なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

豊根村坂宇場地区 花祭り

2013-11-23 23:59:59 | 日記

 花祭りシーズンが今月9日からスタートしている。今年度も始めは坂宇場地区を訪ねた。会場に行く前に三沢にある東京のおばさんの実家に寄り、おばあさんに豊根村の花祭りの写真を見てもらったり、村の広報誌を見せてもらったりした。出掛けていたおじさんも会場に向かう直前に戻ってきて、挨拶できた。
 午後6時過ぎに会場に到着。既に「地固め(扇)」が始まっていた。「大入系」(豊根村系)は「舞庭【まいど】」(舞う場所)の辺に沿って舞う所作が特徴的である。


 奉納をし、会場のお客さんにウチのみかんを食べてもらう様、木の下に「ごじゆうにどうぞ」と書き添えたみかんの箱を置いておいた。じきに空になっていた。お宮さんの方に火をくべる入れ物があったが火は入っていなかったため、地元の人に声を掛けて火を入れてもらった。村の子ども達が集まってきた。夏に深夜番組で村の「納涼祭り」応援企画があったので、その話をした。番組でスズメバチを揚げたのを食べるところが映っていたので食べれるかどうか訊いてみたところ、何人か「食べれる」と。僕は食べれそうにないなあ。下黒川の男の子があげたみかんを食べながら「みかんってどうして一粒(房)一粒が重なって丸くなっているのか分かりますか?」と訊いてきた。「僕は水(分)が無くならない様にそうなっていると思う」と言っていたけど、それ理由だろうねえ。この子、賢そうだなあって思った。火をくべたはいいけど、ちっちゃい子どもだけだと危ないので、舞を見に行けなくなった。頃合を見計らって見に行った。
 子どもがけなげに舞う「花の舞」。大人に指導、見守られながら立派に舞う。


 この地区の舞はこれまで見てきた中では三沢(山内)地区(現在中止)と並んでハードである。第一関門の「舞上げ」は「花の舞」に属するとは思うけど「四ツ舞」で、しまいの方に「からす跳び」という釜の周りをうさぎ跳びしながら廻る所作があって、ここが一番囃し甲斐がある。「か~らすだ、か~らすだ!」、続いて「てんとんてんとんひゃ~りゃひゃ!」と囃す。これまでの舞で蓄積されてきたエネルギーが解き放たれ、会場に満ち溢れるかの様だ。


 「一の舞」。榊を持って舞い、最後は観客を榊で叩いて廻る。叩かれれば無病息災のご利益がある。強く叩かれたい?人は釜の周りで囃していた。人が多くてなかなか近くに行けず、1回近くに行けたけど、よそ者だし叩かれずじまいであった。


 一番の盛り上がりどころの「山見鬼」。


 「山見鬼」が終わると「三ツ舞(扇)」。ちょっと粛々とした雰囲気に変わるのが乙である。しかしまた、「舞庭」がアツくなってゆく。次は「同(ヤチ)【木の刀】」、続いて「同(剣)」である。ここは花キチ(花祭りにアツい人)少年を中心に男子中学生が熱心なので頼もしい。中学生が「せいと衆」(周りで囃す人)と掛け合いをしながら舞うところなんて、他に無いだろう。舞も見応えあるし、花祭りで交流しているのでこちらも応援してアツく囃した。「ヤチ」、剣をバトンの様に操りながら舞う。かなりハードな舞である。


 「榊鬼」は問答、「たいわり」があって、鬼の中では一番見ていて面白い。一番格上の鬼に位置付けられていると思う。鉞をたいまつに打ち付ける「たいわり」は、火の粉が飛び散る様が幻想的である。


 「味噌塗り」では、顔に2回味噌を塗られた。五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄のご利益がある。これらの願いは花祭りの願いの基本で、そして人間の願いの基本である。この舞はそれら願いを網羅してご利益を訪れた人に授ける。ホント巧みに作られた芸能で、「これぞ日本の祭りだ」と感じられる。みんな味噌を塗られてニコニコしてて、ほのぼのとした雰囲気になった。


 「四ツ舞」の後は最後の盛り上がりどころの「湯ばやし」。前半だけ撮り、濡らされない様にカメラは撤収。びしょびよになってこれも無病息災のご利益。


 この後「朝鬼」、「獅子」があって舞は終了。天井の「添花」が下ろされ、願主の地元の人が持って帰っていた。「ざぜち」(馬や鳥居などを形どった紙)を貰えることになり、馬の形のものを貰っていった。下粟代での伴鬼仲間が来ていて彼も貰っていったので、背の高い彼に頼んで取ってもらった。そして帰路に就いた。
 今年も楽しいひと時を過ごす事ができた。どの舞にも誰かかしら囃す人がいて、「せいと衆」の存在って大きいなあって思う。先日は夕方のニュース番組の特集で、廃止の危機状況にあり続ける地区の1つである東栄町御園地区の花祭りが取り上げられていた。人手不足が悩みの花祭りだが、祭りに対する思いの強さが存続に大きく繋がると思う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B-1グランプリ 2日目

2013-11-10 23:58:31 | 日記

 今日は豊川稲荷周辺会場へ。関係者専用という情報もあったが、どうやら以外でも停めれるらしいという豊川駅近くの市営立体駐車場に早めに行った。無事停めることができた。まずは豊川稲荷参拝。お坊さんが朝のお勤めをしていた。豊川稲荷はお寺なんだって。


 昨日酷い状況だったという稲荷公園会場にまず行った。どうやら7時半からでないと入場できなかったらしいが、外で並んでいる人もいないし、7時頃に入った。警備員が現れて、「7時半からでないとならべない」という。でも、具体的にどこで待てとも言わないし、日生カキオコは列を作っている。警備員は1人しかいなくてぽつぽつとやってきて並んでいく人を制止しきれず、いつしか姿を消した。僕も並ぶことにした。食べてみたかったのと、人気ありそうなあかし玉子焼にまず並んだ。


 今日は30分早い9時から売るという。販売前にはスタッフがシュプレヒコール上げたりして気合を入れていた。面白かったのは、右隣のオホーツク北見塩やきそばと共同でシュプレヒコールを上げていた。
 左隣の松阪鷄焼き肉はスタッフ同士の声の掛け合い方が面白かった。テレビで市長も応援で来ると言っていたのに姿がなかったので、同団体が記念撮影中に隣の女性に「今日は市長がいませんねえ」と話し掛けていたら、聞こえていた様で「今日は市長は来ていません」と言われた(苦笑)


 販売開始前にぽつぽつ雨が降り始めたので、行きにコンビニで買ったカッパを着た。1番手なのですぐゲット。食べるのは後にし、どんどん買うことにした。次は対馬とんちゃん焼きに並ぼうとしたら、行列制限中だという。雨が本降りになっていく中、以前から興味あった伊那ローメンに並んだ。ここはすぐ買えた。再び対馬とんちゃん焼きにチャレンジ。行列制限中でも、その看板の後に列が続いていた。列に並び、30分程でゲットできた。その位で制限しなければいけないのは、狭い会場に十数店も入れたせいだろうなあ。




 次は大駐車場会場へ。同じ様に会場を移動する人の列が手前からできていた。そんなにかからず入れた。まずは南魚沼きりざい丼へ。続いて駒ヶ根ソースかつ丼、とよま油麸丼と買った。八戸せんべい汁以外はあまり時間かからずに買えた様である。雨で昨日よりは人が減ったのと、混雑するという稲荷公園会場に早く行ったおかげで、11時にはチケットを使い切った。一部は投票に必要な分だけ食べることにし、実食。あかし玉子焼。ふわっとしたたこ焼き状の玉子焼の中にしっかりした歯応えのたこが入っていて、あっさりしただしつゆに漬けて食べた。期待通り美味しかった。


 南魚沼きりざい丼。納豆はあまり好きではないけど、細かくしてあるし、野沢菜と一緒で「和」の落ち着きが得られた。朝ご飯に良さそう。味噌汁が欲しかった。


 伊那ローメン。量が多いのは、イベントの食べ物としては嬉しかった。肉はマトンである、麺の味がしなかった。胡椒を振れば良かったかも。


 対馬とんちゃん焼き。歯応えある肉が美味しいタレで焼かれていた。


 家族にあげるとよま油麸丼と、とりあえず食べないでおこうと決めた駒ヶ根ソースかつ丼はそのまま持ち帰った。結局、ソースかつ丼は自分が食べたので、投票のために食べなければいけなかったね。投票をして会場をあとにした。普通に昔からご当地グルメとして認識があり、美味しかった延岡チキン南蛮とあかし玉子焼に票を入れた。会場を出たら、入場制限で長い列ができていた。早く帰ったので、帰りの道はスムーズだった。
 お昼に帰宅。ちょうどテレビでB-1のことをやっていた。伊那ローメンの残りを食べた。母親がとよま油麸丼を食べた。


 夜には対馬とんちゃん焼きと駒ヶ根ソースかつ丼を食べた。電子レンジで温めたけど、対馬とんちゃん焼きは温めたらメチャ美味かった。会場では実食を後回しにしたから、「メチャ」が付かなかった。これだったらあかし玉子焼きよりは上の評価したなあ。駒ヶ根ソースかつ丼はフツーに美味しかった。


 色々と開催情報が入ってきた。2日で50万人以上来場したそう。これで豊川も知名度アップだね。優勝は浪江焼きそばとのこと。焼きそばのグランプリが多いのは、全国共通焼きそば好きなんだろうね。焼きそばには縁日みたいなワクワク感があるし。
 こんなに楽しいイベントは、鉄道以外では愛知万博以来だった。鉄道、会場の混雑、規制、昨日のチケット販売制限など問題もあったけど、こんな大きなイベントがお隣豊川市で開催されたことを嬉しく思う。また東海、中部地方限定でもB級グルメのイベントをやって欲しい。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

B-1グランプリ 1日目

2013-11-09 16:12:16 | 日記

 楽しみに待っていたイベントの日がやってきた。銭湯の常連さんのお孫さん2人が同行したいと言ったので、連れていった。明日は稲荷会場にし、今日は体育館周辺会場に行った。ラグーナ蒲郡から無料シャトルバスが出ているけど、何時からか決まってないそうで、所要時間も渋滞しそうで不安だったので、行きは電車で行くことにした。名鉄豊川線は積み残しが出る程乗っていた。
 午前8時過ぎに諏訪町到着。まずは野球会場へ。既に各所に列ができていた。僕はチキン南蛮が好物なので、延岡チキン南蛮にまず並んだ。


 買わなかったけど、隣の(由利)本庄ハムフライ。秋田なのに何故アロハ?


 9時半から一斉に販売開始。早く行ったおかげですぐ買えた。観客席で食べた。甘酢にタルタルソースが組み合わさって美味しかった。連れて行った子ども達も美味しがっていた。千切りキャベツとか生野菜が付くともっと良かったけど。あと、タルタルソースはパックのやつをあとからかけるので、カップじゃなくて普通の平たい容器の方がかけやすい。


 次は2人の希望で浜松餃子を。僕は買わなかったけど1個分けてもらった。浜松は近いし、慣れた味。




 隣の陸上競技場会場へ。久慈まめぶ汁に並んだ。甘いくるみ団子があっさりしたおつゆに入っていた。とうふが固めで美味しかった。




 次は自由広場の甲府鳥もつを食べようと思ったが、並ぶことを制限されていた。また陸上競技場に戻ろうとしたら、会場への入場制限が。これまでのところは30分以内で買えたのに、ここからが厳しかった。「食べりんくうポン券」当日券が昼前に完売との情報が。売っても料理を買える可能性が低いからストップし、明日はまた売るのであろう。遠方から来たのに買えずじまいということもあったらしい。キャパが無さ過ぎだね。再度野球場へ。ここも入場制限がかかっていたが、待った。入ったら小倉焼きうどんに並んだ。100分待ちの案内だった。プラレールで九州を走る車両が走っていた。もう「ななつ星」も出ているんだなあ。


 ようやく買えるところまで。ここのを家族のお土産に選んだ。


 すごい状況・・・。


 僕は帰宅後に食べることにし、子ども達は観客席で食べた。


 会場近くの日本車輌の中には0系や名鉄の古い車両などが展示されていた。


 2人がお土産を買い、投票した後、ラグーナ蒲郡までのバスに乗り、ラグーナからは2人のお母さんに車を停めた場所まで送ってもらった。明日は雨の予報だが、できるだけ降り始めの時間が遅くなって欲しい。

 






 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東栄フェスティバル

2013-11-03 22:07:44 | 日記

 今年も週末に「東栄フェスティバル」が行なわれた。昨晩から広島の友人が来ていて誘ったところ、行ってくれることになった。まずはチェーンソーアートを見学した。カメラが木の粉まみれになったよ・・・。女性もいた。


 友人が運転手なので、お酒を飲んだ。五平餅が美味しかったなあ。へぼ飯は家で食べることにした。東栄小児童による音楽演奏があった。


 東栄小学校は新校舎になり、校歌ができたそうで、そのお披露目が低学年の歌であった。真ん中で僕が知っているちびっこが表情豊かに歌っていた。


 町のマスコットキャラ「オニスター」の歌による踊り。この後、この歌のCDの無料配布があった。僕は「宣伝して」と数枚貰ってきたので、坂宇場か下粟代で希望者に差し上げますから、欲しい方は声掛けて下さい。


 花祭りの実演。そう何地区も行ける訳ではないし、年内はみかん切りで1、2地区しか行けないから、ダイジェスト版で見れる機会があるのが嬉しい。まずは中設楽地区。2回行ったこととがある。ここはきびきびした舞と感じる。


花祭りの舞は成長と共に担うものも進んでいく。「三ッ舞」は大人入りの舞である。少年が力強く舞った。


 シャッター速度を下げて遊んでみた。


 中設楽は「神道花」と言って、神事色が濃い地区である。「岩戸開き」では、舞手は祝詞を受けていた。


 同じ理由で、ここは鬼ではなく古事記の神様の名前の舞である。角も無い。「大国主命」は「茂吉鬼」にあたる。上の「びゃっけ」という飾りの中にある「蜂の巣」にはお金が入っていて、それを槌で落とす。地元のちびっこが落とされるのを舞台に上がって舞っていた。知っているちびっこに拾ったお金を見せてもらったら、結構拾っていた。100円もあったけど、本番では見たことないよ・・・。


 「猿田彦命」は「榊鬼」にあたる。榊、鉾、鉞と持ち物を変えていった。


 次は河内地区。今年は偶然「神道花」の地区が重なった。この地区の舞を十数年前に同フェスティバルで見て、近くに同地区の人がいたので解説してもらい、誘われて同地区の本番に行ったのが、初めての花祭りの訪問である。あれ以来行ってないが。ここは外でやるのが雰囲気いいね。独特の舞、囃子で、久し振りに聞いて囃子が体に染みた。同じく独特なところである小林地区となんか同じニオイがしたのは気のせいか?ここは「花の舞」は「湯の舞」というらしい。装束は女の子に合いそうな色合い。花笠がデカッ。女の子もいたが、少し前までは男の子しか舞えなかったと思う。


 「地固め(剣)」。始めの所作は本番を訪ねた時を思い出した。


 この後中在家地区の実演、「志多ら」の和太鼓演奏があったが、友人が次の目的地に向かうため、会場をあとにした。会場では花祭りで出会っている人に大勢会い、こちらから声を掛けたり掛けられたりした。本番で会うのが楽しみである。

 




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「あけぼの」廃止報道

2013-11-02 15:18:23 | 日記

 夜勤から帰宅し、この前の「あけぼの」乗車で録った青森発車直後の動画の「ハイケンスのセレナーデ」を聴き、某鉄道掲示板を見たら、東北の地方紙のネットニュースに「あけぼの」廃止の記事があるという書き込みがあった。
以下はその内容。

羽越線や奥羽線などを通り上野-青森駅間を1日1往復走るJR東日本の寝台特急「あけぼの」が、本年度で廃止される見通しとなったことが1日、鉄道関係者への取材で分かった。乗客の減少や車両の老朽化などが原因。東北を起点に運行する寝台特急が全て姿を消すことになる。
 あけぼのは1970年に運行を開始。酒田駅や秋田駅などを経由し、上野-青森駅間(772.6キロ)を約12時間半かけて結ぶ。かつては1日2往復し、さらに上野-秋田駅間で1日1往復する列車もあったが、90年秋のダイヤ改正で1往復となった。
 山形、秋田両新幹線の開業で東北と首都圏を往復する環境が大きく変わったことや、70~80年に量産された使用客車24系の老朽化が激しいことを理由に、東北新幹線が全線開業した2010年ごろから廃止が本格検討されていた。
 一方で、秋田、山形両県などの新幹線の通らない日本海沿岸地域の駅からは、首都圏への唯一の直通列車として根強い利用がある。
 東北を起点とする寝台特急は、12年3月に青森-大阪駅間を結ぶ「日本海」が廃止されて以降、あけぼのだけになっていた。これまでに廃止になった寝台特急の中には、大型連休期間や年末年始などの繁忙期に臨時列車として運行されるケースがある。

 この前述べた通りで存続して欲しいけど、鉄道って他の交通機関と違って人も多く要るし、走るところも自前だから、価格競争が難しいんだろうなあ。とにかく残念でならない。記事の後半には臨時で残る様な感じがあるので、そうなって欲しい。少なくとも上野に見に行く予定だが、いわゆる「葬式(乗り)鉄」をするかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする