なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

 誕生月旅行 帰路

2013-10-14 11:21:57 | 日記

 発停車時の衝動が大きい時には起きてしまったが、まあまあ寝れた。午前5時過ぎに目が覚めた。「鉄道の日」を「あけぼの」車内で迎えられたことが光栄である。大宮到着前20分前におはよう放送が流れた。


 上野駅には朝7時前に到着。今夜から夜勤なので、早々にお別れした。また乗りたいなあ。今朝、583系が弘前へ下るんだよなあ。大仏公園は賑わっているだろうか?もう1日休み欲しかったわ。


 新幹線で帰った。豊橋駅で「ブラックサンダー」を買ったよ(笑)
 運の良さも悪さも、良い旅の思い出となった。これからも鉄道の旅を楽しんでいきたい。

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誕生月旅行 3日目

2013-10-13 23:59:53 | 日記

 いよいよ、寝台特急「あけぼの」の撮影、乗車の日である。天気は快方に向かっている様に思えた。五所川原駅からは津軽鉄道が出ている。

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 古い車両があった。

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 五能線に乗っていたら、岩木山に虹がかかっていた。これまでの天気の悪さを詫びてのプレゼントか?こういう車窓見れるのが乗り鉄の良さである。


 「あけぼの」は石川~大鰐温泉 の大仏公園から俯瞰撮影した。木々の隙間が広い坂道に三脚をセットし、ビデオカメラはそこだと高さが足りないので、枝が写ってしまうけど、もう少し高いところの柵の柱の上にカメラを置いた。石川駅を降りた時に雨が降りだし、「今日もか」って思った。やがて止み、時々日が差した。ところが、通過時刻直前になってまた降りだし、ビデオカメラは撤収することにした。この為に持ってきたのに、さっき虹を見せてくれた空、全然反省してない(怒) 写真撮影の方は感度を上げて乗り切ったけど、テンションダウンした。直線だから遠くから姿が見れ、感動した。でも、りんごが写っているのは嬉しいね。

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 丘を降りてすぐやってきた弘南鉄道の車両通過時の空は・・・。

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 これも偶然、旅行中に大館市で「きりたんぽまつり」があり、食べることが好きな僕なので、行くことにした。「秋田・津軽由遊パス」は弘南鉄道にも乗れるし、弘南鉄道石川駅の方が近いし、大鰐温泉駅で接続しているから、同駅を利用した。駅近くのりんご畑。


 大館駅を降りたら、秋田犬の格好したあんこのお菓子がもらえ、ラッキーだった。可愛い秋田犬もお出迎え。大館は忠犬ハチ公の生れ故郷だそうである。


 「クルージングトレイン」がじきに来るが、会場の混雑度が分からないので、すぐに向かった。途中から廃線跡があった。何の鉄道が走っていたのか後で調べたら、「小坂鉄道」というのが走っていたそうである。会場の「樹海ドーム」前ではレールサイクリングをやっていた。
 会場は既に賑わっていた。1つのお店はもう食べるのを決めていた。「北秋くらぶ」というところである。「料亭」という言葉に惹かれた。列が長かった。料亭らしく、他より少し高い600円だった。チケット制で、シャトルバス無料とかの特典がある1,000円の前売券を前もってサークルKで買ってあった。


 今日も秋田を満喫しようと日本酒を飲むことにした。きりたんぽは汁を吸っていないからご飯の美味しさが分かり、丼の逆の格好をしていると感じる。具の中で、もちろん比内地鶏が美味しかったが、舞茸も好きである。人が多くても、テーブル、椅子がたくさんあって、食べる場所には困らなかった。


 まだ1杯いける。他のきりたんぽは大抵500円らしく、先の残りでは100円足りないので、500円のチケットを追加購入した。列が出来ていた「秋田比内や」のものを買った。残った400円はビールでちょうど消えた(笑) あっさりしたスープで、皮付きの肉が入っており、鳥皮が好きなので、こっちの方が好みだった。




 前売券には自分でたんぽが焼けるところとかで使える100円券2枚が付いていたので、たんぽ焼き体験をした。300円だから、あと100円追加した。ここは現金も使えた。棒の上にご飯の塊があるものを渡された。それを持って炭火のところに行ったら、「中に伸ばすところがあり、やり方教えてくれますよ」と近くの人に笑われた(汗) 自己流で伸ばし、再度炭火へ。すると、火の上で乾かしてからでないと網にたんぽがくっついてしまうそうで、ちょっとはご飯が網にくっついてしまった。不格好なたんぽを持って、味噌を塗ってもらいに行った。そして実食。う~ん、この食べ方はおやつみたいでいいね。




 今日はいいステージイベントが無いんだよなあ。明日は鳥居みゆきが来るそうで。きりたんぽの宅配とかお土産を購入し、駅へ向かった。まだ列車まで時間があるし、下り「つがる」が撮れるから、事前に撮れそうなところを地図で調べていたし、バスを降りたら撮りに向かった。廃線跡の始まり。


 EF81形の貨物が線路を渡り、貨物駅へと入っていった。

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 20分程歩き、「うん、ここなら撮れる」とういう場所へ。

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 「クルージングトレイン」は留置線にいて、一旦弘前方面に出た後、ホームに入ってきた。

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 シメの「あけぼの」乗車へ。時間に余裕があるので、始発の青森駅まで行った。同駅すぐの「帆立小屋」というところでホタテの釣りができ、釣ったのは刺身、寿司などにしてもらえるというので行ってみたら、休止中だった。じゃあ駅弁をと思ったら、これまた売り切れ。だったら大館駅で「鷄めし」買っておけば良かった。DE10形での入線シーンを逃してまで駅外に出たのに、またツイてないな・・・。パンとお酒、つまみを買い、まずは車内へ荷物を置きに行った。奮発してA寝台「シングルデラックス」を取っていた。11室しかないし、運良く買えたなあ。ゴージャスな通路。




 今晩のお部屋。鍵はテンキーで4桁の任意の暗証番号を入れ、開閉する。オーディオサービス、洗面台が付いている。昔はビデオモニターがあって、映画が流れていたらしい。上に補助ベットがあり、それに使う梯子があるところには隣の部屋とを繋ぐ扉がある。だから、最大4人(大人)で1つの空間を利用できる。


 歯ブラシ、クシとかのアメニティ。使い捨てだから、歯ブラシだけ使って記念に持ち帰った。


 発車時間まで撮影タイム。「リゾートあすなろ」が隣にいた。

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 最後尾。

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 B寝台「ソロ」は機械室みたいな感じ。




 寝台料金不要の「ゴロンとシート」は寝具等が付いてないだけで、お得な切符もある。女性専用車もある。寝具等レンタルが寝台料金と考えたら、普通の寝台車が余計高く思えるなあ。


 2分位遅れて発車。「ハイケンスのセレナーデ」のチャイムが心地よい放送が入った。飛行機でもそうだが、クラシックのチャンネルを選んだ。飛行機と違い、たくさんの曲が聴けた。発車してじきにお酒を飲んだが、まだ大いに酔うには早い時間なので、ゆっくり飲んだ。秋田駅を過ぎると、放送は大宮到着手前まで無い。秋田駅を発車してじきに眠ってしまった。













 


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誕生月旅行 2日目

2013-10-12 23:13:37 | 日記

 実は、この3連休に奥羽本線 秋田~横手 間にSL(C61)が走る。撮ることに誘惑されたが、観光しないとその地を訪ねたことにならないので、諦めた。
 僕の主な鉄分野は乗り鉄、旅鉄である。乗り鉄はローカル線指向になる。五能線に前から乗りたかった。五能線で十二湖散策、不老ふ死温泉に行くことにした。
 ホテルを出る頃には雨があがった。全国で活躍し、色々な塗装があって面白い、キハ40系列。

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 日本海は荒れていた。


 十二湖駅からバスで起点となるところへ。着いた途端に雨が降りだし、「結局今日もダメかよ」ってがっかりしたが、じきに止んでくれた。朝早いから人が少ないうちにメインの「青池」へ向かった。その手前の「鶏頭場の池」。やはり、紅葉にはまだ早かった。


 青池。神秘的な青。しばし見とれた。小グループに付いていたガイドさんの話を盗み聞きしてたら、この時期は落ち葉で水面が隠れるので、風が吹いて落ち葉が隅に寄せられている今日来たお客さんはラッキーだ」と言っていた。十二湖は世界遺産・白神山地の一部かと思ったら、説明看板見たらエリア外だった。そりゃあ、標高も高くないしなあ。でも、素晴らしいところである。


 5時間散策時間をとってあるので、できるだけ多くの池を廻ることにした。ぶなの森を歩いていると、心が爽やかになった。


 「沸壺の池」も水がきれいだった。


ここからは誰にもすれ違わなくなった。まだ紅葉の時期には早いし、ほとんどの人が「青池」辺りだけ散策するのだろう。「長池」。名前の通り、横長だった。


 「四五郎の池」。池というより湿地って感じ。奥に「崩山」も見え、面白いポイント。


 誰も通らないのか、道を探しながら歩いた。「金山の池」が見えてきた当たりで道からそれてしまい、危うく遭難しかけた(汗)


 バスのパンフレットに紅葉の「金山の池」の写真が載っており、見事だった。あ~、やっぱり紅葉の時期に来たかったなあ。休憩所があったので、ここで昼食にした。誰も来なかった。紅葉の時期には大勢の人が頑張ってここまで来るだろう。


 「王池」を見た後「日本キャニオン」へ向かったが、裏道通ろうとしたら途中に「落石の恐れで通行止め」という案内があった。入口に設置しろよ・・・。「王池」に戻り、車も通る道で下がっていった。道から「日本キャニオン」までは500mという案内だったが、登りばかりで辛かった。見事な岩肌だが、柵があるからロープ要らないでしょ・・・。


 「日暮橋」バス停辺りからは見上げることができる。


 当バス停からバスで不老ふ死温泉へ。残念ながら、海際の露天風呂には強風、高波で入らせてもらえなかったが、内湯で錆色の湯に入れた。お湯の臭いを嗅いだら、雨で濡れた手すりを触った臭い。


 午後4時半前後に上下の「リゾートしらかみ」が艫作駅付近を走る。どこか撮影できる場所がないかふらふらしてみたが、無かった。諦めた辺りは断崖絶壁の海岸線を望める場所だった。暮れゆく海岸が美しかったが、風が強くて長居できなかった。


 艫作駅に向かう途中、夕焼けがいい感じに。


 艫作駅は場所が分かりづらかった。時刻表見ると、上下5本だった。去年乗った宗谷本線北部みたいだね。
 2駅で終点深浦駅に着いたが、乗った列車が鰺ヶ沢行になるという。但し、車内整備で一旦降りなければならなかった。元々一旦降りる予定だった。当駅発まで1時間以上あるので、夕食をとる為である。深浦町は最近「マグロステーキ丼」を売りにしているそうである。提供店の1つである「セイリング」が駅近くにあるので、入った。でも、昼で売り切れてしまったそう。なんとも不運が続く・・・。パスタとビーフシチュー、サラダのセットを注文した。ビーフシチューが優しい味だった。パスタも色々な野菜が入って、唐辛子が効いて美味しかった。




 駅に戻ったら、列車に「弘前行」の横サボが入っていた。結局通し運転なのね。2両編成の前に乗ったが、その車両は僕1人だけだった。発車時刻ちょっと過ぎてから、この先が高波で危険なので、波が収まるまで運転を見合わせるという車内放送があったが、じきに発車した。でも、次の広戸駅でまた止まってしまった。10分程経ってから出発した。線路は海際を走っていて、テトラに荒波が打ち寄せていた。暗闇だから、さらに迫力があった。1回窓に波しぶきがかかったよ・・・。ようやく海から離れた様で安心したら、今度は強風で徐行するという。しまいには、鰺ヶ沢駅手前で止まってしまった。これから冬を迎えると、こんな風に運行障害が発生することが多いんだろうなあ。鰺ヶ沢駅でも1時間以上停車時間があるので、初めはほとんど焦らなかったけど、後半ちょっと焦ったわ。ようやく再度動き出し、鰺ヶ沢駅に到着。余裕時間は25分位だった。鯵ヶ沢駅からはどうなるかなあと思ったけど、普通に走り、宿泊地の五所川原駅で下車。もう午後10時なので、ホテルに着いたら即寝た。




 

 
 



 

 


 

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誕生月旅行 1日目

2013-10-11 23:55:28 | 日記

 毎年誕生月に旅をしているが、今年は青森、秋田に行くことにした。まずは秋田から。行きは飛行機で。あいにくの雨模様であった。秋田空港から秋田駅に到着後、「秋田・津軽由遊パス」を購入した。ちょうど「秋田デスティネーションキャンペーン」期間中で、この切符を利用できる。秋田、青森(津軽地方)の大抵のJR区間及び3つの私鉄・第3セクターが連続3日間利用でき、別に料金を払えば特急、寝台等も利用できて4,600円という、超破格な切符である。


 秋田駅で「リゾートしらかみ(青池)」を撮影。「スーパーこまち」は撮る時間が無かった。

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 今日の目的はただ1つ、由利高原鉄道を訪ねることである。同鉄道を知ったのは今年3月で、日車で同鉄道のYR3002形が製造され、その甲種を撮ったからである。赤、ピンク等の四角形が芸術的に積み重なり、「おばこ」という手拭いで頭を覆った若い女性の顔が描かれていて、デザインがいいと思った。そしてなんと、同鉄道から拙ブログに載せた写真をHPで使わせて欲しいと打診があったのである。もちろん快諾した。そして、拙写真を使ってもらえた。さらにその直後、名古屋で行なわれた鉄道イベントに行ったら同鉄道が来ていて、和服姿の品の良さそうなおばあさんから紙人形を貰った。後に、このおばあさんはまつ子さんというそうで、矢島駅で「まつこの部屋」という売店の主をしていると知った。走っているYR3002形を撮りたい、乗りたい、そしてまつ子さんに会いたいと思い、年内にそれを実現させることにした。
 「秋田・津軽由遊パス」は同鉄道も利用できる。テーブル、モニターがあり、紅葉の飾り物がしてある車両だった。イベント列車には、この車両が使われるのであろう。1本前は「おばこ」姿のアテンダントが乗る列車だったけど、残念ながら間に合わなかった。

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 コンテストやってるのか、各駅に案山子が飾られていた。右の案山子、矢島駅に飾ればいいのに(笑)


 雨だけどローカル線で駅撮りはつまんないので、撮影予定だっとポイントの最寄駅である曲沢駅でとりあえず降りた。予定していたポイントは駅から歩くが、雨だからそこは止め、駅近くに駅名通りあったカーブで撮ることにした。結構降っていて、参った。本当は1本後の下りを撮るつもりだったが、駅から近かったのですぐにやってきた上りを撮り、次の目的地の前郷駅へ歩いて向かうことにした。傘を差していても、服、カバンがずぶ濡れになった(泣)

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/416649242e9e5c4478af3636d61b6d25.jpg

 同鉄道は「タブレット閉塞」を使っている貴重な路線である。「タブレット閉塞」とは、ある区間の両端の駅が連絡を取りながら「タブレット閉塞機」を用い、「タブレット」と呼ばれる盤を出し入れし、そのタブレットを駅員から受け取らないと列車は先に進めないという進行システムである。前郷駅は交換駅で、「タブレット」の受け渡しが行なわれる駅である。駅員さんに声を掛け、「タブレット閉塞機」を撮影させてもらった。


 駅員さんは少し前まで秋田内陸縦貫鉄道に勤めていて、さらにその前はJR東日本に勤めていたそうである。鉄道ファンでもあるそうで、(仕事の邪魔にならない程度で)話が弾んだ。矢島駅へ向かう列車に乗る際、タブレット交換の様子を撮影させてもらえた。


 「まつこの部屋」に寄る前に、YR3002形が車庫にいたので撮りに行った。朝で2連の運用を終え、また翌朝走ると前郷駅で聞いた。体を洗ってもらっていた。


 再び駅に戻り、「まつ子の部屋」へ。「兄ちゃん、前に会ったことあるよね?」って言われた。頭良さそうな方なんで、本当に覚えていたのかもしれない。桜茶をよばれた。今回の訪問の理由などを話した。明日から東京で鉄道イベントがあり、同鉄道も参加するので、まつ子さんも行って会えないかもしれないと思った。鉄道イベントには今晩の「あけぼの」で向かうそうだが、売り子はせず、東京のお姉さんや知っている人と会うのを楽しみに行くそうである。売店もいろんな人との出会いを楽しみにして、やっているんだろうね。でも、多少なり手伝いをすることになるだろうね。さらに、明晩には「あけぼの」で戻り、明後日開かれる矢島駅のイベントに携わるというハードスケジュールだそうである。もし「あけぼの」が廃止になったら、不便に思うだろうなあ。「日本海」には何十回と乗ったそうである。お土産にゆり根が入った細うどんを買った。再会を約束し、列車に乗り込んだ。名古屋の鉄道イベントにまた来てくれれば、再会できる可能性が高いでしょう。すると、列車発車近くになって旗を持ってきて、お見送りをしてくれ、嬉しかった。お話している時によくとったピースポーズをしてきたので、こちらも笑顔でピース。「明るく前向きにいきましょう」というメッセージであろう。


 前郷駅の下りホームには、たくさん小学生が列車を待っていた。学校の統廃合が進み、公共交通機関を使って通学する区域を持つ小中学校も増えているであろう。僕が乗っている上りには、男女各1人のちびっこが乗ってきた。運転士が「おかえり」みたいに男の子の頭をポンと叩いた。微笑ましい光景である。
 今晩の宿泊地は能代である。


 ホテルにチェクインした後、早速飲みに行った。事前に行く店を決めていて、郷土料理が食べられる「千両」に行った。靴を脱いで上がり、古民家風な造りの飲み屋であった。


 客は他にいなかった。女将さんが「金曜日なのにこの雨ではね」と残念そうだった。「じゃっぱ鍋」を注文したが、後で調べたら津軽の郷土料理らしい。でも、青森に近いから、こっちでも「じゃっぱ鍋」食べるでしょう。不器用なので勿体ない食べ方になるが、魚のアラ鍋を美味しく頂いた。目ん玉も入っていて、とろ~っとして美味しかった。


 学生時代に不味いパック酒を飲まされたトラウマから普段日本酒は飲まないが、ちゃんとしたお酒ならいけるので、せっかく秋田に来たことだし、日本酒を注文した。


 能代辺りでは馬肉も食べるそうで、馬刺しを注文した。ロースの部位を使っているそうで、上品な味わいだった。


 酔って機嫌が良くなって、女将さんに今回の旅の事などを話した。「日本海」が走っていた時に、こっちに仕事で来ている関西の人か、関西に仕事に行っている地元の人のどちらの事か忘れたが、同列車に乗る前に飲んでいく人がいたそうである。夜行列車に乗る前に一杯やりたい人は多いだろう。その人達はそういう場を失ったんだろうね。先のまつ子さんの話といい、「あけぼの」他夜行列車を必要としている人がいる。存続を望む。
 本当はまだ飲みたかったが、深く酔って嫌な思い出を作ってもいけないし、宿に戻り、明日に備えて就寝した。






 


 

 


 

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