「伊勢名物」として三重が全国に誇ってきた土産物の「赤福餠」が大問題。
10月12日、「赤福餠」の製造年月日の偽装が明らかになった。
300年近くも続いた老舗の看板に泥が付いた。
その瞬間、駅の店頭から赤福が消えた。
実に怖い世の中である。
営々と気付いてきた老舗の看板も一瞬にして消えてなくなる世の中。
話を聞いてみると、それほど重大な問題を起こしたとは思えないが、
雪印の問題、ミートホープの問題と同列に扱うべきではないのに、
マスコミは鬼の首を取ったように騒ぐ。
製造年月日の表示に関して、農水省の指示通りではなかっただけで、
本質的にとんでもないものを食べさせていたというほどでもない。
「あまり、騒ぐな!」とマスコミに言いたい。
どうも、マスコミが国中をかく乱しているような気がする。
パパラッチがダイアナ王妃を死に追いやった。
優秀な政治かもつまらない問題を書きたてられて、沈んでいく。
老舗の味も、単なる報道でつぶしてしまう。
今、日本はまったく変な社会になりつつある。
真に問題は追及すべきだが、この程度は見過ごそうという配慮は必要だと思う。
しかし、報道の自由は実は報道合戦と同じ意味を持っている。
報道はお金になる、というところ。
お金で動く報道こそ問題と思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます