いずれも産婦の集団感染が問題になっていた1987年の症例という。
舛添厚労相によると、新たに見つかった資料には、医師が症例を検証し、分析した内容がまとめられていた。8人の症例は、いずれも同省が22日に公表した最初の調査結果で、イニシャルによる記載があったとされた116人の中に含まれている。厚労省はこれまでに2人の実名を確認しており、これで、実名が判明した患者は計10人になった。
8人の実名が書かれていたのは、青森県内で87年、産婦が出産時の止血剤として旧ミドリ十字(三菱ウェルファーマを経て現田辺三菱製薬)の血液製剤「フィブリノゲン」を投与され、C型肝炎に集団感染した問題に関連する資料とみられる。
418人の症例リストは、厚労省が2002年、当時の三菱ウェルファーマに提出させた。
この問題は一般国民にはわかりにくい。
厚生省の何が問題なのか?
被害者は一体誰で、今現在、どんな扱いになっているのか?
血液製剤って何?
血液製剤は今から20年以上前、厚生省がエイズの恐れありと知っていたにもかかわらず、杏林大学の教授が強引に推し進めた結果、多くのエイズ患者を生み出した。
ところが、今度は血液製剤投与後、C型肝炎の発症の可能性が高いことが解った。
そのことを厚生省は自分たちの責任回避あるいは大事件になることを恐れ、全ての資料を封印してしまった。
今になって、その資料が出てきた。
早く、血液製剤を投与されていた本人に知らせれば、延命の手が打てたものを、ことをうやむやのままにしてしてしまおうした。
罪なことである。
何も知らずになくなった人もいれば、発症してしまった人もある。
役人の事なかれ主義が大変な事故を引き起こしてしまった。
隠蔽体質はここことこら、役所だけでなく民間でも頻繁に起こっている。
どうも、人間の限界か?
モラルの低下?
隠蔽することが以下に罪かを法令化すべきではないか?
隣で知っているものがいたら、その人も罰せられるくらいに。
そうすると、垂れ込み、中傷、スパイの世の中になってしまう。
何かいい案はなかろうか?