雨が降っていたので、宿の近くにあるキャンプ場で本を読んだ。
今日の上り便で熊本の母子が他の島に行くので、見送りに港へ向かった。
荒波の中、船がやってきた。入港時、船体が揺れた。
船を見送った後、雨も上がったので、港辺りを散策した。港近くに祠があったが、中には木切れがあるだけだった。
道は火山灰で黒くなっていた。
ここにもオカヤドカリが生息してるんだ。
急な坂を下り、「ナハ浜」へ。降りると星砂が採れるそうだが、最後がかなり急斜面で、雨で濡れてもいて危険だから、降りるのは止めておいた。
お昼ご飯の時間になるので、宿に戻った。宿のご主人に会い、同じく帰るところだったので、一緒に歩いた。
昨日トレッキングしたコースとは別に、ガイドマップに登山道があったので、それを歩こうと上に行った。しかし、看板に出張所への届け出が必要と書いてあったので、出張所まで戻った。
出張所は閉まっていた。外にいたおじいさんに出張所の人と連絡取ってもらったが、今日は止めておいた方がいいと言われた。再び上に行って、牧場を散策した。「榊戸原牧場」に老夫婦が餌をやりに来ていた。浮き玉のハーフカットを餌入れに使っているのが島らしい。後に別の男性も餌をやりに来て、声を上げた。すると、別の牛がやってきて、餌を食べ始めた。牧場は10軒ほどが共用しているそうで、ちゃんと飼い主のもとに所有している牛がやってくるそう。
「根神・湯治場牧区」へ。女性がいて、「野焼きして草を生やしたのに、ヤギが食べてしまう。」と話し掛けてきた。旦那さんは「大名筍」を採っていた。「大名筍」はアクが無く、上品な味わいである。側溝が置いてあったので腰掛け、本を読んだ。近くには噴火した時避難する小屋があった。島内にいくつかあった。
学校の郷土資料室にあった甕と同じものが捨てられていた。
再び海の方へ。「竹の子農園」。
サンセべリアのハウス。
夕食前、夜1人では寂しいからと、名刺を貰っていた矢澤さんに電話して、一緒に飲まないかと誘った。OK貰ったので、夕食をとった後にご自宅へ伺った。お喋り好きな私が話してばかりだった(苦笑) 外国も旅したという女性が居候していて、話に加わった。害虫の話になり、昨日のトレッキングでヒルが出るかもしれないと言われた事を話した。そしたら、「ヒルはヤバい。血が止まらないし、タバコの火を押し付けたりしないと剥がれない。」と言われた。私はヒルを甘く見すぎていた様である(汗)
矢澤さんは山海留学生の里親をしていて、明日は学校があるので、早目に引き上げた。夜道、カエルの声が騒がしかった。諏訪之瀬島には川(あっても砂防用で、普段は水が流れていない)や池が無いと思われるのに、カエルがいるのは不思議である。また、蛍もいるそうである。