俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

なぜ、新聞は書かないのか?

2005-10-13 15:10:03 | Weblog
10月12日のサッカー親善試合、ウクライナ戦を見ましたか?

最初の数分で、「あれっ?このジャッジはおかしんじゃあないか?」、と思った。
さらにそれから、数分後、中田のドリブルに対し、後ろから引っ掛けて、中田を倒した。
しかし、それはイエローカードどころか、そのまま流してしまった。
一方、日本選手のファールは、想像以上に厳しかった。
素人の私でも、これはアンフェアーな審判だと思った。
0-0で前半を終わり、後半に入ってまもなく、中田浩司にレッドカードが出された。ウクライナの選手のボールに横から足を出したもの。
別にファールとも思えなかったが、なんと、これがレッドカード。

私は、この時、このゲームはウクライナに勝たせるために、審判は動いているなと確信した。
後半はますます、日本人選手のファールが厳しく取られ、ウクライナ選手には甘かった。

後半も残り10分になっても、0-0で動きなし。
10人しかいない日本選手はよく動いたと思う。
しかし、私は直感した。ラスト5分で、ウクライナはボールを日本のペナルティエリアに持ち込んで、ペナルティキックを勝ち取るだろうと。

それがラスト3分で怒ってしまった。
誰かが、キックで持ち込んだボールをヘディングしたところ、ウクライナ選手を押さえ込んだという理由で、ペナルティキックである。

私はこの瞬間興ざめした。
誰もが目を疑うほどのひどいジャッジ。

私は、このゲームはどうでもいい、と思った。
しかし、この審判は追放すべきだとも思った。

今日の新聞で、ジーコのコメントを読んだ。
コメントは以下の通り。

――今日のゲームは?
***自分からは(今日の試合について)何もコメントすることはない。今ここにレフェリーを呼んで、彼からどういう基準で試合を進めたのか聞いてほしい。

――今日のウクライナのメンバーでびっくりした選手はいますか?
***びっくりしたのは、レフェリーだ。

――欧州ツアーの結果に満足しているか?
***この試合についてはなかったものと考えたい。最初からこうなるという結果が分かっていてグラウンドに入る辛さを考えると、ここで起こったことすべてを頭の中から消し去りたい。

ジーコは試合後審判に詰め寄っていた。相当審判に文句を言ったのであろう。
しかし、公式的なコメントは随分、抑えた表現になっていた。

問題は、報道である。
読売、朝日、毎日の大手新聞は、この問題を避け、単に0-1で敗退というのみ。
試合展開の説明も淡々と書いているだけ。
あんたら、それだけしかかけないのか?
見て感じたままをかけないのか?
FIFAが怖いのか?
今の世の中で、自由にコメントできないのか。

私はこの事に、実は怒りを覚えているのである。