横浜国立大4年、中村聡志さん(23)とみられる日本人大学生を誘拐したイラン南東部の麻薬密売組織「シャハバフシュ」が、大学生解放の条件として指導者の息子の釈放を要求している。
一方、誘拐現場があるケルマン州の当局者は11日夜、
「イラン政府は麻薬密売組織の要求に屈することはない」
と述べ、拒否する姿勢を強調した。
どこの国にもある麻薬密売組織。
また、どの国にもある誘拐事件。
その交渉に対し、犯人の要求には一切応じないという姿勢はどこの国も同じ。
日本くらいのものであろう。
人命救助を優先すべすべし、と騒ぐのは。
しかし、誘拐された本人及び家族はどうすることもできない。
イラン自信がアメリカから悪の枢軸と指摘され、経済制裁までやっている。
その中で、さらに誘拐事件とは、何か不思議な気がする。
イスラム教国で、麻薬密売組織や誘拐があるとは、アッラーはさぞかし怒るであろう。
目には目を、歯に歯をだから、政府あるいは宗教警察は犯人に対して厳しく当たるのであろう。
実は、私の娘は2年前テヘランに留学をしていた。
その間、一回目は友達にだまされ、携帯電話を取られてしまった。
二回目は引ったくりに合いパスポートや財布を取られた。
その時は日本にいてやきもきしたが、そのことで娘は一回りも二回りも大きく成長した。
そんな経験のある私は、中村聡志さんの無事帰国を強く祈る。
そして、大きく育つことを期待する。
イラン政府の頑張りに期待する。
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