なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

瀬戸内の島旅 白石島、笠岡ラーメン

2018-06-24 23:59:56 | 日記

 基本、宿泊を伴わない島訪問はしないけど、「真鍋島にはのんびりする場所は無いかなあ」と思い、所要2~3時間のプチ登山コースがあるという白石島に行くことにした。
 また係員の人に断ってから待合所に大きい荷物を置き、登山コースに向かった。大潮の干潮だと歩いて渡れるかも。橋は架かっているけど、地元の竹島を思い浮かべた(笑)


 海水浴場は2つ浜があり、手前は水上バイクなどのレジャー客で賑わっていたけど、奥にはほとんど人がいなかった。


 登山コースへの曲り口の「中西旅館」を曲がったら、おばさんが座っていた。挨拶すると、「こんな暑い日に登山?」って言われた。「上は爽やかな風が吹いてるかもしれませんよ」と答えた。
 「はと石」。いくつか穴があって、手足を掛けて昇れるというが、滑って昇れなかった。


 近くには石仏像が。粟島にもあったけど、四国霊場札所巡りができるってこと?


 集落を見下ろす。


 道は階段があるところもあれば、岩肌を昇っていくところもあった。屋根つきのベンチがある場所に到着し、島や広島県福山市の工業地帯を眺めた。本州に近付いてきた。




 ここが「高山展望台」と思い、しばらく滞在してから歩くのを再開したけど、展望台はさらに奥だった。石材業が盛んな北木島は、それらしい島肌である。北木島は漫才の「千鳥」の大悟さんの出身地だそう。なかなか眺めが良かった。




 仏様みたいな形の石。


 「大玉岩」は気付かずに素通りしていた。「鎧岩」には碁盤の目の様な模様がある。


 登山コースは尾根伝いに進む様な感じだった。来た道を戻ることなく、先程の集落に下りられた。「仏舎利塔」。日本初のタイ式仏舎利塔だそう。


 「開龍寺」。唐から帰国した空海が寄り、開山したという。


 近くに神社があるのは神仏習合が関係しているのであろう。お参りはしなかった。


 本堂の右の建物に呼鈴があり、車があったので、ご朱印を頂くことができるんだろうな。御朱印帳を持ってくれば良かった。
また、空海が修業した場所だという奥の院まで行かなかったことを後で悔やんだ。
 予定より早く港に戻り、最終の「高速船」で笠岡に向かうつもりだったけど、1便前の「普通船」に乗ることにした。「普通船」といっても高速艇で、「普通船」は鉄道でいう「各停」、「高速船」が「急行」にあたり、種別名で三洋汽船が使っている。桑の実のジャムとアイスを買った。味付けのりを売ってたけど、それは真鍋島で買った。




 佐柳島から真鍋島まで乗った「ぷりんす」が来た。客室入口前の椅子に「三虎」の女将さんが犬と一緒に乗っていた。会釈して客室に入ったけど、降りる時に早く客室を出て声を掛けた。高校生のお子さんのところに行くそうである。きりっとした方だけど、気さくに話してくれた。「お元気」でと声を掛けてから桟橋から出た。
 予定より早いので、笠岡ラーメンを食べることにした。鶏ガラの醤油スープで、親鶏の肉を煮たのがチャーシューだそう。笠岡駅に近い「いではら」に行った。メニューは「中華そば(小)、(大)」とライスだけ。細麺で、麺が茶色くなっていた。鶏チャーシューはは心地よい歯応えがあった。スープは複雑な味ではなく、つゆという感じだった。




 新幹線特急券を早いのに変更し、帰路に就いた。ひとつの島旅で4島も行ったのは初めてである。今回も楽しい島旅ができたし、印象に残ったところもいくつかあった。またの島旅を楽しみにしよう。



 

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瀬戸内の島旅 真鍋島2日目

2018-06-24 23:58:06 | 日記

 朝から天気が良かった。早く朝食をとり、そのままチェックアウトした。本浦港の乗船券売場の人に断って、大きな荷物を待合室に置いた。そして、再度岩坪地区に向かった。自転車で抜かしていったおじいさんが本浦地区から見て手前の八幡宮の鳥居の前でお参りをしていた。
 宿で観光マップを貰ってきた。昨日場所が分からなかった「五輪塔」に行ったけど、説明看板はあっても「五輪塔」が分からず、一般のお墓で、人もいたのでウロチョロするのもいやらしく、見学を諦めた。近くにあった神社。


 ここにも城山があり、眺めが良いという。これもまた道に迷った。帰り道で確認したルートを記すと、「酒」の看板がある商店の脇の細道に入り、真ん中に井戸があり、2カ所に観光スポット案内板が貼ってあるので、「城山」と書かれているものがある一番左の道へ。あとは案内板に沿ってだけど、案内板が無いY字路があり、「浜」という文字が見える杭が分かれ目にあるのだが、左に進む。終盤は草が茂っていた。迷ったついでに寄ったお堂。


 城山に到着。そう眺めは良くなかったなあ。


 本浦地区に戻り、中心部を過ぎ、天神鼻に向かった。途中の浜が綺麗だった。


 天神宮の方から太鼓の音が聞こえてきた。静かに境内に入ると、何人か人がいた。会釈して近付いた。何をやっているのか尋ねると、「天神祭」だそうで、旧暦5月25日に近い週末に行なわれているという。太鼓の音と共に何か唱えていた。女性の神主さんが出てきて、御幣で皆さんの頭を祓った。「あなたもどうぞ」と言われて僕も祓ってもらった。お神酒を頂戴したり、お守りとせんべいを貰った。お守りの中には米が入っていて、他の米に混ぜて炊いて食べるとご利益があるというので、帰ったらそうしよう。






 中にあった神輿が出てきた。少年が担ぎ手に加わったけど、同じ船に乗っていったので島の子どもではなく親が島出身なのだろう。


 蔵にしまわれた。そのまま10時半頃終了した。


 中学生が走り神輿をやるというが、今はもうやってないかも。真鍋島はゴールデンウィークに行なわれる八幡宮の走り神輿が有名だそうで、ここの神輿はそれでも使われるのだろうか?
 旅先に行ってみたら、計画を立てて宿の手配をしてから、訪問している間に祭り、イベントがあるということがたまにあり、今回もそんな巡り合わせが嬉しかった。八幡宮の鳥居の前でお参りしているおじいさんといい、この島には信仰の強さを感じた。小学校の写真コンクールは「天神祭」の写真で応募しようと思う。
 天神鼻はこの奥だったけど、眺望が良くなかった。


 「まるどうさま」という石塔にも行ってみたかったけど、また道に迷いそうなのでやめておいた。昼食をとりに行った。喫茶店が休みだったので、新しい「モトエカフェ」でカレーを食べた。おこげみたいな色のカリカリしたのが食感よいビーフカレーだった。移住者がやってるそうで、「モトエ」は屋号を受け継いだそう。ゲストハウスもやってるそうで、宿泊施設が1つ増えたのはいいね。




 「とこのはな公園」で時間を潰し、本浦港待合所2階にある資料室へ。生活用具、漁業用具などが展示されていた。






 昼イチの高速船で白石島に向かった。



 

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瀬戸内の島旅 真鍋島1日目

2018-06-23 23:59:59 | 日記

 まずは「三虎」にチェックインし、大きな荷物を置いていくことに。インターネットでは、真鍋島で1人で泊まれる宿はここだけだった。HPによれば、追加料金が必要とのこと。しかし、電話してみると「他に宿泊者がいない場合は食材調達の都合で受け入れは難しい」と言われた。他に宿泊者がいたので受け付けてもらえた。駄目だったら乗り継いで北木島か白石島で泊まろうと思った。集落から離れている宿で、峠を越える。その入り口の案内。


 少し上って振り返ると、白黒写真に近い様な昔ながらの漁村の光景を見下ろせた。


 峠のてっぺんにある石仏像。


 下りていくと建物が見えてきた。


 受付で声を掛けるとご主人が出てきて、受付表の記入を促された。書き終えたら女将さんが出てきて、部屋に案内された。本館3階の部屋で、洗面台も付いた明るい部屋だった。


 身軽になって散策に。再び峠を越え、海沿いの道を岩坪地区の方に進んだ。防波堤が高いので、海を見ながら歩くのは窮屈だった。切れ目などから他の島を見た。


 八幡宮。


 佐柳島の大天狗神社みたいに中門があった。ここは手水舎がちゃんと生きていた。普段も島の人がお参りしてるのだろう。


 奈良県の大神神社みたいに、他の神社が隣接していた。格が高い神社なんだろうな。こちらはお参りしなかった。


 下りて岩坪地区の方に再び進むと、あれっまた八幡宮の鳥居があるぞ?距離が近いし、入口が2つあるのか?


 岩坪地区に着いた。


 今日は「五輪塔」に行きたかったけど、場所が分からなかった。本浦地区に引き返した。
 中学校の木造校舎は映画「瀬戸内少年野球団」のロケで使われたそうである。しかし、これも場所が分かり辛かった。真鍋島の観光スポットは集落奥にあるし、瓦みたいな案内板がなんか気付きにくかった。週末で学校は休みで、子どもの気配も無いとはいえ、このご時世だから門のところから校舎を見た。


 円福寺。


 立派な蔵。


 「ホルトの木」はお宅の中にあるし、2本ある木のどちらか分からなかった。


 真鍋小学校が写真コンクールをやっているという。児童のふるさと学習の目的があり、写真の上手さより内容だと思うので、僕も応募してみようと思う。


 宿に戻った。桟橋で釣りをしている人がいて、ログハウスには団体さんがいて、浜でのんびりはできなかった。こうやって、さっきまでいた島を眺めるのも面白い。


 露天風呂が空いていたので入った。


 部屋に戻った。夕食は放送で呼ばれるのだけど、呼びに来てもらったと同じ反応をして「ありがとうございます」と答えてしまった(汗)
 ここは魚料理フルコースで人気だという。最近は旅でご当地グルメを楽しむ様にしているので、宿泊とグルメを兼ねた形になった。まずは刺身から。高級魚のアコウもあった。魚の刺身は全体的にモチモチしてて、ニシ貝はコリコリしてた。




 洋食でも度々提供された。カルパッチョ。細い人参がちょっと甘くて美味しかった。


 焼魚。


 タコのアヒージョ。


 カサゴ?の唐揚げと天ぷら。レモンを絞ってかけ、塩を散らした。


 お~、エビの踊り食いだ!噛むと殻のシャリシャリ、後から身の甘さが味わえた。


 アクアパッツァ。優しい味わいだった。


 ビールとあまり店頭に出回らないらしい大吟醸酒「瀬戸のさざ波」を、料理にどちらが合うかの勝手な判断で交互に飲んだ。
 潮汁でシメ。


 美味しいし、お腹減ってたし、全部食べた。人気な宿なのもうなずける。
 部屋に戻り、じきに就寝した。






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瀬戸内の島旅 佐柳島から真鍋島へ

2018-06-23 23:58:59 | 日記

 朝食は9時からなので、それまでまた猫を撮りに行った。日帰り観光客が来る前だし、結構キャットフードを食べてくれた。今日は雨だから、日帰りの人は少なそう。飛んだのは昨日と同じ猫?みんなが飛べる、防波堤に乗れる訳ではないので、できない猫にも餌をあげる様に意識した。


 宿に戻って、モーニングの形で朝食をとった。会計時に土産コーナーのものを買った。僕は訪ねた地でお金を落としていくことを意識しているが、佐柳島に関する土産は無かった。島が属する多度津町としての土産物である「鰆とオリーブのふんわりそぼろ」を買った。多度津って市じゃなくて町なんだ。


 この後、事情により内容は伏せておく楽しみ方を1時間位した。あっ、やましい事ではありませんから(笑)
 宿に大きい荷物を再び預け、長崎地区の奥の方に行った。雨がまあまあ降っていた。猫はもちろん飛んでなくても可愛いし、絵になる。これは撮影で誰もが狙いたがるであろう、見上げ猫。青いベンチと相性がいい。


 坂道があったので上ってみた。行き止まりは堰になっていた。


 長崎地区を見下ろした。


 下りて海沿いをさらに奥へ。どこまでも続いていて、終盤は草が茂っていた。これは人が積んだのだろう。一体何のために?


 最後は草で通せんぼだったので、浜に降りて道の終点まで。


 これは荘内半島?


 引き返してるうちに天気が良くなってきた。真鍋島の今晩お世話になる「三虎」の建物も分かった。佐柳島は色々な島が見え、猫に興味無い人でも楽しめると思う。


 宿で荷物を受け取り、挨拶して本浦港に向かった。後回しになってしまった八幡神社にお参り。


 前とは別の防波堤の切れ目で「飛び猫」撮影。


 乗連寺。


 山路商店が開いていて、店先でおばさんが微笑んでいた。ジュースを買った。


 その他、こまごましたところを訪ね、港の待合所へ。先程の山路商店のおばさんが乗船券を販売していた。しかし、真鍋島への乗船券は売ってなく、船内で買う様に言われた。
 多度津からのフェリーが近付いてくると同時に高速艇の音が聞こえてきた。高速艇が右手から現れ、先に桟橋に着いた。佐柳島と真鍋島を結ぶ航路は毎週土曜日に1往復しかない。この航路に乗るのも佐柳島を選んだ理由の1つである。1週間に一度しか見られないフェリーと高速艇のツーショットを撮り忘れたなあ。高速艇からは年配の夫婦1組が降りた。乗ったのは僕1人だけで、フェリーから乗り継ぐ客も無かった。航路存続が危ぶまれる。
 出航してしばらくして係員が来たので、運賃を精算した。340円とは安いなあ。


 なんか、名鉄の駅の昔の行先、種別表示を思い浮かべてしまった。


 20分程で真鍋島本浦港に到着した。




※「真鍋島1日目」に続く





 

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瀬戸内の島旅 佐柳島1日目

2018-06-22 23:59:38 | 日記

 長崎地区が近付いてきた。


 こちらもブイに顔が描かれたものが。


 下船して本浦地区の山路商店は閉まっていて、長崎地区に2軒あるという商店を探したけど、1軒は閉まってて、もう1軒は発見できなかった。お酒買いたかったんだけど。
 この島には埋め墓と参り墓の両墓制があるのが珍しい。


 お墓の脇に鳥居という変わった組み合わせ。


 道は本浦地区と長崎地区を結ぶだけと思っていたが、長崎地区の奥の道はまだまだ続いてそうだった。他の島をもっと見れそう。奥に行くのは明日にまわして、チェックインしに宿に戻った。


 チェックインして部屋に案内してもらった。大きな荷物は部屋に運んでくれてあった。個室タイプの図工室があてがわれた。1人だと他はドミトリーの図書室か、個室タイプの資料室となる。理科室は2人からである。広くて贅沢である。黒板には過去の宿泊者のメッセージが書かれていた。








 音楽室はイベント等で有料利用できる多目的スペースとのことだが、子猫部屋になっていて、原則中に入れないそう。


 手前の紫陽花が綺麗な体育館?


 予約制の夕食の時間まで、猫を撮りに行くことにした。宿泊料金は前払いなのだが、カウンターにキャットフードがあり、玄関の赤電話に募金を入れれば貰え、かつ自転車が借りられるという。自転車は使わないので、キャットフード分の募金をした。これで「飛び猫」が撮れるだろう。




 八幡神社のところに猫が数匹いて、防波堤に切れ目がある。時間が遅くて観光客から餌をたくさん貰ったからか、あまり食べてくれなかった。「飛び猫」を撮れたのは1匹のみだった。




 宿に戻って夕食をとった。島のタコ尽くしだった。島ダコにハズレ無し。シックな曲が流れていた。


 日本酒の小さい瓶があったので買い、粟島で残ったお菓子をつまみに防波堤の台になっている安全な場所で飲んだ。


 この宿も目の前が海というロケーションで、雰囲気といい、これから人気になると思う。予約は早目がいいだろう。








 

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