なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

沖縄県・鳩間島へ(3日目)

2010-10-24 22:24:20 | 日記
 早朝目が覚めたら、宿の電気が消えていた。外に出てみると灯りが見えなかったので、停電であった。そのまま海で少したたずんだ。月が明るく輝いていた。


 宿に戻って、もう一眠りした。停電はじきに直った。朝食の前にコーヒーでくつろぎタイム。鳩間可奈子さんのお母さんが沖縄の餅をここで作り、少し置いていった。香りの強い葉に包まれ、生姜が入っているので、爽やかな感じがした。ただ、ベトベトしてて食べにくかった。


 朝食をとってから早速釣りに出掛けようとすると、なんとおじいも一緒に釣りをするという。僕が持っていった竿では大物は狙えないので、宿の竿とリールを借りた。おじいが準備をしている間に、餌になるヤドカリを浜へ捕りに行った。大きいのがいないし、次々とは見つからなかった。すばしっこいカニを初ゲット(笑)


 おじいと一緒に屋良浜へ。今日は暑く、泳いでいる人もいた。


 捕ったヤドカリではなく、おじいが持ってきたタコを餌にした。沖の方へ仕掛けを投げた。まさか、こちらで投げ釣りをするとは思わなかった。一投目で釣れたのはカワハギ。しかし、見た目熱帯魚系で、本州のものとは姿が違う。これはリリースした。


 大きなアタリがあり、竿をあおった。しかし、糸が切られた。悔し~。その後もカワハギしか来なかった。おじいも釣れず、お昼過ぎに止めた。
 昼食をとった後、おじいはタコを捕りに海に入っていった。おじいはもうすぐ88歳になるそうだが、バリバリの海人(うみんちゅ)である。受け答えもハッキリしていて、感服する。


 おじいがタコ捕りをしている間、僕は港で釣りをした。屋良浜で捕ったヤドカリを餌にしたら、コチの仲間が釣れた。ここで、前から気になっていた事が頭に浮かんだ。僕は住んでいる地方で投げ釣りにてキスを狙っている。沖縄にもキスがいるという。砂地だし、コチもいるのだから、ひょっとしてキスも釣れないかと思う。今度行った時には投げ竿とイシゴカイを持っていこうかなあ?


 エギングでイカを狙っていた人がアオリイカの小さいのを釣り、僕にくれた。しかし、食べるのではなく、餌にすればと言う。アオリイカは美味しいけれど、贅沢にも餌にした。そしたら、すぐに大きなアタリが来た。確か、フエフキダイといい、美味しい魚らしい。


 2時間弱で釣りを止め、おじいがあがってくると言っていた屋良浜へ迎えに行った。残念ながら、タコは捕れなかったそう。しかし、これからがシーズンだという。
 夕焼けを見に、今日は港の西の浜へ。ホント、綺麗である。素晴らしい時間は何回体験しても飽きる事がない。


 宿に戻る前に、沖縄の花の代表みたいなハイビスカスを撮影。


 早速、夕食で釣った魚の刺身を出してくれた。やはり、フエフキダイであった。柔らかく、上品な身であった。


 食べて飲んでから、夜の散歩を。夜にいつもやるのはヤシガニ探し。怖くて捕まえられないけど。ハサミに指を挟まれたら、ちょん切られる。しかし、いつも見に行く「アンヌカー」と呼ばれる井戸の跡には姿が無かった。オカヤドカリはいたけど。


 宿に戻り、おばあとテレビを観た。壁にはヤモリも顔を出す。


 ホント、今日は楽しい一日だった。幸せを噛み締めながら、寝床に入った。

 

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