつぎと小石を投げ入れたような画面がひろがる。
これはクセになる。かなり遊んで . . . 本文を読む
フィネガンズウエイクで展示された黒田武志さんの作品の幾つかが現在メビックで展示中
http://homepage.mac.com/sandscape/info.html
明るいところに置くとまたちょっと趣が違う。
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これは説明書きにあった言葉が一番ぴったりくる。
磁気テープやフロッピーディスクは表面の塩化鉄粉が
磁気を帯びることで記憶媒体としての機能を持つらしい。
それならば同じように、鉄やサビにも何かの記憶が残っているのだろうか?
土に埋もれた動物や植物は化石という形で情報を未来に伝達している。
土にも記憶能力が在るのだろうか?
人間が発明した言語という、不確かで非常に効率の悪い記録媒体よりも . . . 本文を読む