「人参湯」営業再開日に初入湯

　昨年、ボイラーの故障で廃業した豊橋の「人参湯」が、京都の「梅湯」をはじめ廃業した銭湯を継業している「ゆとなみ社」の手により、本日から営業を再開した。廃業前に行ったことはない。銭湯を残したいという思いは、岡山県岡山市にあった「清心温泉」で感じている。なお、「清心温泉」は倉敷市で特殊な形にて最近再開したそうである。
　今日は仕事だったので、仕事を終えてから行った。駐車場が２箇所に数台分ある。入ると高いカウンターがあった。入浴後に、置いてある本に載っていたどこかの銭湯の番台の写真を見て、銭湯の番台の高さはこの位かもと思った。レコーダーがあり、音楽が流れていた。男湯は右手だという。脱衣所に入ると、出入口辺りに片隅があるロッカーがあり、入ってすぐの位置のロッカーだと裸が外から見えてしまうかも。
　浴室に入り、体を洗った。真ん中が適温な湯が出る一つの蛇口の洗い場で、奥に熱湯と水の二つの蛇口がある洗い場があった。ボディーソープとシャンプー備え付けで、タオルだけ持っていけばよく、公衆銭湯料金なのがありがたい。浴槽は薬湯、電気風呂、ジェットバス、普通の湯、水風呂があり、サウナは二つあり、片方は別料金がかかる。僕はどちらのサウナにも入らなかった。薬湯が漢方風呂で良かったな。電気風呂はほとんど電気を感じず、強くして欲しい。あと、時計が欲しいなあ。壁の絵が綺麗である。修復、変更されているところが多い中にそのままの部分が混じり、不思議な空間である。入浴者は年配の数人のみであった。
　上がってからパックジュースを買って飲み、先程の本などをさくっと見た。女将さん、元常連さんが互いに再会を喜んでいた。
　なお、再開にかかった費用の助けを願い、クラファンが行われている。僕もささやかながら支援した。返礼で入浴劵が後日届くし、たまに行こうかな。
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