俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

子供の運動習慣が少なくなっている

2007-10-08 13:32:15 | Weblog
子どもの走る、跳ぶなどの運動能力は20年前と比べて大きく下がったが、この10年間に限ると低下傾向がかなり鈍化していることが、文部科学省が7日公表した体力・運動能力調査で明らかになった。

下のグラフは9歳児の運動能力の変化
写真

調査は64年度から毎年実施しており、今回(06年度分)は6~79歳の7万1200人分の回答を得た。
運動能力のピークだったとされる86年から20年たつため、文科省は10年ごとの変化に注目して分析した。

その結果、青少年(6~19歳)の
走る(50メートル走、持久走)、
跳ぶ(立ち幅跳び)、
投げる(ソフトボール、ハンドボール投げ)
などの基礎的な運動能力はいずれも長期低下傾向にある。

例えば、9歳児の立ち幅跳びを86年度から10年間隔で比べると、男子が155.29センチ→149.31センチ→146.61センチ、女子が147.04センチ→140.94センチ→138.23センチと推移。ここ10年の低下は緩やかだ。同じような傾向は持久走などでもみられる。

また、同じ9歳児の50メートル走は男子が9.41秒→9.69秒→9.67秒、女子が9.74秒→9.94秒→9.98秒となっており、この10年間は「低下傾向とはいえない」状態だ。
ソフトボール投げなども同様という。

調査に協力した順天堂大の内藤久士准教授(運動生理学)は、
「子どもたちに運動の少ないライフスタイルが定着し、昔と比べて運動習慣が少なくなっているが、運動量はゼロになるわけではない。現在は、これ以上は大きく下がらない状態になっている可能性がある。80年代後半から急激な低下が指摘され、様々な取り組みが低下傾向を鈍らせるところまで来たとも考えられる」、
と話す。

国家の行く末は子供の成長に連動する。
すなわち、健全な国を作るには健全な子供の成長が大前提。
体力が年々下降減少にあるということは、国力も衰退しつつあるということ。

もっと活力ある教育システムを模索する必要がある。
昼間は外で大いに遊べる環境を作るべき。
放課後、大きな声で運動場を駆け巡る子供がいないのが不思議である。

パソコンはポコ・ア・ポコ


外務省は密約を認めない

2007-10-08 13:17:18 | Weblog
日米両国が沖縄の「核抜き本土並み返還」に合意した1969年11月、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領との会談直前に、両国間で返還後の沖縄に米軍の核の再持ち込みなどを認める「密約」を結んだことを明示する米政府の公文書が見つかった。
密約の内容は当時の複数の米高官らが認めているが、「秘密議事録」と記述された米側の公文書が明らかになったのは初めて。

見つかったのは、キッシンジャー大統領補佐官(当時)からニクソン大統領にあてた69年11月12日付と同13日付のメモ。
信夫隆司(しのぶ・たかし)・日大教授(日米外交史)が今夏、米国立公文書館で入手した。
首脳会談の進め方や手順を説明した文書で、05年に機密指定解除された。

12日付のメモで、キッシンジャー氏は、
「返還後の沖縄への核兵器持ち込みと繊維問題に関する日米間の秘密合意に関連して、佐藤首相とあなた自身(ニクソン大統領)は次のような交渉のやりとりをする」
と記したうえで、「手続きに関する申し合わせ」を添付した。

「申し合わせ」の核問題に関する項では、首脳会談での具体的な交渉の進め方が記され、「secret Minute」(秘密議事録=密約)という言葉があり、日米間で核密約があったことが前提となっていたことがうかがえる。

信夫教授は、
「密約の存在が公文書のメモの中で明確に確認された。
外務省は政府の信頼を高めるためにも自ら検証すべきではないか」、
と話している。

今回見つかった公文書について外務省は、
「文書がどんなものか定かではないのでコメントする立場にない。核の『密約』は存在しない」、
と従来の主張を繰り返している。

これが、大問題。
国民をごまかすやり方の自民党は、この件をどう釈明すべきか?

日本の非核原則である、
核兵器を持たず作らず持ち込ませず
を自らが破り、国民を欺いていた。

われわれは、うすうす誤魔化しだと感じていたが、アメリカからの公文書公開で明らかになった。
この期に及んでも、外務省はこの事実を認めようとしない。

これが日本の限界。
この件だけでも、自民党は一度野に下らなければならない。

パソコンはポコ・ア・ポコ