ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

外反母趾の手術・その後7

2023-02-16 09:52:49 | 日記

先日、外反母趾の手術後5カ月の診察に行ってきました。

外来受診でのリハビリやレントゲンはもうなくなり担当医の診察のみでした。

前回(12月18日の記事参照)、親指に入れたボルトを抜く手術をしましょうか、ついでに左足の手術もしましょうか?

と担当医に言われたのですが、

やっぱり手術は気が重い。

五カ月が経過して、痛みはほぼ完治し多少親指が人差し指側に戻りつつあるのと、人差し指の第二関節が曲がってきているのが気になりますが、

今のところ問題なく歩けています。

何しろ京都では毎日1万3千歩くらい歩いたけど、大丈夫でした。

なので、ボルトを抜かなくてもいいです、手術は今のところしたくありません、と伝えました。

そうですか、それじゃあ5月にまた経過を見せてください、ということで診察は終わりました。

多少気になる部分はあるけど、以前に比べたら天と地ほどの違いです。

痛みもなくなり、長時間歩けるようになり、長靴もはけるようになりました。

とはいえ、外反母趾の手術は誰にもお勧めできるものではありません。

私のように、まるで車の多重衝突事故のように指が重なり合い足裏には常に魚の目が出来て痛くて歩けない、といった状態の方なら手術もありかと思いますが、

多少の痛みはあるけど歩けている、外観が良くない、といった程度の方なら、他の方法を探してみることをお勧めします。

何たって入院手術は痛い、しんどい、辛い、長い、平穏な日常を奪われる・・

そういうのを覚悟しないといけない。

でも、非日常を味わうという楽しみ方もあるにはありますが、余裕のない方にはお勧めできません。

去年の9月のひと月というのは、私の人生の中でも特殊な時間だったと思います。痛みはともかく、ある意味安全で守られており三食昼寝付き、まるでエアポケットのような日々だったので、私的には十分楽しんだのですが、

やっぱり娑婆には娑婆の良さがあり、病院というのは世間から隔離された別世界なのだなあ、と改めて思います。

不思議なことに、もう一度入院してみたい、という気持ちはまだ少しあります。

なんかね、いいのよ。

病気になるには、病気になるメリットがあるようです。

潜在意識の中で、私たちは何かと比較して病気になる方を選ぶのだと思います。

辛く苦しい方を選ぶ、というのは奇妙な気もするけれど、常にそこには何らかのメリットがあり、

それを選ぶ理由があるのだ、という気がしています。

どんなことにも理由があって、それなりのメリットがある。

なので、理不尽な目にあったり、痛い目にあったりしたとき、そこにあるメリットは何だろうか、なぜ自分はそれを選んだのだろうか、そこから何を学べばよいのだろう、と自分に問いかけることが必要かと思います。

今回の入院手術は、私にとって、一種のエンターテイメントだったのではないか、という気もしています。

ほんと、なんかいいのよ、入院生活って。だからこそヤバいとも思うのですがね。

もう一度入院しなくてもいいように、日々しっかり鍛錬していこうと思っています。

次回、5月の外来受診までに指が変形しないことを願っています。

じゃないと外科医は嬉々として、

「じゃあ、手術しましょう!」って言うだろうからね。

 

コメント
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