俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

たかりの常習

2007-10-20 17:35:57 | Weblog

本当にお粗末な話。

防衛省の守屋武昌前事務次官が在職中、受注業者の「山田洋行」(東京)元専務(69)とゴルフをしていた問題で、プレーは最近まで計百回以上に上り、マージャンや飲食も繰り返していたことが、分かった。
業者とのゴルフやマージャンを禁じた自衛隊員倫理規程に違反する。
また、守屋前次官の二女が米国に留学する際、元専務に「娘を応援してほしい」などと語学学校の入学手続きの代行を依頼していたことが分かった。

二人がゴルフのプレーをしたのは、山田洋行の関連会社が経営する千葉県や埼玉県のゴルフ場など。料金は週末のビジター料金で約二万~三万円。
守屋前次官の妻が同席していた時もあり、多いときには毎週のようにプレーしていた。
プレー費用は山田洋行側が代金を負担したこともあったというが、ほとんどがそうであったと思われる。

マージャンもかなりの頻度で行われ、前次官のほか山田洋行の社員が同席。
飲食についても元専務は、
「(前次官が)官房長に就任するまでは月に一回は飲んだ」
と認めた上で「やましいことはない」と弁明した。

一方、守屋前次官は数年前、二女が初めて米国に語学留学することが決まった際に、「手続きとかで、応援してやってくれないか」と元専務に依頼。
元専務は語学学校の入学手続きを手伝った。

二女の渡航後は、山田洋行が主催して現地のステーキ専門のレストランで激励会を開催。
同社側からは元専務を含めて三人が出席し、食事代を負担したという。

呆れた事務次官。
こんな奴が日本の官僚のトップにいたとは、・・・・・。

しかし、ほとんどのサラリーマンはこんなことでは驚かない。
みんなやっているんだから。
民間の会社は何とか役人との結びつきを作ろうと躍起になっている。
役人は、平然と構えていて、胡散臭い人間やあとあと問題になりそうな奴は近づけない。

本当に信頼置けそうな人間とだけ”お友達づきあい”をする。
守屋が小池防衛大臣から更迭された際、当時の官房長官は守屋を守る行為をした。あの時は”女のヒステリー”のような新聞報道も見られたが、結果的には小池大臣の判断が正しかったようだ。

民間、役人いずれの世界でも、たかりの構図ができていて、権力を握った奴はみんなこの”たかり病”に掛かる。
 
”たかり病”の初期症状は、少し震えが来る。
すこし、背後に何か嫌なものを感じる。
しばらくすると、免疫効果が働き、震えがなくなる。
そのうち、自分から電話をかけて薬を要求するようになる。
一種類の薬から不服数種類の薬を飲みたくなり、終いは薬漬け。
そのうち、その薬は麻薬であることが世間にばれてしまい、隔離される。
隔離された後は、一人寂しくなり、自殺したくなる。
ところがある時、子供から一言、「私は死んでしまいたい。みんなからいじめられるから」、と言われ、この解き始めて罪の意識を感じるのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿