チョット一眠りしている間に・・・

夏が過ぎ、台風が来て、日本が大騒ぎの間、ちょっと一休みしていました。

目が覚めてみると、日本は様変わり。

尖閣列島は中国の領土と言いだすやつがいて、それに少し抗議したら、日本製品の不買運動が起きてしまったという。

中国政府の露骨な態度に日本人は怒りの声を上げ始めた。

私の家内まで、中国人はきたない、モラルがないと騒ぐ始末。

私は、中国政府のやり方が問題であっても、そのことで中国人が悪いということはないと冷静にいったところ、どうして、日本の工場が燃やされなければならないの？

もう感情あたかまり、始末に負えない。

「尖閣列島が中国になっても、あんた、構わないのか！」

私は、冷静に答えた。

「領土問題で人間同士がいがみ合うのは良くない。戦争になるぞ。国がいろいろ脅しをかけてくるのは良いが、双方の国民や会社が一緒になって騒ぐべきではない。」

そもそも、国境なるものは個人の都合で出来たものではない。国の力関係で出来たもの。

力関係が変われば、国境も変わるのだ。

そのことより、国民は文化・スポーツ・経済を通して仲良くすべきだと持論をはいた。

行ったことも、見たこともない尖閣列島のことで、口角泡を飛ばす必要などないのだ。

隣の塀から柿の実が入ってきた。この実は果たして自分のみか？そんな問題こそ重大な問題なのだ。　あっはっは！

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