今シーズンもまずは同地区から。いつもの様に会場に行く前に三沢にある東京のおばの実家を訪ねた。今日はご主人が在宅していて、色々と話せた。「ちょうど10分位前に○○君が来るかどうかって(おふくろと)話していたところだよ」って(笑)
1時間位話した後、会場へ向かった。現在は道の駅が工事中で駐車場が使えないので近くに車を停められるか心配だったけど、時間も早いし大丈夫だった。名大の記録撮影が来ていて、フラッシュ撮影はご遠慮をということだった。ここ、まだだったか。会所に奉納し、みんなに食べてもらえる様会場隅にみかんの箱を置いておいた。今年も早くに空になっていた。地元の人に一言断ってから、会場隅に火をくべさせてもらった。村の子ども達が火の元に集まってきた。今年は暖かいこともあるのか、大勢来ていた。花祭りは夜遅くに友達と集うことができる貴重な機会であり、見物人用とは別の暖をとる場所があった方がいい。ただ、ちっちゃい子だけだと危ないので注意してなければならず、その場から離れられない時も(苦笑) 3連休のおかげで今は村外に出ている高校生も帰省していて、交友していた。新城に住んでいると言っていた上黒川地区で舞っている中学生も来ていて、なんか村の中学生となじんでいるからなぜか尋ねたところ、豊根中学生になったとのこと。今までの新城での中学生活も良かったと思うけど、豊根の級友との絆は後に宝物になると思うので、充実した豊根中生活を送って欲しいね。坂宇場地区には今年から新しい住宅の家族の子どももいるし、来年度から富山小中学生も閉校により一緒になるので、子ども達の人間関係も急変化があるだろう。
あっという間に時間が過ぎ、「花の舞」。下黒川の子が混じって舞い、2地区のミックス(笑)
大人にナビゲートされ、優しく見守られながら、子ども達は舞う。お祭りは同じ地域に住む人達が結び付き、繋がりを再認識する場である。
「舞上げ」は「花の舞」を終え、次の段階に入る入門試験の様だ。終盤で「からす跳び」という釜の周りをうさぎ跳びしながら周回する激しい所作がある。
「一の舞」では青年が両手に榊を持って舞い、最後にはそれで観客の頭を撫でたり叩いたりして廻る。無病息災のご利益がある。「3番手の人がヤバい」と地元の子どもが噂していた(笑) 僕は村民外だし、そう強くは叩かれなかった。
「山見鬼」では村内の子どもを含む子鬼が何匹も登場して舞い、賑やかだった。
「三ツ舞」へ。多くの子どもが去年とは違う舞を担っていて、成長を感じた。
第2段階の集大成が、やち、剣の舞である。採り物を器用に操りながら激しく舞う。
やちのところで酔い潰れてしまって火のところで寝込んでしまい、気付いたら朝になっていた。剣で花キチ少年とかが勇壮に舞ったであろうが、見れずに後悔した。もっと後悔したことがあるけど、伏せておきます(汗)
記録撮影があるからか、「四ツ舞」も各舞省略されずに行なわれた。やちで女性も舞っていたので珍しかった。
最後の盛り上がりどころの「湯ばやし」。周りで大勢囃していて賑やかだった。暖かいので、裸族が何人も出没した(笑)
舞もそろそろ終わりで、「朝鬼」。
ここで車に戻って仮眠し、家路へと就いた。酒の失敗で後味悪くなったけど、今年も花祭りの場に行けて良かった。これからみかん切りの手伝いがあるので年内は行けないけど、また正月以降の花祭りを訪ねるのを楽しみに、日々頑張っていこう。
今日は1日鉄である。泊まったホテルからは網走駅の留置線が見え、窓の外を見たらちょうど「オホーツク2号」が入線していった。目の前にはキハ40形+キハ54形が停まっていた。自分が乗る列車だった。
ローカル線の有人駅では列車毎に発車直前から改札を受け付けるところが多い。駅員に断って「オホーツク2号」の改札中に駅に入り、写真、ビデオ撮影した。
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その後の普通列車に乗り、西留辺蘂~金華のカーブポイントがある踏切へ向かった。「蘂」という漢字は草かんむりに「心」、「木」という易しい漢字の組み合わせなので、覚えようと思えば覚えられる。西留辺蘂から撮影ポイントまで近かった。乗った列車がすぐ折り返してきた。現地到着後すぐだったので、手持ちでテキトーに撮影。
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貨物への興味は昨日一昨日の日記の通りだが、プッシュプルという珍しい形の「石北臨貨」または積載内容から「玉ねぎ列車」と呼ばれる貨物は撮影したかった。遠軽駅での方向転換及び常紋峠越えのためにプッシュプル方式となっている。このポイントも人気の様だが、金華~生田原の「146キロポスト」と呼ばれている撮影ポイントは多くの画像が検索で見つかる。ただ、ここは駅から徒歩では無理である。昨シーズンまではDD51形が使われていたが、今シーズンからDF200形に替わった。寒い季節だし機関車が替わったせいもあるのか、他に撮影者はいなかった。まあ、アウトカーブは定員少ないからラッキーだったけど。いやあ、プッシュプルのおかげで昨日一昨日撮影したDF貨物の
2倍の重量感があるよ(笑) 左の柱がウザイけど、僕は隙間に余裕を作って撮影するので、それを入れた。キツキツの画像は現像すると窮屈になる。
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キハ40形の下り普通列車。
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金華方面に目をやると上りが撮れそうなところがあったので、移動した。広場があった。1両単行だけど特快「きたみ」。
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そしてキハ183系「オホーツク」のリベンジ。「オホーツク4号」は「白ボウズ」と呼ばれている先頭車が付いていた。1両しかない車両であり、毎日の様に走っている訳ではないそうである。ラッキーだった。まあ、網走駅発車直後に窓の外を見れば確認できただろうけど。
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そして、独特な顔の非貫通側が撮りたかったので、メインディッシュの下り「オホーツク1号」の撮影ができ、幸せ~♪
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これで撮影を終了し、遠軽方面に向かった。常紋峠は急勾配だった。ゆっくりとキハ40形は登っていった。シェルター&トンネルを抜けると、今度は急勾配を下っていった。かなりの難所だなあ。遠軽で一旦下車し、食料とお酒、つまみを買いに行った。今度は白滝行きに乗車。丸瀬布からは僕1人となった。僕1人のために走ってくれている様だ(笑) なんて嬉しい気持ちがほとんどだが、ほんの片隅には利用客が少ないとJR北海道の経営がホント危うくなるという思いもある。乗った列車は秘境駅ファンから「白滝シリーズ」と呼ばれる下白滝駅、旧白滝駅にも停車した。旧白滝駅の待合室は小さいながらも木造で、宗谷本線下沼駅みたいな車掌車改造のものより立派である。「白滝シリーズ」の辺りから外は雪が降っていた。
「白滝シリーズ」のうちの1つである上白滝駅へと歩き始めた。同駅には朝下り1本、夕方上り1本しか停車せず、マトモに列車で訪問しようとするのは困難である。ただ、一部特急が停まる白滝駅からは3キロ強で、白滝駅、上白滝駅両方の目の前にある国道を歩いていけば、訪問はたやすい。雪というかあられが降っていて、固い小粒が顔に当たって痛かった・・・。上白滝駅に50分程で到着した。駅のすぐそばに民家があり、今日はやっていなかったけど国道沿いに商店があったので、純粋な秘境駅ではない。オンシーズンなら秘境駅マニアが駅にいそうだが、僕1人だった。木造の立派な駅舎であった。
時刻表の分の数字が全然無い!
本と秘境駅には定番である駅ノートが置いてあった。やはり、オンシーズンには毎日の様に書き込みがあった。暗くなってきても灯りが点かないので、電源制御盤のブレーカーを入れたら点いた。制御盤が触りやすいところにあるし、
利用客も少ないから、利用者自身がブレーカーの上げ下げをするものかと思った。ただ、ホームに出る時につまみを下げても消灯しなかった。どうやらもっと暗くなったら自動で点灯する様である。
上の画像にも写っているが、なんと観光バスがやってきた。列車到着より1時間以上前に来て、エンジンをかけ続けていた。気になってしょうがなかった・・・。僕が乗る列車から20人位降りてきた。でも、秘境駅マニアの団体って感じには見えなかった。どういう旅行なんだろう?まあ、1日上下各1本しか停まらない駅で大量の人が降りるという珍しい光景を見れたのはある意味貴重だなあ。
バスを気にしながらお酒を飲み、駅ノートを読んだ。「白滝シリーズ」巡りの人が多かった。機会あれば僕も巡ってみたい。僕は見つけられなかったが、どこかにコンセントがあるみたいで
、「コンセントで携帯を充電しました」という書き込みが。それって電気泥棒じゃん・・・。以前には結局そうしなかったけど線路の上を歩こうとしたというブログを見た。僕の住むところはみかん畑が多く、僕の家もみかん農家である。山が近くにあるのでハイキングの人も通り、みかんを盗んでいく人がいるらしい。犯罪を悪いことと思えない人が増えているのだろうか?
暗闇のホームに出て、ここからは僕1人となる列車に乗車した。隣の上川駅までは34キロもある。昔は間に駅があった。さらに、乗った列車は途中で列車行き違いをするので、1時間以上かかった。外の雪が深かった。五能線で高波のそばを通った時にも感じたが、自然の厳しさは夜汽車の車窓で強く感じられる。
上川にも長い時間停まり、午後8時頃終点旭川に到着した。この列車、上白滝には停まるのに通過駅があるんだなあ。旭川からは「スーパー宗谷4号」に乗車した。安全対策で全然スピード出さないや・・・。札幌では「はまなす」をビデオ撮影する予定だったが、「スーパー宗谷」が若干遅れたので焦った。でも、同じホーム向かい側だったし、無事撮影できた。何人か写真撮ってたなあ。千歳駅近くのホテルに泊まった。明日からは夜勤なので、朝イチの飛行で帰ればいい。
今回も鉄、観光共に楽しめた。特に撮影では不満なところが少なかった。また北海道に行ける日を楽しみに頑張っていこう。
北海道らしい自然といえば、丘と原野(湿原)だと思う。一昨年はサロベツ原野を観光した。根室本線には原野の中を走る列車を俯瞰撮影できるポイントがある。尺別~音別にある「尺別の丘」と呼ばれる場所である。釧路地方は冬でも雪がそう多くないし、霧が発生しやすい地方であるが冬は発生率が低くなるだろうから、この時期にはもってこいだと思った。
札幌~釧路の夜行バスは2種類あり、それぞれ運賃が異なる。当然、安い方を選んだ。実は選ばなかった方のバスが撮影地の最寄駅である音別駅に寄るのだが、到着時間が早過ぎる。同駅は15時~8時まで無人駅で、駅舎に入れるかどうか分からないし、入れても怪しまれそうだし、いくら駅舎内でも寒いだろうから、お金がもったいないけど釧路まで行って戻ってくることにした。音別方面の列車は程なくして海沿いを走り始め、古瀬~音別の馬主来(パシクル)沼の車窓は見事である。昔札幌から各都市へ夜行列車が走っていた頃、終着間際の車窓が素晴らしかったのは「利尻」と「まりも(その前はおおぞら)」であった。
※釧路に戻る際に撮影
音別駅から徒歩約30分で現地到着。風も強くなく、霧も発生しておらず、天気良かった。素晴らしい撮影地だと思った。ただ、現地入口の目印となっている火葬場を意識しちゃうとテンション下がるけど・・・。なお、火葬場前行き止まりのところを駐車スペースと紹介しているHPもあるけど、「駐車禁止」の看板もあるし、車で直に入るのはやめよう。枯れた殺風景な景色だが、これこそ原野らしい。来年の大地の生命に繋がる景色である。サロベツ原野を訪ねた時も同じ様な景色で、その時にはつまらないと思った。でも、後になると先の通りに思える様になった。ANAの機内冊子に釧路湿原のことが載っていて、同じ様に思いの変化があった人の文章が載っていた。まずは下り普通列車を。好きなキハ40形を撮れて嬉しかった。
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撮影時間は長いが、のんびりと次の撮影を待った。以降は上に登って撮影。上り、下り両方、絶景を撮れる。平坦な道を歩いている時は昨晩から続いている膝の痛みをさほど覚えないのだが、坂道や階段の上り下りでは痛くてたまらない。なぜか筋肉はあまり痛くない。だんだんと風が強くなってきて参った。上りの「スーパーおおぞら」。上りは木々が邪魔だなあ。
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撮影してすぐ下り向けにカメラをセットしたら、「スーパーおおぞら」と尺別駅で交換した貨物が弧を描きながらやってくるではないか。貨物が来ないかなあって思っていたので、嬉しかった。視界が広いし大自然の中なので、列車は長い時間眺められ、走行音も長い時間聞こえ、列車が見えてからシャッターを切って遠ざかるまでワクワクした。ここではビデオ撮影も各下り列車で行なった。後ろの空荷が淋しいなあ。
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下り「スーパーおおぞら」。もう風ビュービュー(泣)
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まだ上り普通列車が撮れたが、風に耐え切れなくなったのと、膝の痛みのため駅に戻る時間に余裕が欲しいから、撮影を終了することにした。去ってみれば、これが原野の厳しさだなあと思えた。
音別川に架かる橋で撮ろうかと思ったけど、国道を走るトラックがもの凄い風を作って走っていくので、ヤメ。すると、また下り貨物がやってきた。コンテナいっぱいだったし、風強いの我慢してでも「尺別の丘」で撮りたかったなあ。あれ、さらにDF200の貨物が好きになっているぞ?(笑)
駅に着くと、その貨物が停まっていた。じきに前進し始めた。先へ向かうものと思いきや、今度はバックして2番線に入ってきた。その向こうではコンテナを持ったリフトの姿が見えた。荷下ろしのための停車であったのだろう。まあ、駅舎から外に出れば確認できたけど。上りの「スーパーおおぞら」が通過した後、今度は先へと消えていった。
次は釧路湿原で観光&俯瞰撮影。俯瞰撮影はシャッターチャンスが多いから、撮影下手な僕は好きである(笑) 釧路湿原は観光したことがあるが、広大な湿原の中にたくさんの展望台があり、当然それぞれ景色が異なる。さらに、一部展望台からは釧網本線の撮影ができる。今回は「サルルン展望台」に行くことにした。撮影対象は下り普通列車であるが、時間が無い。塘路駅から膝の痛みを堪えながら小走りで向かった。ところが、近道のルートが危険箇所があるということで通行禁止になっていて、迂回する羽目に(泣) 途中、別の「サルボ展望台」を通ったが、まずは素通りした。ここは構造物の高い展望台に上がらないと視界が開けない。ここも釧網本線の撮影ポイントである。なんとか列車通過前に「サルルン展望台」到着。三脚はセットせず、手持ちで撮影した。後追いになる。
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撮影後は景色を楽しんだ。塘路湖とサルルン沼他各沼が眺められた。
日本のかなり東なので、午後3時を過ぎたらもう日が落ち始めた。暗くなる前に下山したいので、行きにスルーしていった「サルボ展望台」に寄りたいので、ここを離れた。ホント、膝の痛みがたまらない・・・。「サルボ展望台」からは国道を真ん中に塘路湖と沼を眺められた。また、後ろは阿寒の山々が眺められた。
これにて下山した。それにしても、土曜日で天気も良いのに、全然人に出会わなかった。そりゃあ時間が遅いけど、下りてくる人には出会いそうなのに。両方素晴らしい展望台なのにね。寒いし、歩かなければならないからかね?
夕焼けに照らされ、塘路湖そばの山が赤く染まった。
雲は紅色に染まった。他にも曙とか、自然が作り出す色って神秘的だね。
宿泊以外で最後の目的地は摩周駅周辺。駅近くの共同浴場「泉の湯」へ。200円で温泉に入れる。地元の人が結構入っていた。お湯は透明で、臭いはあまりしなかった。
夕食は贅沢に寿司を食べた。ネットで調べて「寿司のよこ山」に入った。人の良さそうな大将だった。僕はちゃんとした寿司屋ではお酒を飲まない。ネタを楽しめなくなるからである。「北の幸握り」を食べた。いい新鮮なネタを使っていると感じた。目の前にタコの脚があって、出された寿司にもそのタコがあったけど、吸盤がデカかった。画像には無いけどあら汁付きで、なんかの肝も入っていてあっさり上品な汁物だった。値段も良心的だし、いい寿司屋であった。
本当はこの辺の温泉宿に泊まりたかったけど、明日の日程の都合で網走まで行き、泊まった。
今年のバースデー旅行は2年ぶりに北海道へ行くことにした。飛行機のマイルが貯まったからであるが、決心するのが遅れて誕生月である10月の希望日に特典航空券の予約が取れず、今月となった。一昨年は「北斗星」を撮れなかったし、キハ183系「オホーツク」を石北本線内で撮りたいので、リベンジすることにした。
「北斗星」撮影に時間の余裕が無いので、機内持ち込みできるサイズのリュックで支度していたが、運行情報より同列車が遅れているとのこと。急いで大きいリュックに荷物を詰め替え、家を出た。ただ、その後携帯からネットで調べたら30分遅れだそうで、意外に遅れていなかった。中部国際空港で時間の余裕がある様、三河三谷駅から朝イチの新快速に乗った。3×3シートの小さめの飛行機で、乗客も少なかった。もう北海道の観光はオフシーズンだからか?北海道上空に入った直後はまだ積雪していなかったが、新千歳空港に近付くと下が雪化粧していた。飛行機は約5分遅れで新千歳空港に到着し、もし「北斗星」が定刻通りだったら小さいリュックで行っても撮影に間に合わなかった。撮影地は島松~北広島 にあるポイントである。よくネットで画像を見掛ける同区間の撮影地は遠いので、その手前の島松駅から徒歩約20分のところにした。駅を降りて小走りで現地へ。方向音痴だし慌てていたので、道道に出るのに迷ってしまった・・・。地面、建物等はうっすら雪化粧していたが、道路の舗装してあるところは積雪していなかったので助かった。
撮影1つ目は貨物が来た。僕は旅客車両に比べれば貨物への興味は下で、甲種輸送以外は旅客車両撮影のついでが多い。ただ、DF200形はずんぐりしていて重量感があり、「赤熊(レッドベア)」と呼ばれているのがふさわしく、好きな機関車の1つである。完全逆光なので、曇っていて良かった。
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μシート以外ロングシートである733系使用の「エアポート」がやってきた。
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上りは屋根に雪を積んでいた。札幌方面は雪が多く、まだ降っているのであろう。789系「エアポート/スーパーカムイ」。さっきの733系といい、近年登場した銀色車は撮影するとメカニックな色合いに写るなあ。
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それにしても、通過予定30分後になっても「北斗星」が来ない。やはり札幌近郊になるとさらに遅れるのであろう。ぴったし1時間遅れ辺りでやってきた。撮影時は小雪がちらついた。ついに撮れて良かった。
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予定通りにいけば「北斗星」撮影後は支笏湖に行くつもりだったが、遅れたので無理(滞在時間が少な過ぎる)で、少し遅れたらウトナイ湖を考えていたがこれも無理なので、羊ヶ丘展望台に行くことにした。北海道には何度か行っているが、ここは有名観光地なのにまだ行っていなかった。さらに後の予定が札幌市内で、市内の観光地だから時間の余裕がある。引き続き撮影することにした。
721系「エアポート」。
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キハ283系「スーパーおおぞら」。
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これにて撮影終了。島松駅に戻り、羊ヶ丘展望台まで移動。行きは急いでいたので気付かなかったが、道道に向かうのに渡った踏切の近くに、島松駅の古い駅名標や踏切の警報器等が外に飾ってある家があった。鉄道ファンのお宅なのだろうか?
札幌に向かうのにつれ積雪が多くなり、雪が降っていた。週間天気予報で滞在期間に雪が降る予報だったので雪道用の靴を急遽買って履いていったのだが、そうしておいて良かった。新札幌から地下鉄東西線に乗車。これから地下鉄に乗る距離の計が多いし、羊ヶ丘展望台までのバスにも使えるので、千円の「共通1DAYカード」を買った。各駅ホームに安全柵があったので、撮影はする気にならなかった。ふと気付いたんだけど、JRを含め地元の人達は優先席に極力座らない様にしていると感じた。後で調べたら地下鉄は「専用席」というそうで、それもあってかJRでも優先席に座らない様にしているのであろう。地下鉄の「専用席」なら、座ったら周りから白い目で見られ、注意されるであろう。大通駅から東豊線に乗り換え。こちらはホームに安全柵が無い駅が多く、後で撮ることにした。
終点の福住駅からバスで約10分にて羊ヶ丘展望台に到着。ここ、入園料取られた・・・。こんな天気だし、観光客は少なかった。有名なクラーク像。
遠くには札幌ドームが見える。
北海道日本ハムファイターズ球団設立記念碑。選手の手形が並んでいた。今年は球団設立10周年である。
観光地名にも入っている羊さんは小屋の中にいた。
左は教会、右は雪まつり資料館。
資料館には過去の雪像のミニチュアがたくさん展示されていたけど、ごく一部しかその時の写真を併せて展示しておらず、なんかつまんなかった。
もう1つの教会。雪祭り資料館の隣のも含め、見学はできるのだろうか?中には入ろうとしなかった。
最後に足湯に浸かったけど、ぬるくて脚が癒されなかった・・・。
福住駅に戻り、列車撮影。
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一昨年は食べれなかった札幌ラーメンを食べに。ネットで調べて評判の良い、大谷地駅近くの「眞麺 穂高」で食べた。味噌ラーメンを注文した。柔らかいチャーシューの他に小さい切れもたくさん入っていて、チャーシュー増量メニュー利用でなくても十分満足できる。スープははじめあっさりしていたけど、少なくなると下にあるチャーシューの切れをどんどん口に入れるせいもあるのか、濃くなった様に感じた。満足の1杯。
外は暗くなっていた。次はこれも行っていない有名観光地の藻岩山へ。札幌市電に初乗車。帰りの通勤客でいっぱいだった。ロープウェイ入口駅近くからロープウェイ乗り場まで無料シャトルバスがあるが、乗り場到着直前にバスが行ってしまったので、徒歩で。雪がしんしんと降り続いていた。こちらも観光客少なかった。ロープウェイからミニケーブルカーに乗り換え、山頂へ。思ったほど視界は悪くなかった。まず夜景モードで撮影してみたが納得いく画像でなかったので、マニュアルモードでシャッター速度を遅くし、F値を色々と変え、納得いくまで撮影した。それにしても今日は僕みたいに男1人旅の人を見掛けるなあ。
プラネタリウムの上映が始まるというアナウンスがあったので、鑑賞することにした。僕1人貸切(苦笑) テーマは明るい街で星があまり見えない札幌上空の星空と、星について書いている昔の作家、歌人についてであった。教養的で、子どもにはつまらないだろうね。印象に残ったのが清少納言「枕草子」の「星は すばる。ひこぼし。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。尾だに なからましかば、まいて・・・」である。「よばひ星」とは流れ星だそう。「尾だに~」は「尾が無ければもっといいのに」という意味だそう。流れ星だったら尾があった方が綺麗だと思うのだが、「よばひ」=「夜這い」から「恋する人のところにこっそり行くのに姿が目立ってしまいますよ」という思いが込められているそうである。この前NHK教育で「枕草子」についての教養番組があったけど、清少納言の感性の高さがこの文章でも見受けられる。
再び展望台に上がると、先程より視界が良くなっていた。
翌日の第一目的地である釧路へは夜行バスを利用。お酒を飲む前に乗車する大通バスセンター前のバス停を確認することにした。酔った状態でバス停を探すのは無謀である。ただ、バス停確認後に周辺に飲み屋がないか探したところ見つからなかったので、そのままバスを待つことにした。バス停近くのテレビ塔。
時間まで地下で待ったが、ここで階段の昇り降り時に膝の痛みが来た(泣)
ラグーナテンボスのラグーナヒル付近にて行なわれた。駐車場から会場まで距離があったなあ。全国から25店の参加があった。秋田県の稲庭うどんや三重県の伊勢うどんといった真のご当地うどんもいくつかあった。全部食べれるわけなく、3食は食べれるだろうと思い、事前に食べるうどんを3つ決めておいた。午前10時から販売だけど、9時から並んだ。まずは香川県小豆島の「さぬきオリーブ牛肉うどん」を食べることにした。あいにくの雨で、待つのが辛かった・・・。雨のせいもあって、直前まで列ができなかった。うどんを受け取ったら、テントの中の空いているテーブルを探し、立って食べた。ブランド牛らしく、甘い牛肉が美味しかった。うどんは美味しかったけど、今年2回香川で食べているので、その時の味と比較しちゃった。販売開始前に「600食用意した」という声が聞こえた。それではすぐに売り切れてしまうだろう。帰宅後にネットで得た情報では、昼前には売り切れたそう。順位が付けられるイベントなのだから、勝負しに来ているのか?
次は大阪枚方市の「大阪肉かすうどん」に並んだ。「油かす」という牛の腸を揚げたものが入っているようである。これ、本当に美味しかった。肉の脂の旨味が感じられ、麺にも伝わっていた。
次は山形県村山市の「ひっぱりうどん」。調べたらちゃんとした郷土料理らしく、ほとんどのところが400円なのにここは300円だったので、食べてみることにした。麺は細く、納豆とサバ缶が入ったユニークなうどんである。お土産用も売っていたので買っていった。う~ん、郷土料理として尊重します(苦笑)
やっぱり3食が限界だった。11時前にはとっとと帰った。これもB-1みたいに投票方法が曖昧だった。「大阪肉かすうどん」に1票入れた。帰る時、うどんサミットを含むラグーナテンボスに入ろうとする車で道がかなり混んでいた。2万人来場したそうである。
後で結果を調べたら、愛知県名古屋市の「金鯱カレーきしめん」が優勝したそう。「大阪肉かすうどん」は2位だったそう。来年も蒲郡で開催だそうで、楽しみに1年待とう。