俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

守屋武昌・前防衛次官の証人喚問

2007-10-30 12:16:45 | Weblog

証人喚問で守屋氏の口からは、山田洋行の宮崎元伸・元専務との「癒着」の実態が次々と明らかにされた。
「(宮崎氏とのゴルフは)11年くらいやっているので十分200回を超えているだろう」「賭けマージャンをしたり、韓国クラブにも行った」
「守屋氏夫妻の偽名は『佐浦丈政』『松本明子』」――。

ゴルフのプレー料金として、1回1万円しか払わなかったことについては、
「大変能天気と言われれば能天気だが、ゴルフ場の正規料金を知らなかった」
と述べた。
宮崎氏と北海道や九州にもゴルフに出かけていたことも認めた上で、
「資金は宮崎さんの方でお支払いになったと記憶している」
と語った。

また、守屋氏は、
「あの……ほかにと言われると、ゴルフを始める時に、私と妻のゴルフセットをいただいた。今から4、5年前にも(別の800ドル相当の)ゴルフセットをいただいた」
と新たな事実を“告白”。
さらに、宮崎氏から日常的に海外土産のネクタイやバッグなどを受け取っていたことも認め、「お歳暮やお中元を相互にやり取りしていた関係だった」と明かした。

今回の証人喚問で、新たな疑惑も浮上した。

一つは守屋、宮崎両氏と政治家との関係をめぐるものだ。
守屋氏は次官在任中、一人の政治家との会合、複数の政治家との会合がそれぞれ1回行われたことを明らかにした上で、
「防衛長官経験者もいたと思う」と述べたが、
「迷惑をかける」と氏名の公表は拒んだ。
野党からは
「巨大な防衛利権に政治家が関与している実態を明らかにすべきだ」
との声が上がった。

また、民主党の川内博史氏は山田洋行が納入した装備品の価格水増し問題を追及。
さらに、次期輸送機(CX)のエンジンを選定する省内会議で議長を務めた守屋氏が、昨年12月に宮崎氏も同席してエンジン製造会社幹部と会談したことについても、守屋氏が何らかの便宜を図ったのではないかなどと指摘した。

宮崎氏 米国人脈の立役者

29日の証人喚問で、守屋氏は20年以上前に宮崎氏の紹介で米国務省や国防総省などの担当者らと人脈を作り、
「米国がどんなことを考えているのかを知る、貴重な情報源を得た」
と証言した。

守屋氏が宮崎氏と初めて出会ったのは1984年、まだ防衛庁防衛課(現・防衛政策課)の部員(課長補佐)だったころだ。
防衛課は、日米安保体制を基盤とした日本の防衛政策を策定する、防衛庁の中枢部署だ。
だが、それまでの守屋氏は国内の基地問題対処などに明け暮れ、対米関係を含む国際情勢にはまったく疎かった。
守屋氏は、宮崎氏と出会った最大のメリットについて
「僕に米国人脈を開いてくれた」
と周辺に語る。

 守屋氏は、宮崎氏が端緒を開いた人脈を足がかりに日米同盟強化や沖縄問題などで成果を上げ、次官に就任したといえる。

この証人喚問で問題は、接待等の問題はすべて認めたが、肝心の収賄に関してはすべて否定した。
政治家の関与については大臣出席の食事会だけは認めたが、誰が出席したかは説明しなかった。
この守屋はやはりしたたか者で、最も肝心の組織ぐるみの犯罪と政治家ぐるみの汚職構造まではコメントせず。

このままで証人喚問は終わるべきにあらず。

防衛省の汚れを一掃すべく政治家は戦うべし。

民主党は負けるな!


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