おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

傘を持たなかったばっかりに

2009-05-24 23:36:55 | Weblog
コンタクトレンズを買いに出かけた

朝からの雨は殆ど止んでいたが

空はスッキリしない模様

この時、傘を持って行けば良かったのだが

邪魔になると思い手ぶらで出かけたのだ


私の使っているコンタクトレンズは

比較的人気があるのだろうか

いつも満足に手に入れる事ができない

在庫切れになる事が多いのだ

なので数日後に再び店を訪れる事になる

これが面倒なのだけど仕方がない

ケア用品もついでに買う


店を出てディスクユニオンに向かう

特にお目当てのCDがあるわけではないが

いつもの様に自然と足が向かうのである

以前ならその途中にブックオフもあって

必ず立ち寄っていたのだが

今では更地になっている


ユニオンでアイザック・ヘイズの紙ジャケが並んでいた

「黒いジャガーのテーマ」で有名な黒人のアーティストだ

最近、ウチの店の有線でやたらと流れるので

改めてそのファンキーなカッコよさにシビレていた私

70年代にソウル&ディスコと呼ばれていたジャンルがあった

バン・マッコイ&スタイリスティックスの「ハッスル」は

未だにCMなどでも使用されている

因みに「黒いジャガー」がサミュエル・L・ジャクソンで

「シャフト」としてリメイクされた際に

オープニングで流れるテーマ曲に心を奪われ

即座にCDショップに走った

話が逸れたが、アイザック・ヘイズのCDは買わずに

ナツメロ系を数種レジへ持って行った


ユニオンの後にもう一軒立ち寄って

店を出たら雨が本降りになっていて

雨宿りが出来る場所もなく

仕方なく居酒屋に入る事にした

カウンターにオジサンが一人だけの暇そうな店だった

繁華街からかなり離れた場所にあって

近所の馴染み客で持ってるような店だ

お腹が空いていたので此処で満たす事にする


私の後に若いカップルが二組入って来た

一組が私の横のテーブルに腰掛けた

女がデジカメで新潟の名所を撮って来たらしく

彼氏にアレコレ説明している

男は車を運転してきたらしく

一杯目は生ビールだったが

二杯目からはウーロン茶に変えた

女はお構いなしに自分の故郷の話を続けている

どうでも良いが、ついつい耳が傾いてしまう私は…


傘を持って来なかったのが裏目に出た

プライベートで飲む事は滅多にないのだが

よりによって居酒屋で日本酒を飲んでしまった

果汁サワーにしとけば良かった

帰りがけにスタッフの女性が気を遣って

「熱いお茶をお持ちしましょうか?」

気が抜けてる休みの日は少量の酒でも酔いが回るのは早い

こんな寂しい状況をゲイの友達にメールしたが

彼とて折角の休みなので男とデイトなのか返事は来ない


昨日、昔片想いしてた男に久々に電話した

あいつと一緒だったらこの酒もどんなに美味しかっただろう












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インフルエンザ怖い

2009-05-23 11:04:27 | Weblog
昨晩、店前でキャッチしていたら

通りすがりの若い女の子2名が

親しげに話しかけてきた

でもその内容は…

「この町の会社員がインフルエンザ発症したんですよ」

え、え~!

川崎、八王子に続いてこの町が…

「若い男性らしいんだけど

 大阪でうつされて来たらしいんですよ

 ○○病院に入院中なんだって」

そのせいなのか週末と言うのに人通りが少ない


通勤時に乗った中央線は激混みだった

帰宅のラッシュアワーだから仕方がない

この電車は八王子も停まる

そして大阪で感染して来た男性の住む町にも…

それなのに乗客の多くはマスクをしていないのだ

マスクをしたくても薬局では売り切れ続出で

手に入れる事が出来ない

ワイドショーで言っていた事は大袈裟ではなかった

私もいつも利用するドラッグストアを覗いたが

つい先日まで店頭に並んでいたマスクが

何処を探してもないのだ

例年ならこの時期にマスクが飛ぶように売れる事など有り得ない

だから店側も冬の売れ残りを店頭に並べていたのだろう

メーカーも生産が追いつかないと言う


インフル対策としてマスクは使い捨てが基本のようだ

ウイルスが付着しているかも知れないので

耳にかけるゴム部分を持って捨てなければならない

外出から帰って来たら、まずはうがいをして

更には顔や手も洗うようにテレビでは呼びかけている

でもそこまでする人が何割居るだろうか


それと感染者がまるで犯罪者のように扱われるのも気の毒である

万一私が罹患したら、これまでの患者同様に

不愉快な報道をされるのだろう

住まいを特定され、近所の主婦からも

「○○号室の人、インフルエンザに罹ったらしいわよ」

「あらやだ、あの方が?」

「得体の知れない変わった人なのよ」

「たまに聞こえてくる声は

 男だか女だか分からないような変な声だし」

「いい歳して結婚もしてないみたいよ」

「何処へお勤めしてるんだか、毎朝早い時間に帰って来るのね」

「あら、夜のお仕事なのかしら?」

「この辺からインフルエンザ患者が出るなんてねェ」

「全く傍迷惑だわ」

なんてヒソヒソ話をされそうな気がする


そう言えば此処のところ頭が重いし

喉もいがらっぽい

店の前で私に話しかけてきた女の子たち

「ここのオネエさん、インフルエンザに罹ったんですか?

 この間見かけた時はとても元気だったのにィ…」

隣の店のママにも親しげに話しかけそう














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フィリピンパブへ

2009-05-21 15:51:37 | Weblog
新型インフルエンザが関東にも…

今朝のニュースでアメリカから帰国した

川崎と八王子の女子高生が発症したと報じていた

早朝の電車内は相変わらずマスクの着用率が低い

私の並びには咳をするオジサンが居るが

マスクをしていない

関西地区と違い、まだまだ危機感が低いようだ

そう言う私も常に鞄にはマスクを用意しているが

装着する事はあまりない

マスコミはあれだけ大袈裟に報道しておきながら

「ナーバスになり過ぎない様に…」とかワケわかんないし

まあ、どちらにしても予防しておいて損はないだろう

この不景気に加えて新型インフルエンザでは

夜の商売などあがったりだ


昨夜は早い時間にお客さんから電話があって

近所のフィリピンバーに誘われた

駅の反対側に最近オープンした店だ

広い店内にお客は2組だけで

私を呼んでくれたお客さんには4~5人の女の子が付いていた

彼の知り合いのフィリピーナが

今度この店で働くので顔見世興行も兼ねて

飲みに来たようだ


この店のママはカンボジア人だそうで

ウチの店の並びにあるMと言うフィリピンパブに

2年間在籍していたらしい

どう言ういきさつでこの店のママになったかは

知る由もないが

タガログ語を喋れないので

フィリピン人の中で何となく浮いている様に見える

勿論ママと言う立場上、しっかりしなきゃならないので

他のスタッフたちとはノリが違うのかもしれない


それにしてもこんな不景気にも拘らず

オープンする店があるのだからお水の世界は逞しい

聞くとこの店は年中無休だそうだ

私の横に付いてくれたレイと言うエキゾチックな子は

「14歳の娘が居るのよ、いつも携帯ばっかりイジってるわ」

と打ち明けた

彼女は、やはりウチの店の近所のVで働いていたらしい

そこのママは大変厳しかったそうだ

それにしてもこの店は冷房を入れてないようで

やや暑いのだ

扇子を持ってきて正解だった


店に入ってから2時間は過ぎただろうか

他にもお客さんがチラホラ入り始めた

きっとこれからが賑わうのだろう

私は呼んでくれたお客さんにお礼を言って

店に戻った

同伴してもらおうと思ったが

ここで強引にすると次がないかもしれないので

「もし良かったら後でウチの店も覗いて」と

控えめにお願いしておいた

















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カスミ

2009-05-20 08:46:00 | Weblog
今朝は酔っ払って始発のロマンスカーで帰って来た

カスミと近所のショットバーでキツいお酒を飲んだのだ


カスミは11時過ぎに店に来た

しきりに携帯を気にしている

どうやら誰かからの電話を待っているようだ

しばらくして派手な着メロが暇な店に鳴り響いた

最初はニコニコしながら話をしていたが

途中で私に携帯を寄越した

「行けないって言って…」

カスミが私に合図する

「もしもし、お電話変わりました

 私は、今彼女が飲みに来ている店のスタッフですけど

 カスミちゃん、どうやら酔っ払って

 そちらに伺えないそうです…」

間があって「そうですか」とボソリ

電話の向こうから冷静な男性の声がした

「ごめんなさい、改めて電話するそうなので…」

と言って電話を切った


相手は誰なの?としつこく聞くと

今ハマっている歌舞伎町のホストだと打ち明けた

歳は38で、その店には8年在籍していると言う

深い中になってるらしく、

それを本当の愛と彼女は受け止めているようである

傍で聞いていて、まんまと彼の術中にはまってるんだと思った


さっきの電話を切ってから、カスミの携帯にはメールが届いている

「ねえ、例のホスト?」

メールの内容を私に見せる

命令口調で店に来て欲しい旨を綴っている

そして、さっき私が出た事に関しても

怒っているようだ

もしかしたら〆日が近くて

売り上げを何とか伸ばしたいので焦っているのだろうか

こんなご時世だからホストだって食って行くのは大変だろう

増してや38歳となればかなり不利なのでは…


「アンタ彼のところへ行きたいんでしょう?」

素直に首を縦に振るカスミ

でも今日はあまり持ち合わせがない様だし

タクシーを飛ばせばそれだけで8千円くらいはかかる

「今度お金がある時にした方が良いんじゃないの?」

飲みだすとハシゴしてでもとことん飲みたい彼女

増してやハマっているホストからメールが次々送られて来る


とうとう我慢できずに彼に電話をかけるカスミ

相手は接客しながら携帯に出ているらしい

普通、お客様のお相手中に長電話などもっての外だろう

「ねえ、今日お金がないの、それでも飲ませてくれる?」

自分の事を単なる金づると思っているのか確かめたいようだ

電波状態が悪いのか、相手の店がザワついているのか

話し声がまともに聞こえないらしい

「金を下ろしてでも来い」と言うのだけは聞こえるようだ

電話を切ってから彼女に

「日を改めて行った方が良いんじゃないの?

 今あるお金じゃとても足りないでしょう」

では代わりに何処か付き合えと言う

男の居る所じゃなきゃイヤだとも…

近所のショットバーが思いついた

あそこならスタッフの男の子が上手く相手してくれるだろう


ショットバーではノリの良い男性スタッフが気に入った様で

カスミも上機嫌だ

私は一杯目に飲んだ濃い目のウォッカベースのカクテルで

気分が悪くなった

めまいもしてきた

カスミは益々元気で、閉店時間が近付いてるこの店で

スタッフにしつこく一気を強要している

ホストよりもこっちの方が楽しいでしょ?

ノッてる彼女を置いて先に帰る

始発のロマンスカーを目指して急いだ
























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月曜日の半分

2009-05-18 14:43:10 | Weblog
昨夜の強風は既に何処かへ行ったようだ

朝から気温が上がって、午後には30度近くまでになっている

この部屋の中も25度だ

時おり扇風機を回している

入梅を控えて、ちょっとした初夏の陽気を楽しんでいる


テレビを点けると「ドミノ・ターゲット」をやっている

70年代後半のサスペンスアクション映画だ

ジーン・ハックマン、キャンディス・バーゲン、リチャード・ウィドマーク

何と懐かしい顔ぶれだろう

当時買ったサントラ集に、この映画の主題歌も収録されていた

心安らぐ女性ボーカルが印象的だ

映画のイメージとは異なるこの歌が映画の冒頭で流れるのだ

ついついビデオに手を伸ばし録画スイッチを入れてしまった

テレ東の「午後のロードショー」では

この手の70年代B級作品をさり気なく放送してくれるので嬉しい


今日からまた新しい一週間の始まりだ

お天気はどうだろうか

南の方では入梅した所もあるようだ

世間一般では給料前のハングリーな週だ

何とか乗り切れれば良いのだが…


昨日アキラちゃんと焼肉食べた後

マックで軽くお茶して帰った

部屋に戻っても、まだお肉がもたれていたので

冷たいジュースを飲みながらパソコンに向かう

いつも見ている韓国の動画サイトに新たなムービーが追加されていた

何と1時間もある

早速ダウンロード保存

私と同じ様な趣味の人からのアクセスが集中しているのか

時々ストップしてしまう

また保存完了までに2時間以上かかると言う

ずっと待ってらんないのでモニターだけ切って

ゴロンと横になっていた

それがいけなかったのだ

気が付いたら朝方だった

保存はとっくに終了している

パソコンの電源を切らなければ

しかし、睡魔には勝てず再び眠りの世界へ


次に目が醒めた時には窓の向こうはすっかり明るかった

何時だろう、時計を見ると10時近い

この天気に洗濯をしない手はない

夕方になると風も出てくるかもしれないので

今の内に片付けてしまおう


ついでに食事も済ませてしまおう

昨日の朝、寒かったので豚汁を作っていたので

それを暖めた

かなり前に買った玉ねぎもそろそろ食べないと…

竹輪があったはずだ、一緒に炒めよう

ご飯はレンジでチンする麦ご飯がある


こうして、いつもの様に月曜日の半分が終わるのだ










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